アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
毎日曜日がお正月―――資源大国アメリカの新聞の日曜版
その昔当方がまだ日本にいた頃、お正月に届く新聞の束を見て妙にうれしくなったものでした。特に当方の小さい頃は物資がまだそう豊富ではない時代でしたが、正月の新聞だけはふんだんに紙を使い政治、経済、科学、スポーツの分野で年頭特集が組まれ通常の新聞とあいまって新聞の束が膨れ上がっていたものでした。正月のゆったりした気分で各分野の過ぎ去りしトピック、来る予想などをじっくり読むのが楽しみでした。

最近の日本はどうでしょうか?前回帰国時には、通常の新聞でも環境問題等でずいぶん薄くなった印象を受けました。正月の新聞も大分様変わりしたのではないでしょうか?

しかしここ資源大国アメリカの新聞では、まだ昔の日本の正月版と同じ状況が見受けられます。しかも日曜版においてです。そうですこちらの新聞は、毎日曜日が昔の日本のお正月の分量と内容です。先週の日曜版を見てみましょう。

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(2枚組みCDよりも厚い日曜版新聞。重量1.35kg也)


総数622頁、重さ1.35kgの新聞とチラシの束

先週(3月25日)のThe Courier Journal誌を調査しました。その結果、なんと総数で622頁の新聞の束でした。その内訳は以下の通りです。

本誌 12 pages
Indiana 8 pages
Sport 16 pages
Business 8 pages
Career business 10 pages
Real Estate 12 pages
Forum 6 pages
Travel 6 pages
Feature 6 pages
Art 6 pages
TV week 20 pages
Comics 4 pages
Automotive 16 pages(新聞紙質のチラシ)
Sam Swope 8 pages(新聞紙質のチラシ)
その他チラシ 484 pages
合計 622 pages

ずしりと重い新聞の束。重量を測ったら1.35kgありました。チラシの宣伝元の店の数は22店舗ありました。メガチェーンのWalmartから地元の小さな店まで各種ありました。

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(メインの新聞です)

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(チラシの数々)


労働市場流動化の国アメリカ

アメリカは労働市場流動化の国です。即ち人々は退職再就職を繰り返して自分のキャリーアーを高めて行きます。それを反映してこの新聞の日曜版Career businessの10 頁のなかに仕事の紹介が600程ありました。最近これはインターネットに主役を譲っていますが、広域ルイビルで約100万人の地域でこの数。日本と比較してどうでしょうか?

漫画非大国アメリカの漫画事情

漫画(死語か?)大国はご存知日本。しかしアメリカにも漫画(Comic)はあります。日頃あまりお目にかかれませんが、この日曜版にComic欄があり4頁に亘り各作者が腕を競っています。

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(漫画も楽しめます)

クーポン大国アメリカ

こちらで買い物をすると、クーポン片手に買い物をしている人達に出会います。このクーポンは新聞のチラシについています。これを切り取り買い物する時にレジに提出。そうすると何ドルか安くなる仕組みです。各店舗の顧客囲い込み活動です。これは日本ではどうなんでしょうか?

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(バーコードになった部分がクーポンです)

なんでもありの広告

この新聞の一面の上の方についている赤いシール。これは地元のタイヤ交換サービス店チェーンの広告です。さすがに記事の所には貼り付けていないですが、目立つ所にペタッと貼り付けています。さすがに合理主義の国アメリカ。なんでもアリです。日本では「社会の良識」と自認している(他認はどうでしょう?)新聞各社。こんな事は許されますまい。

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(小さな赤いシールが広告です)



さて本日日曜日も重たく分厚い新聞が来ました。さて何から読もうかとわくわくしているいちろうです。







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コメント
この記事へのコメント
なんでもありの広告
さすがになんでもありの広告は日本では
見たことがありませんね。
クーポンについては、出前ピザ屋さんやマクドナルド、ケンタッキーフライドチキンなどファーストフードの広告に多いです。

