アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
アメリカ寄付社会の実情―――カジノ運営会社が地元の大学(インディアナ大学南部キャパス)の図書館に50万$の寄付
前回の記事でアメリカの寄付社会の様子を少し紹介しました。次の日に新聞記事でビッグなニュースが飛び込んできました。なんとカジノ運営会社が地元の大学に50万$(6千万円)寄付したそうです。

日本に例えると「パチンコ店“大分駅前パーラー“が大分高専図書館に6千万円を寄付しました」と云うのと同じです。さてアメリカに追随している成熟社会の日本でこういう事は実現するでしょうか?


カジノと大学

アメリカでカジノといえばラスベガスを連想しますが、勿論各州に点在しています。

アメリカの大部分の地域ではカジノは川、湖の水上に無ければならないと決められているようです。これは防犯、教育面で規制されているのか、川、湖上に船を改造したカジノ船を浮かべその中で楽しむ、と云うものです。

その中でインディアナは五大湖、オハイオ川(ミシシッピ川上流)に面しカジノの最適地(?)です。インディアナは隠れたカジノ大国になっており、全米で第三位の規模だそうです。

当方の近くにもCaesars(シーザーズ)と云うカジノ場があります。

同じカウンティにIUS(Indiana University Southern Campus :インディアナ大学南部キャンパス)があります。インディアナ大学はインディアナ中部のBloomingtonと云うところにメインキャンパスがあります。しかしその分校としてインディアナ南部にもキャンパスがあります。

この分校だけでも学生数が5,000人位いる(夜間講座等の部分学生含む)という大きな学校です。卒業生の89.7%が地元に残るという地域密着型の大学です。当然地域への影響も大きく今回の寄付行動になったのだと思います。

Philanthropic opportunities(フィランソロフィー:慈善活動)

何かにつけてコミュニティ(地域)と云う事を重視するアメリカ。今回もカジノ会社はそこにポイントを置いたようです。以下はその寄付に対するコメントです。

“The Caesars Foundation looks for philanthropic opportunities that have a strong and positive impact on the community. (当社は地域との強い絆を求めて我々に出来る貢献を模索しています)”
“The Caesars also wants improve the quality of life in Floyd County(同時に地域の文化向上を希望しています)”

この寄付は図書館の書籍、データベース、設備等の整備に使われるそうです。アメリカはどこの大学の図書館も地元の人達に解放しているようです。先日当方もたまたまこの図書館に行って来ました。

今でもコンピューターの整備された立派な図書館です。これを更に整備拡充しようと云うところです。



日本ではカジノ等の公営ギャンブルについては議論が喧しい状態ですが、アメリカではお金自体、お金の出所由来等に対してはタブーも無い非常にオープンな世界ですね。

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