アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
“…..but she don’t care”の三単現のこの変化の不思議、他―――生きている英語の気分
Beatlesの有名な曲に”Ticket to ride.(涙の乗車券)”があります。その中でずっと気になっていたのが “….She got a ticket to ride but she don’t care.”でした。”Do”の三単現の否定は”Does not”と教わって来た日本人英語学習者にとって、”don’t”が来るとは虚をつかれた感じがしました。



又、当方がアメリカに来て遭遇する英語も同じ言い回しがあります。アメリカ人は”……he don’t do.”や”……she don’t go.”等言い、平気で文法を“無視“しています。

本日当方は出張でTommyと一緒になりました。長時間のドライブ。その道中にこの疑問をぶつけてみました。以下は当方と彼の質疑応答です。

堅苦しさの回避

(Tommy)英語は変化をしているものだし、またいろいろな分野の英語があるものなのです。特にアメリカでは顕著です。英語の本家のイギリスの堅苦しい英語から逃れたい、と云う願望は皆にあります。

歴史的に見てもアメリカはイギリスの抑圧社会から逃げ出してきて作った国ですよね。英語もその気分を大いに受けています。この”don’t”もそうですよね。

(いちろう)確かに”doesn’t”は言い難いし堅苦しいよね。どんな時にでも言うの?

(Tommy)気がついていると思うけど、文頭に来る場合は割と文法通りですよね。但し文中に来る時は堅苦しさ、スピードを考えると”don’t”ですね。

(いちろう)これは特に簡便すぎてお勧めできない手の英語ではない?スピーチの時なんかも使って大丈夫?

(Tommy)ある面カジュアル英語だけど大丈夫ですよ。皆これは使っていますよね。

違う世界の英語

(いちろう)僕には現場のBeckyの言っている事が全く分からないのだが、Tommyは彼女の言ってる事は分かってるの?

(Tommy)彼女らの英語は全く違う英語ですね。彼女ら同士もよく分かっていないのじゃないかな。それで彼女らは会話の途中で”You know what I’m saying?”とフレーズを挟むんですよ。

それで私は”Ha? I don’t know what you are saying”と良く聞き返していますよ。


いちろう後記

Tommyは本格的な英語教育を受けた人ではありませんが、非常にしっかりした平均以上のアメリカ人です。その彼が”don’t”の由来のイギリスからの抑圧開放を話す時の晴れ晴れした顔は何とも言えず良い顔でした。

こういう気分が英語をどんどん変えていっているのでしょうね。



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テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

コメント
この記事へのコメント
Ticket to ride
いちろうさん、はじめまして。
わたしは、ビートルズが大好です。(^^
それで、ブログで日本盤シングル「Ticket to ride」を紹介するときまで、「she don’t care.」気が付きませんでした。(汗)
本に、記載されていtのがきっかけなのですが、、、

詩の世界っておもしい!なんて思っていました。
でも詩の世界だけでないにたいですね。
とても興味深く拝見しました。(^^
2006/10/01(日) 02:24:03 | URL | Reiko #MkTzidns[ 編集]
ご訪問有難うございます。ReikoさんのBlogはビートルマニア垂涎の内容ですね。ゆっくり見させていただきます。
当方もBeatlesが好きでCD10数個、本(歌詞、楽譜)数冊、写真集他数冊持っています。
Beatlesの歌詞にまつわる英語表現研究(大げさな!)が好きで本Blogにも取り上げています。
又、Beales音楽祭にも行って来ました。世界中からBeatleプレーヤーが集合した楽しいものでした。
Blog内検索でBeatlesを入れると見れると思います。是非見てやってください。
2006/10/01(日) 05:43:22 | URL | いちろう #AtOU8eDY[ 編集]
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