アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
小学校からの英語教育開始論の考察―――子供の順応性の素晴らしさの事例
子供の順応性の速さは古今東西通じて素晴らしいものがあります。英語に関しても同じ事です。日系企業のアメリカへの赴任家族の例をとってみても子供の順応性の速さは際立っています。

これは多くの赴任家族で例外なく言われることですが、英語に慣れる順番は「一に子供、二に旦那、三四が無くて、五が奥さん」と云うことだそうです。

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(これも本文とは全く関係ありません)




英語に慣れるのは子供が一番

子供は自然体で遊びの中からでも言葉を覚えていきます。最初は言葉が分からずに遠慮はしていてもそこは子供。段々アメリカ人の子供の輪に加わり一言二言かわしながら過ごします。

旦那は会社では毎日英語には接していますがどこかギクシャクしながらやっています。加えて日系会社では日本サイドの天下。アメリカ人も日本人の英語に合わせてゆっくり喋り、聞き取りは想像力を働かせます。日本人の英語が不完全でもコミュニケーションは出来るわけです。

休日に英語の勉強をしようと云う奇特な旦那は殆んど居ません。みーんなゴルフ三昧。アメリカに居る間に安いゴルフをしまくろうと言うわけです。

奥さんは(ビザの関係で働けないので家に居る機会が多く)周りのアメリカ人と交流が少ないので、慣れるのがずっと遅くなるという事です。

子供の言葉を覚える手順

子供の言葉を覚える手順で感心した事があります。同じ赴任家族の山田さん。そこには小学校前の子供さんが居ました。ある時山田さんといちろうが山田さん宅の前を歩いていると、その子供さんのリナちゃんがやってきました。

そのリナちゃん、山田さんをみて”パパScared”と言いました。リナちゃんはやや機嫌の悪い山田さんを見て怖いと思ったのでしょう。「どうしてそんな言葉を覚えたの?」と聴くと「だってね、(友達の)Amyが犬を見ていってたよ。怖いって事でしょ?」

「うーむ、この子供の言葉を覚える感覚は中々大人には無いな」と思いました。

大人であれば「Scare。怖がらせる、びっくりさせる。Vt、他動詞か。Frightenと類語か。用法は?She always scared me with her commanding ways. 今度の試験はこの用例は要注意だな....」

と、柔らかくも無い頭に余分なものが入って本当の使える英語の習得にはなりません。それに較べると子供たちはアメリカ人の友達に混じり生の英語をどんどん吸収します。

子供もブレークスルーするまでのある期間が必要ですが、それを過ぎると赴任家族一家の英語でのお使いは皆子供が行う、と云う事態になります。これは多くの家族で見てきました。




日本でも音楽その他の習い事は、上記の特性を鑑み皆子供の頃から始めています。語学もそれが生かせる最たるものです。これを英語教育に生かさない手は無いと思います。

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コメント
この記事へのコメント
英語への慣れ
私の知り合いの駐在員家族でも子供に留守番電話のメッセージを聞き取ってもらうなどしていました。子供は英語の取得が早いので、しばらくすると家族の通訳をさせている駐在員もいるという事例です。
2006/10/09(月) 13:03:16 | URL | shinopan #nYzOwdnc[ 編集]
Shinopanさんコメント有難うございます。滞米10余年の当方もいまだに保険の手続き等子供に頼りきりです。
特に電話経由の申し込みは難儀ですね。「どこまで”ぐるぐる引き回し”をすれば済むんだ」といいたくなるくらいプロセスが多いですよね(泣)。
2006/10/09(月) 13:21:11 | URL | いちろう #-[ 編集]
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