新聞と一緒のワンちゃん、とても愛らしいですね。。
2007/04/02(月) 22:25:27 | URL | 岳人 #-[ 編集]
いちろうさん、実は我家は2年前に新聞を止めました。
家内が更年期で、読めなくなったのをきっかけにして、停止しました。
どうも、最近の新聞は読むところが少なくなってきたのも原因です。
私は、日本のジャーナリズムの低調さを感じているし、新聞の主張があまり見えてこないからです。
でも、最近は広告やクーポンが入手できなくなったのが、少し残念ですが・・・
2007/04/02(月) 23:28:27 | URL | 英さん #-[ 編集]
岳人さん
この赤シール広告、良くみると「大安売り!詳細は内部のチラシをご覧ください」とあり、それと連動していますね。

朝○新聞や読○新聞の社名の所に赤い広告シールがペタッと貼られると、いわいる良識層から苦情があるでしょうね。
2007/04/03(火) 13:33:58 | URL | いちろう #AtOU8eDY[ 編集]
英さん
日本でも新聞の発行部数は減っているんでしょうかね。アメリカでもそのようです。

当方の家もこれは週末限定購買システムのものを購読しています。即ち金曜日、土曜日、日曜日の三日間のみの購読です(当然値段は安い)。

これはなかなか便利なシステムで、平日は新聞を読みきれません(特に英語なので)ので三日間の新聞を一週間かけて読んでいます。

最新情報はネットやラジオで、まとまった記事は週末版で、というのが当方のスタイルです。これも新聞社にとっては減収になるのでしょうけど便利です。
2007/04/03(火) 13:42:13 | URL | いちろう #AtOU8eDY[ 編集]
ほぉほぉ、週末のみ購読することが出来るんですか。毎日の購読は読みきれないから辛いなと思ってたのですが、週末のみの購読なら私にも読めそうです。
それに週末は広告いっぱい入るんですよね、広告が無いとうちの嫁さんがブゥブゥ言ってるので、週末のみの購読に興味が出てきました。情報ありがとうございます。
2007/04/04(水) 02:26:16 | URL | nosio #-[ 編集]
日曜版
うちでは、タウン紙が一紙、これは毎日と日曜版のSan Francisco Chronicleを購読しています。タウン紙のほうは、今日の給食メニューとか、誰の娘と誰の息子が結婚したとか、高校のスポーツチームの成果だとか、生徒がピストルを持って高校に通学してきて、常駐の警官に逮捕されたとか。そんな記事ですね。

日曜日には、朝食のあとワイフは、新聞に首っ丈で、この2紙を完読するのに3時間はかかります。私はまず、広告に目を通して、彼女が秘書役で私のために選択した記事を読むという大統領のような読み方をしています。よんだあとには、ドンとリサイクルのごみがでます。

日本の新聞の活字はどんどん大きくなっているようですが、アレは、実質的な値上げではないのでしょうか?
2007/04/04(水) 08:22:51 | URL | calperch #-[ 編集]
Nosioさん
この新聞はルイビルのThe Courier Journal紙です。コロンバスの新聞でもインディアナポリスの新聞でも同じ制度があると思います。
当方は新聞拡販チラシの中の案内で見つけました。
2007/04/04(水) 13:26:09 | URL | いちろう #AtOU8eDY[ 編集]
Calperchさん
その昔(来米直後)8,000人位の町にいたときにタウン紙を取っていました。また日系企業の城下町みたいな位置づけでしたので、良くその新聞に家族共々載りました。

「日本から来て言葉文化のギャップを乗り越えての仕事振り」ということで当方。子供は「高校のセクショナルのゴルフのチャンピオン、フットボールのキッカー、サッカークラブでの健闘」という事でした。

来米直後で不安もありましたが、こういう面でも温かく迎えてくれて不安解消となりました。アメリカ社会の良い面ですね。
2007/04/04(水) 13:36:07 | URL | いちろう #AtOU8eDY[ 編集]
さすが大量消費国家ですね。紙の質も日本の新聞と少し違う気が自分はしました。
2007/04/09(月) 12:59:34 | URL | aesanul #-[ 編集]
Aesanulさん
コメントありがとうございます。最近の日本の新聞は良く知りませんが、アメリカ的なおおらかさがありますね。

特にチラシ(広告宣伝)でも普通の新聞紙質の紙で印刷しているものが多いです。日本であれば昔はチラシの裏の白紙の部分をメモ帳にするくらい立派な紙質でした。

こちらは見たらすぐゴミ箱行き(位の低紙質のチラシ)ですね。
2007/04/09(月) 13:52:42 | URL | いちろう #AtOU8eDY[ 編集]
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