アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
「こういう英語学習は必要ないですよ」―――発音より言い換え、聞き返し用法を練習しよう
前回、発音より発声の重要さを提言しました。その続編です。

言葉が通じないと言う事はアメリカ人同士にもある事で、それを彼らは聞き返したり言い返したりしながら会話を進めています。

我々も「言った事が通じない!」でパニックにならずに彼らの言い換え、聞き返し用法を学んで参考にしましょう。


アメリカ人同士でも違う発音、通じない事例

アメリカの中西部の同じ地域内のアメリカ人同士でも、英語の発音の違い、話す時の息継ぎの仕方、早口等で聞き取れない事があるようです。

当方の知り合いのRick。彼は(というか、ある一団の人は)、”T”音、と”D”音が随分訛ります。

“Tree”を“チュリー”、”Country”を“カンチュリー”と思い切り訛ります。又、”Indiana”を“インヂィアナ“と訛り我々日本人だけでなくアメリカ人も目を白黒しています。

発音は癖がない人同士でも、初耳で発音の難しい名前、固有名詞等は繰り返しながら説明したり、聞き返しながら確認しています。

又息継ぎも激しい人がいます。昔のせんだみつお(わかるかなあ?)みたいな話ぶりの人がいて、我々日本人には殆んど分かりません。アメリカ人でも分からずに聞き返しています。

早口の人も当然います。会社の組み立てラインのBecky。彼女の早口はいわば芸術です。我々には"#$%&%$#&%@$#@, Hihihihihihihihihihi."と最後の笑う所しか分かりません。

アメリカ人もそれやこれやで80%位しか分からないけど推測したり、聞き返したりしながら会話を続けているようです。

これに対しアメリカ人がどう言い換え、聞き返し用法を用いているか見てみましょう。

まず相手の言っている事が聞き取れなかった場合、

“I could not catch what you are saying.” “I could not catch your saying”が無難です。当方の友人のJoeの口癖は、自分の発言の後”Catch my meaning?”と相手に念押しをしていました。

良く日本人が使う”I could not understand your saying”では相手が、「理解していない?よーし、それなら理解するまでとことん話してやろうじゃないの」との気持を抱き話がややこしくなる場合があります。

数字に関する事

数字も中々通じなくてパニックになるケースが多いです。当方がアメリカに赴任した当時、息子は12歳。会うアメリカ人から息子の年を尋ねられました。”He is twelve years old.” しかしこの”Twelve”が中々通じません。

日本的に“ツエルブ”と全てに母音が入るとこちらの人にとっては全く違ったものになるようです。カタカナ表記は難しいですが、“ッエ-ブ”とでも言いますか母音を除けて子音連続で発音する感じの発音になります。

これを通じないまま何回も繰り返していましたが最後に“ワン-ツー”と言ったら”Oh , twelve!”と分かりがっくりきたことがあります。

アメリカ人でも込み入った数字の時にはこの方法を取っています。アメリカ人は発音は問題ないにしても、数字、言葉の羅列が続くと間違い防止且つ確認で数字を言います。

ファーストフード、レストラン等で

ファーストフード、レストランで何回言っても通じないものがあります。これから涼しくなったら重宝するチリスープです。これは英語で”Chilli soup”でこの”L”音が全く通じません。何回も“チリスープ”、“チレイスープ”、と言って言いかえをしても駄目です。

アメリカ人にも中にはそういう料理名があるみたいです。良く観察していると彼らは”I will have that one listed on the second line on your board”とか何とか言って指差しながら注文します。

普通のレストランでも、ややこしい時には”This second one, please.”等、メニューを開けて説明しています。

トマトも“トメイト”、バニラも“ベニラ”、ウルトラも“アルトラ”じゃ無いと通じない国ですが、この方法があれば当然ですが解決します。


アメリカ人同士でも通じない事は山ほどあります。上記した様にアメリカ人同士でも理解度80%くらいで会話を進めています。日本人が発音勉強をしても所詮“日系”発音です。発音練習に時間を取られるより、言い換え聞き返し用法を少しでも練習をした方が効果的だと思います。
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テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

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