アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
長文英語の読み方―――英語を長文にする、暗黙知の無い英語社会での接続詞(Again, However, Nevertheless, You know)
英語は、日本語の「行間の意を汲む」「言外の言」がある言語と違い、あることは全て言ったり書いたりしないと気がすまないという側面があるようです。いわゆる饒舌又は冗長な文になりがちだということです。

これを助けているのが接続詞とその仲間です。Again, However, Nevertheless, You know,等で内容を繰り返したり、反対に言ってみたり、相手の確認を入れたりで文章ならびに会話が長くなります。

日本語であれば同じ日本人としての暗黙知というものがあり、あまりしつこく確認するのは憚られる事があります。日本語でも接続詞自体は勿論存在しますが、簡潔明瞭短絡連結言語の社会では使用頻度は低いのではないでしょうか。

しかし、多民族、多国家、同じ国民でも価値観の多様な集まりの人々の間で話されている英語では共通の暗黙知と言うものが無く、繰り返し確認しながら反証例も出しながら相手を納得させる必要があります。

それを助ける接続詞とその仲間のAgain, However, Nevertheless, You know,等が使われる時の状況雰囲気を挙げてみました。

“Again”―――「繰り返しますが」

これはアメリカ人同士の会話でも良く耳にします。又、文章でもしかりです。上記のように共通の暗黙知の無い世界。一回言っただけでは不安なのか”Again”で念押しします。

これは英語力の乏しい当方にとっても便利なフレーズで、伝達の自信の無い時に”Again”と再度念押しをします。

いずれにしても英語文、会話の長くなる元凶の一つです。

暗黙知のある日本ではあまり多用すると「わかってる!何回も言うな!俺を馬鹿にしているのか!」と怒り出す人が出てくるでしょうね。

“However”―――「しかしながら」

“But”と同じですが、これを使うと少し会話、文章を楽しんでいる気分になるようです。”But”が「しかし...」と先を急ぐ感じですが、”However”は「だ、けれどもね」と柔らかくいなす、若しくは会話文章に“ためを作る”様な効果があります。

会社の会議でも緊迫した場面で反論したい場合、”However”と言って反論すると少し緊迫度が和らぐ効果があるようですね。

“Nevertheless”―――「それにもかかわらず」

試験に出てきそうな難しい硬そうな単語ですが、文章は勿論会話でも時々出てきます。一般の会話では平明な単語が多く使われますが、これは時々顔を出して文章の長さに貢献します。

“Despite”, ”In spite of”と同義語です。ある論を述べて”Nevertheless”で反証を述べるという英語特有のくどさになります。

“You know”―――「いいですか」

これはいわゆる接続詞に分類されるかどうかは分かりませんが、主として話し言葉で出てきます。スポーツ選手のインタビューを聞くと良く出てくるフレーズです。会話の途中にはさみ、「知ってる?」「いいですか」と念を押しているようです。

あまり連発すると会話に品が無くなり眉をひそめられる言葉のようです。これも”You know”でつなぎいろいろ言いかえをして会話が長くなる元凶の言葉です。日本語で多用するとひんしゅくを買う言葉ですね。



英語は、「男は黙って勝負する」や「黙って俺について来い」ではうかがい知れない饒舌多弁冗長、はたまたくどい表現の世界ですね。



PS

“As for ~ ―――「~に関して」


簡潔明瞭短絡連結言語に関して言えば離日10数年の当方にはもうついて行けないものがあります。短絡連結用語です。

先日ネットを見ていたら「メルアド」、「コピペ」等が出ていました。何の事かと思ったら「メールアドレス」、「コピー&ペイスト」だったんですね。

(いけない!PS “As for ~”以下アメリカ的なくどさが出てしまいました。こうして接続詞を使いながら英語圏の文章が長くなっていくという事例を日本語でやってみました)
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