アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
真の国際人ーーーYさんの事。
当方の友人に日本の親会社のYさんがいます。Yさんは英語は殆んど喋れませんが、当社の米人から絶大な人気を得ています。Yさんに見る国際人の資格とは?英語への取り組みのヒントにもなる草の根国際論を。
Yさんは当方と同じ世代のオヤジ。時々こちらに業務の指導等に来ます。又米人が日本に行った時には、ホテルへの送迎等買って出ます。

Yさんは英語は殆んど喋れませんが米人に大人気。こちらに来ると米人からあちこちに連れて行ってもらい、日本へ帰るときはお土産を貰って帰ります。米人から”Y-chan, Y-chan(Yちゃん、Yちゃん)”と呼ばれ信頼感抜群。どこに秘訣があるのでしょうか?草の根評論家の観察結果を。

1.米人と接する時に臆せず(自分の言葉で自分の意見を)喋る。

「えっ、英語が喋れないのに!」とお思いでしょうが、この人のは米人であろうが何であろうが日本語。会話例を(通常本ブログでは会話例を分かり易いように日本語に訳して披露していますが、この人のは正真正銘日本語です)。

Tony----#$%&%$#$&%$&.
いちろうーー(通訳)
Yさんーー「そう~。たいへんだね~。ほんと~。」
Tony----#%$&’&%&%$%$#&.
いちろうー(通訳)
Yさんーー「うん。だけどさ~。これはこうした方がいいんじゃない?」

通訳付きですが臆せず自分の言葉で(日本語で)自分の意見を喋ります。正々堂々主張する、喋る文化のアメリカでは意味は通訳を介しているとはいえ、米人にはYさんの人間としての個というものがよく分かるのでしょう。

多少英語が出来たからといって、ぼそぼそ相手の心に伝わらない話し方だと、洋の東西同じで魅力がないと取られるのだと思います。関連した観察結果を、

2.大きな声で(日本語を)米人の前で喋る

3.米人の相手の顔をみて喋る。

4.米人と相対した時に下を向いてない。

5.笑顔で相手の心に入っていく

いずれも、アメリカでのCommunicationに不可欠な要素ばかりです。

日本人がアメリカで自分のペースのみでいくと、たまに相手の事を理解しない国粋主義的な文化摩擦てんこ盛りな現象におちいります。しかしYさんは、

6.米人と共通の趣味を有し楽しむ。

日本で猟友会に入っているとの事で、こちらに来ると射撃場に上記Tonyと臆せずせっせと出かけます。アメリカの射撃はスポーツ趣味として一つのジャンルが確立されており、米人の思いもひとしおのものがあります。その趣味を共有しているのですから、米人の親近感は大変なものです。

又アメリカの食事も問題なし。どんなレストランに行っても「おいしいおいしい」とパクつきます。特にパンが好きでどこのレストランのパンでもご満悦。

アメリカまで来て日本人ばかりと一緒にゴルフをしたり、日本食ばかりあさっている国粋主義のオジサンとは米人の親近感、理解度が大違いでしょう。

国際化という英訳はInternationalとあります。”Inter-"とは「相互」という意味があるようです。たとえばアメリカの各州に張りめぐされた高速道路のことを”Inter state High way"といいます。これは各州行ったり来たり交差している状態です。

しかし、現在の日本の国際化という定義はややもすると「日本人が外国語(主に英語)を学んで日本に来る人をおもてなしをする」という事で一方通行ではないでしょうか?

このYさんみたいな人が真の国際人だと思うのは当方だけでしょうか?

又英語への取り組みに関しても、Yさん自身は喋れませんが示唆を与えてくれています。

Yさん6か条を英語学習に置き換えると、英語の殻を破れずにいる人に最良の6か条になると思います。

1.米人と接する時に臆せず、自分の言葉で自分の意見を喋る。

2.大きな声で喋る

3.米人の相手の顔をみて喋る。

4.米人と相対した時に下を向かない。

5.笑顔で相手の心に入っていく

6.米人と共通の趣味を有し楽しむ。


Yさんの米人への大きな声の口癖が聞こえてきそうです。「OK,OK, これで問題ないよね~」
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テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

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