アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
当方の今年の仕事の抱負------“終身”雇用アメリカの労働事情
今年の抱負にも関係しますが、今年65歳になる当方のアメリカでの会社の仕事の見通しについて少し。

当方はこちらの会社に現地採用の形になっていますので、定年というものはありません。アメリカでは本人の意思(と能力)次第で、退職時期を自分で設定できます。よって当方は、日本では一般的な定年後勤務継続も終了する歳ですが、今年は勿論、もう4~5年、70歳位までは今の会社勤めたいと思っています。

日本の経営管理の三種の神器は、①終身雇用、②年功序列、③企業内組合といわれていますが、どうやら終身雇用の方はアメリカの方が確保されているね、というお話を。

[当方の今年の仕事の抱負------“終身”雇用アメリカの労働事情]の続きを読む
スポンサーサイト
生産性の低い、日本のビジネス社会----現地現場主義もどうかなぁという論説
最近の東洋経済オンラインに、

【「1人あたり」は最低な日本経済の悲しい現実
日本の生産性は、先進国でいちばん低い】


というコラムが出ていました。以前、本ブログで日本の会議の生産性の低さを投稿しましたが、本日はもう一つの日本的管理手法の「現地現場主義」もどうかなぁ、という論説です。
[生産性の低い、日本のビジネス社会----現地現場主義もどうかなぁという論説]の続きを読む
アメリカの州知事の慎ましやかな出張旅費------アメリカの税金の考え方と舛添東京都知事との対比
舛添東京都知事の高額出張費、政治資金私的流用、公私混同、(標題はもうなかったっけ?)が問題になっています。洋の東西、政治家や官僚が係わるとどこでも起こりがちなことですが、こちら税金の使途の監視の厳しいアメリカでは、多少ブレーキが効いている様な感じです。

今回は特に出張費について、取り上げます。

こちらケンタッキー州の知事も、企業誘致等で出張します。前の知事が在職8年間で33回の出張(国内国外)していますが、その合計金額が45万ドル(約5千万円)でした。東京都知事の海外出張1回分ですね(セキュリティー要員の費用は含まれていないそうですが)。

235_201606010559580f3.jpg
(舛添氏著書。「なるほど、こうなるには、ああでなければ....」

[アメリカの州知事の慎ましやかな出張旅費------アメリカの税金の考え方と舛添東京都知事との対比]の続きを読む
新年の抱負--------アメリカの”New year resolution”観
皆様、新年明けましておめでとうございます。

21世紀も10余年過ぎた“光速”の時代に、今頃新年の挨拶は無いかと思いますが、当方の若い頃は1月一杯は“正月”で、1月末までは新年の挨拶をしていたものです。

さて新年というと、今年の抱負は?となるものです。しかし年を取ってくると、なかなか抱負も豊富にはなくなりますが...

こちらで見つけた、アメリカの“新年の抱負(New year resolution)”観を。

003_2016011406283035c.jpg
[新年の抱負--------アメリカの”New year resolution”観]の続きを読む
“舌”に関する違和感----喋る事は良い事だ”とする英語圏と“沈黙は金なり”の日本
異文化の中で生活するという事は、いろいろな事に違和感を感じるものですが、今回のテーマの“舌”に関しても違和感を感じる最たるものです。

写真のアインシュタインとマイケルジョーダンの舌出し。日本人であれば(アジア人全般?)こんなに舌も長くなく、また白熱の競技中に舌を出すと舌を嚙んでしまいそうではないか、と心配になります。

日本では、まずお目にかかれないシーンですね。

th.jpg

michael-jordan.jpg
[“舌”に関する違和感----喋る事は良い事だ”とする英語圏と“沈黙は金なり”の日本]の続きを読む
年齢を意識する日本社会と、意識しないアメリカ社会-----年齢による社会の位置づけ方の対比
還暦過ぎ会社人にとっては、関係する日本の会社関係の人達の年齢が気になるところです。あの方はもう60歳を過ぎているが、まだ現役で働いているだろうか。あの方は、50歳代半ば、どんなポストで頑張っているだろうか、等々です。

これは、日本の企業の定年制のなせる業で、年齢により社会の立ち位置が決められている日本社会の縮図です。日本では、かように各人の年齢が気になります。

ところが、アメリカ社会ではこの意識は少し違ったものになります。

[年齢を意識する日本社会と、意識しないアメリカ社会-----年齢による社会の位置づけ方の対比]の続きを読む

テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

アメリカの一極“非”集中-----大統領選討論会の場所と大企業の本社所在地
アメリカ大統領選がいよいよ大詰めになって来ました。先日、最初の討論会が行われ、オバマ、ロムニーとも論戦を戦わせました。ニュースの討論の模様を聞いていても、ロムニーの落ち着いた話しぶりが聞こえてきました。

