アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
アメリカのラジオニースの草の根観察ーーアメリカのラジオニュースから観察するアメリカ社会の特徴
アメリカのメディアの観察によるアメリカ社会の特徴把握は、かなりのサイトで論じられています。即ち、日本の一極集中に対する多極分散、集団主義に対する個人主義等が報告されています。

草の根評論家も今朝のニュースで観察してみました。
当方は大部分のアメリカ生活者と同じく朝早くから活動します。会社が7時始業。27Milesの通勤ですから、朝6時15分頃家を出ます。冬の間は通勤時間帯はまだ夜が明けず真っ暗です。

当方いつもローカルのラジオを聴きながら車を運転。ニュースは30分おきにあり、いつも6時30分のニュースが聞けます。

今朝のニュースは、6時30分から6時34分まで4分間。これに7つのニュースを早口で知らせます。今朝のニュースの内容は、

① 地元のアパートの火事。
② 地元の炭鉱の事故(アメリカは依然石炭エネルギーが健在で、石炭産業がまだまだはばを利かせています)。
③ イラク情報。
④ 地元の高速道路が65Miles制限から70Miles制限になろうとしている事。
⑤ 地元州議会の話題。
⑥ ペット関連のニュース。
⑦ (ちょうど高速路線変更で注意散漫だった。記憶になし)

です。ローカルニュースですから、こんなものと言えばこんなものですが、驚くなかれ全国ニュースと言うものが有りません。即ち全国版を含めて地元の人の関心はこういう感じです。

またスポーツニュースがすぐ後に2~3分あり今朝は、

① (勿論)Super Bowlの話題を開催地デトロイトから。
② (勿論)大学のバスケットボールの話題。

でした。

総合すると以下のようになります。


1.経済面

①ここにはアメリカの貿易赤字のニュースもなければ、為替の動き、株価の動き等は全くありません。

②勿論他の時間帯で株価の動きくらいは知らせるニュースはわずかですが有りますが、メインの時間帯即ち多くの人が関心を持つ時間帯では、そんなものはすっ飛ばします。

③今朝は有りませんでしたが経済面でニュースになるのは、地元の自動車会社の工場がレイオフしたとか、地元の保険会社が新規従業員の採用を開始したとか、人々の生活に直結(すぐに職を変わってよい条件の所に行く習性がある)する事柄のみです。

④そもそもこちらの人は日本の様に、日本の景気を心配するーー>それが各人の勤めている会社の業績に連動すると考えるーー>それが各人の生活に影響する、と言う思考回路が有りません。何故なら、会社と個人が唯の収入確保の手段の関係で、しかも何時でも変えようと思っている関係だからです。

⑤よって昨今の日本の様に、ライブドアーだ耐震偽装だと大騒ぎは有りません。ちょうど今アメリカでは、あの電力会社で疑惑があり破締したエンロンの裁判が始まる所ですがニュースにもなりません。

2.スポーツ

①今日本では冬季オリンピック間近で色々にぎやかですが、ここではさっぱり。この1ヶ月で冬季オリンピック絡みで聞いたのは、アイススケートのクァン選手の選考問題で、フェアじゃないんではと言う論調のコメントが出ていたのみで、他は皆無です。

②更にアメリカのお膝元で開かれる野球のWBCの大会もあまりニュースで出てきません。

③圧倒的に露出の多いのはFoot BallのSuper Bowlと大学のバスケットです。大学スポーツを語るにはまたもう1章必要ですが、とにかくこの二つにはアメリカ人は冷静さを保てないようです。

以上の様にこちらの大多数の人々の関心は、中央より地元の事、世界アメリカ中の皆が何を応援しようがおらが街のチームに価値を見出し応援するということの様です。

不思議な事に草の根観察者も、地元の経済社会動向が気になり、地元の大学のスポーツを応援するようになりました。ううむ。アメリカナイズされてきたかな?
スポンサーサイト

テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック