アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
“種を蒔く”、“水を撒く”、“肥料を撒く”、を英語でなんという?―――時々パニックになる日常用語の英訳
英語学習とは本や教科書の例文を通して、文法や熟語単語用語を学んでいくものです。例文は実際の英語社会での使用頻度を考えて選ばれています(と思う)。

ところが実際英語圏で生活すると、日本の本や教科書に出てくる以外の用語が良く使われる事があります。しかも簡単な日常使われる用語が曲者でこれが会話中のパニックを引き起こす原因になります。生活に密着していて、分かってそうで出てこない、後で教えられると簡単な表現だった、というものです。

先日の芝生の種蒔きの話題の、“種を蒔く”、“水を撒く”、“肥料を撒く”、辺りもこれの最たるものです。これらを見てみましょう。

“種を蒔く”、“水を撒く”

この“まく(蒔く、撒く)”という動詞ですが、日本語では同じでも、英語では対象物により少し変化します。こんな所もエアーポケットに陥りやすい原因かもしれません。下記に、この芝生の種子の商品説明の抜粋を掲載しました。これで見てみましょう。

種を蒔く―――――”Plant”, “Seed”
水を撒く―――――“Water”, “Apply”
肥料を撒く――――“Apply”
除草剤を撒く―――“Apply (weed control product)”

その他“Scatter”という単語もありますがこれは”ぱらぱらと撒く“という事でやや高い位置からやや荒っぽく撒く感じですね。”Apply”は“土と混ぜながら丁寧に撒く“という感じでしょうか。

その他“Distribute”や”Feed”もあります。この表現は、日本の英語のテストみたいに一問一答ではなく色々あるのだと柔軟に考えた方が良いようですね。

“Apply(グリースを塗る)”

アメリカに来た当初“グリースを塗る”という言葉が英語で出てこなくて苦労しました。当方の所属する自動車部品産業は製品にグリースを塗る工程が沢山あります。これを辞書で調べても最初の方には出てきません。今なら簡単にアメリカ人に聞けますが、英語習い始めの頃はあれこれ悩みました。

答えは“Apply”でした。”Apply”は“応用する”と習っていましたので、これも”塗る”という簡単な日本語の訳としては意表をつかれますね。


以下は芝生の種子の商品説明の抜粋です。


How to Use

Loosen Soil: To overseed, mow grass closely, then loosen top 1/4 inch of soil in bare and thin areas. To seed a new lawn, loosen top 2 to 3 inches of soil to provide a lodging place for the seeds.

Plant Seed: Distribute the seed evenly. For best results, always use a Scotts® brand spreader.

Apply Fertilizer and Water: Apply Scotts Starter® Fertilizer to increase seeding success and then water thoroughly. WATERING IS CRUCIAL TO SEEDING SUCCESS. Keep the top 1/2 inch of soil damp by watering twice daily until all seedlings are up. Continue to water once or twice a day until the lawn is established (6 to 8 weeks).

Feed New Grass Plants: In 4-6 weeks, make an application of Scotts Turf Builder® Lawn Fertilizer. This helps the plants knit together to form a thick, green carpet of grass. Do not apply a weed control product until after at least three mowings. Mow new seedlings as soon as they reach normal mowing height.

When to Apply

Spring and fall are the best times to plant. Seed germinates best when temperatures are 60°F-80°F.

Where to Use

Southern climates. Lawns with both sun and shade areas.





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テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

コメント
この記事へのコメント
私の得意な英語の分野です
今回は謙遜なしで、アメリカ的に言ってみます。
種を植える
To plant seeds
種をばらまく
To sow seeds
To Broadcast/spread seeds

水を鉢植えのものにやる
To water the plant in a pot.
To give water to,,,,,,,,,
To irrigate(潅水する)

水を霧のようにして軽く植物の葉をぬらす
To Syringe the plant
注射器をSyringeと言いますが、あの針の先からピューと液体が出る感じですね。

肥料をやる
To fertilize
To give the fertilizer

肥料をばらまく
To broadcast/spread the fertilizer

除草剤をまく
To do weed-killing

To applyというのは少しかしこまった言い方のようですから、くだけた口語的には上の用法が一般的だと思います。もちろんApply は間違いでもないし、立派に通用します。




2007/03/08(木) 11:54:46 | URL | calperch #-[ 編集]
Calperchさん
これはこれは沢山の補足の説明を頂きまして..どちらが補足で、どちらが正式のエントリーか分からないですが(泣)。

確かに英語学習の初期の頃はこういう盲点的な表現がありますよね。当方、その他工場関係では”すくう(Scoop)", ”注ぐ(Pour)"辺りも頭の中が真っ白になった表現でした。
2007/03/08(木) 14:04:16 | URL | いちろう #AtOU8eDY[ 編集]
いちろうさんもCalperchさんもたくさん教えてくださってありがとうございます。

年配の人たちのクラスで、園芸関係の単語をまとめてやりたいなあとおもっていたところでした。プリントアウト、プリントアウト。

英語の単語をひとつの意味だけで覚えていると、意外なところで使われていてびっくりすることがありますね。「ブレーキを踏む」と言うときにもapply the brakeというんじゃなかったですか?

また、「水をまく」と日本語では動詞+目的語となるところを、英語では動詞だけですんでしまうものもたくさんありますね。ボタンをはずす→unbutton とか。
2007/03/08(木) 14:53:57 | URL | Miyuki S/Ohio1982oh #-[ 編集]
なるほど~
ガーデニング関係の記事を書こうとしたときに色々調べましたが、これは助かります!こういう類の単語ってなかなか難しいですよね・・
2007/03/08(木) 17:20:57 | URL | swaro #uAyoh/LM[ 編集]
Ohioさん
”田舎大国”アメリカではこの園芸(Gardening)の分野だけでも膨大な分野、用語がありますね。
こちらで”車を止める”は”Pull~up..."が圧倒的に多いですね。”Apply"もあるようですね(今辞書を調べました)。
2007/03/09(金) 13:39:12 | URL | いちろう #AtOU8eDY[ 編集]
道場やぶりでしたか?反省してます。
園芸英語とつり英語のCalperchです
これ以外は普通ですので、お見逃しください。

2007/03/09(金) 13:39:16 | URL | calperch #-[ 編集]
Swaroさん
この関係、用語変換だけでなく発音も難しいのがありますよね。
Prune(枝落とし:プルーン)、Mow(芝刈り:モウ)等なかなか通じませんでした。こちらの人も通じにくいのか”Cut"等言い換えながら話しているようです。
2007/03/09(金) 13:44:11 | URL | いちろう #AtOU8eDY[ 編集]
Calperchさん
いえいえ大変助かりました。これを知らないと”田舎中西部”ではやっていけませんから。
こちらも釣りの好きな人が多いですね(当方はやりませんが)。それとシーズンは過ぎましたがハンティング。
自然とまさしく共生していますね。
2007/03/09(金) 14:04:27 | URL | いちろう #AtOU8eDY[ 編集]
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