さて全米注目の討論会。先日はコロラドのデンバー(Denver, Colorado)で行われました。コロラドは人口で全米22番目の州という中位の州。且つ位置的にも大規模州より離れた西部のいわば田舎の州。ここで討論会を行うというのは、日本では考えられない地方重視の考えです。日本でいえば、総選挙最終コーナーの政党党首の街頭演説を、岡山県か熊本県で行う様な位置付けでしょうか。

アメリカでは、日本で考えられないくらいに、この地方重視、一極“非”集中が進んでいます。

[アメリカの一極“非”集中-----大統領選討論会の場所と大企業の本社所在地]の続きを読む

テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

アメリカのHappy retirement-----日本の”退職後人生の経営“との比較
先日、職場の同僚のHappy retirement party に参加してきました。会場では、“Congratulations!”や ”I envy ~”の声が飛び交っていました。こちらでは日本の様な「定年後の悲哀」や「定年後の生き方」という話題は皆無です。
[アメリカのHappy retirement-----日本の”退職後人生の経営“との比較]の続きを読む

テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

会議による生産性低下の日本のビジネス社会-----アメリカのビジネス社会との比較
日本のビジネス社会では、会議が多い、会議に忙殺されている、会議によるホワイトカラーの生産性低下があるという事が指摘されています。

確かに、当方も長い間日本の会社でマネジメントをやってきましたので、その“覚え”はあります。

しかし、50代直前にアメリカで転職して、アメリカ人トップに仕えてみて、この会議の非効率さというものを考えさせられています。なにせアメリカ人がマネジメントする組織は、会議が少ない!

当然、会社の大きさにもよりますが,当方の会社はスタッフが13名の小さな会社で、レギュラーに開かれる現在の会議は週2回、一回20~30分の生産進捗会議のみです。スタッフ13人とはいえ、月商1Mill$近くになる会社。営業から購買、生管、製造、技術、総務の機能を有しており、情報が飛び交っています。それで、この会議の少なさ。当方が日本時代に、同規模の組織でも小さいといいながら、もっと多くの会議をしていました。

アメリカのマネジメントの何がこうさせているのか、日米の比較をしながらそれを見てみましょう。

[会議による生産性低下の日本のビジネス社会-----アメリカのビジネス社会との比較]の続きを読む

テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

「津波は想定外でした」とは言うけれど、想定外の定義は?----日本語の曖昧さを英語を介して暴く
大震災からおよそ一ヶ月が経とうとしています。今後の復興を行う上で、各現場の混乱を防がなければなりません。そのためには的確なメッセージが必要です。しかし、いくつかのメッセージは、依然としてぼんやりしたハッキリしない内容になっています。

これは、コンテクスト言語と呼ばれる、日本語の特性からくるものがあるようです。このハッキリしないメッセージを一回英語に置き換えたら、ハッキリしてくるのではなかろうか、よしそれをやってみよう、というのが本日のエントリーの主題です。

[「津波は想定外でした」とは言うけれど、想定外の定義は?----日本語の曖昧さを英語を介して暴く]の続きを読む

テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

アメリカの原発放射能漏れ心配症候群---心臓パイパス手術心配症候群と高血圧心配症候群
東北沖大震災後の、原発からの放射能漏れ事故は未だに予断を許さない状態です。目に見えないものだけに、風評やそれによるパニック状態が心配されます。こちらアメリカでも、震災地から遠く離れていますが、日本以上に注目が集まっており、人々の反応も過剰気味です。

こちらのニュースでも、カリフォルニアの方で、放射線の飛来が観測された、というニュースで大騒ぎになりましたし、又、連日のニュースも津波地震被害報道は一段落で、もっぱら原発関連、特にこの放射能関連が主流です。

経験値という言葉がありますが、この放射能被曝の問題はヒロシマ、ナガサキの被爆経験の無いアメリカ---世界の他の国も同じですが----の方が、経験値が少ないだけ、このパニックぶりが大きいようです。日本人の場合は、被曝状況は勿論心配にはなりますが、どこか冷静に対処しているような感じがします。

こうした、経験が無い事に対する心配症候群というのは、日本人アメリカ人相互にいろいろあり、異文化社会に暮らしているとよく経験します。


[アメリカの原発放射能漏れ心配症候群---心臓パイパス手術心配症候群と高血圧心配症候群]の続きを読む

テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

大震災で賞賛された、日本人の国民性-----世間というもの
今回の東北太平洋沖大震災では、震災後の冷静で混乱のない状態を維持できる日本人の国民性が、世界から賞賛の的になっています。多くの国では、大震災大災害が起こると、略奪や暴行が発生するのだそうです。

それがないのは、大変素晴らしいと世界から驚嘆されているわけですが、日本人にとってみると面映い面もあります。しかし、長い外国生活で彼我比較に目が行くようになると、いくつか思い当たる節も出てきます。

いくつか要因はあると思いますが、それを本日は、深く広く掘り下げ...る事は出来ないので、浅く狭く解析してみましょう。

[大震災で賞賛された、日本人の国民性-----世間というもの]の続きを読む

テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記