当方の職場では、恒例のFriday Lunchがあります。事務所の皆で金曜日に昼食に出かけることです。最近、当方はここ何回かのFriday Lunchで気づいた事があります。日本人にとってこれが苦手なのは、どうやら英語の聞き取りの問題だけでは無いようだという事です。何か話題そのものが、我々日本人にはとっつきにくいものの様です。よく聞いて見ると、どうやらこちらアメリカ人の話題の中心は以下のような物です。
1.家族の事。
2.家や敷地の補修の事。
3.車の事。
経済の成行き、それに絡む自分の会社や業界の事、又政治や社会の動向それに世界情勢のいわゆる時事問題が好きな我々日本人とは、はなから話が合わないわけです。
ご安心ください(誰も心配していないか...)。その後もジョギング、ウォーキングを続けています。月ペースで70Kmから110Kmの距離を走って(歩いて)います。その記録を月別にまとめてみました。
先日、わが地元のルイビル大学のバスケットボールの選手が学校のパーティで騒ぎ、警察に逮捕されるという事件がありました。「反省しないアメリカ人」というタイトルの本がありましたが、こちらでは学校側の対応はまさにそのアメリカらしい対応でした。
バスケットボールの監督のコメントは以下の通りで、勿論謝罪はありません。
“We are aware of the issue. We will handle it internally.(我々はこの問題に注意を払います。これは内部的に処理します)”
ウォーキングトレイルを歩んでいくと、
遠くにぼんやり木が見えます。雑木林ですが遠くから木がぼんやり見えます。しかし一本一本はっきりは見えません。しかし、木であることは確かです(遠景)。
大分近づくと、木が一本一本はっきり見えてきました。何本かの木があります。ある木は、大きかったり倒れていたりでユニークな状態です(近景)。
この木の見え方で、英語圏の人は冠詞を定義付けているのではなかろうか、というものです。それを鳥瞰図形化してみました。

(ウォーキングトレイルから見た景色〔と、思ってください〕)
しかし、こちらアメリカでは英語はコミュニケーションの道具。日本人から見ると結構いい加減な語句や用法があります。
皆さん、ジャグバンド(Jug Band)なるものをご存知でしょうか?Wikipediaの説明によると、
ジャグ・バンド (jug band) とは、20世紀の初めごろにアメリカ合衆国南部の地域で興った音楽バンドの形式、あるいはそのバンドの演奏する音楽。ジャグ・バンドの「ジャグ」とはウイスキーなどの飲み物を貯蔵するための瓶を意味する。ジャグは、口に息を吹き込むことによって、低音楽器として使用される。
バンドの編成はまちまちであるが、ジャグ (瓶)、ウォッシュボード (洗濯板)、ミュージカルソー (ノコギリ)、カズー(ストーブの煙突、櫛、ティッシュペーパーを使ったもの)、ウォッシュタブ・ベース (洗濯桶とモップから作ったベース)、スプーンなど、身の回りにあるものから作られた手製の楽器を多く使うのが特徴と言える。これらの楽器にハーモニカ、バンジョー、ギター、マンドリン、アコーディオンなどの楽器が加わる。音楽的には、トラディショナルなジャズ、ブルース、カントリーなどを基調としたものが一般的である。
A jug band is a band employing a jug player and a mix of traditional and home-made instruments. These home-made instruments are ordinary objects adapted to or modified for making of sound, like the washtub bass, washboard, spoons, stovepipe and comb & tissue paper (kazoo).
とあります。
このJug Band Festivalがルイビルであり(9-19-’09)、日本からもOld Southern Jug BlowersというBandが参加し、当方はその通訳ボランティアとして参加しました。
当方は、これを聞くのは初めてでしたが、なかなか歴史のある音楽性、秀逸な演奏に魅了されました。その様子をどうぞ。
(Old Southern Jug BlowersのCDジャケットから。イラストの二人が手にしているビンが狭義のJugと呼ばれるものです)
(コンサート会場のオープニングセレモニーでの演奏)
「その件は、前向きに検討させてください」
この言葉は日本語の会話の常套句です。政治家の答弁に始まり一般人もよく使います。あるときは肯定に、あるときは否定にも使えると言う、間接的表現のハイコンテクスト満載な代表的な句です。
これを、ローコンテクストないしはテクスト言語の英語に訳するのには一工夫いります。辞書で引くと、この場合に近い言葉は”Consider”がありますが、少し補足がいります。
“I will doublecheck my schedule for next year. If every thing is OK including the expense budget, I would consider to come here.”
と、いったところでしょうか。直訳すると、
「私は私の来年のスケジュールを再チェックします。もし、旅費予算含めて全てOKであれば、こちらに来ることを検討します」
こちらは、直接的表現のローコンテクスト若しくはテクスト的な表現満載です。英語をスムースに切り出すには、この特徴を考慮した変換が必要なようです。他の例も挙げて、それをみてみましょう。
その英語のハイコンテクスト用法の良いサンプルが見つかりましたので紹介します。こちらで人気の“Dilbert”というコミックの中に掲載されていました。これは「コミックかぁ」と言うなかれ、なかなかSarcasm若しくはIrony(両者の定義が個別にあり厳密には違う物のようですが)が効いた面白いコミックです。なによりビジネス用語も出てきて、我々周辺のビジネス的言い回しの勉強になります。
この両者の考えの違いは、勿論社会の各方面に影響を及ぼしています。日本の閉塞ビジネス社会とアメリカのどこかおおらかなビジネス社会も、一部要因はこれから来ています。
今回は、ビジネスのグローバルな価値観となっているカスタマーサティスファクションについて、これを考察をしてみます。
Ichiro : “Can I have coffee?”
でした。コーヒーを注ぎ終わった瞬間、「オッ。これっていうのは、日本語のハイコンテクストと英語のローコンテクストの違いが現れた表現だな」、と実感しました。
この違いを論証した説は沢山あり、英語への取り組みにおいて参考になる説が並べられています(下段:注)。
今回は、それを実例を挙げて紹介すると同時に、当方の新説(?)かもしれませんが、英語にもハイコンテクスト表現があり、これが英語にリズムをもたらしているのだということも紹介したいと思います。
その要諦は、
1.英語を使えると言う事は、話せる事に他ならない
2.話す訓練をしなければ、話せない
3.学校の英語授業の時間だけでは、圧倒的に不足している
4.一旦話し始めると、中学英語以上のレベルの英語は(そうそう)使うものではない
です。







