アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
ボールパークへのいざない―――アメリカのスポーツの楽しみ方
元巨人の桑田投手が大リーグの下部の3A(こちらの人はトリプルAと言うようです)での成績が認められ、大リーグに昇格しました。

この下部の3Aのチームは各地にあり、独自にリーグ戦を行っています。ここでは、桑田投手のような大リーグを目指す選手達の登竜門、大リーグから降格の選手の調整再チャレンジの場になっています。

スポーツの観戦をエンターティメントと考えるアメリカでは、この3Aの試合の観戦はそうした選手の動向よりも、いかに楽しむかが興味の的のようです。我が地元ルイビルにもルイビルバッツ(Louisville Bats)という球団があり、先日その試合を楽しんできましたのでレポートをします(大分以前のエントリーで同様のレポートをしましたが、今回は鮮明写真満載でどうぞ)。

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(いつもながら芝生のきれいなグラウンドです)


瀟洒(しょうしゃ)な球場

大リーグ下部組織の3Aの球場ですが、球場の建物はなかなか趣があります。球場のあるダウンタウンの町並みにマッチした瀟洒なレンガ造りの外観です。

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(花も飾られた、きれいな球場入り口です)

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(内部もレンガの壁で落ち着きがあります)

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(古いものを大切にする国民性。昔の史物を展示しています)

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(中に入りグラウンドを見渡すと、おなじみの内野までの芝生のグラウンドです)

球場内“アミューズメント”エリア

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(外野席の一角は、子供達の招待ピクニックテーブルのエリアです)

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(滑り台やメリーゴーランドも外野席の一角にあります)

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(外野席には招待家族用ピクニックテーブルのコーナーがあります)

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(今日はあるスポンサーの招待イベントです。料理や飲み物まで用意されています)

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(外野の眺めの良い特等場所にもピクニックテーブルのコーナーがあり、誰でも利用できます)

国家斉唱(National Anthem)

アメリカのスポーツの試合では、試合前に必ず国家斉唱を行います。これはアマチュアでも、大学はもとより高校のフットボールやバスケットボールなどの観客の集まる試合は必ず行います。

今回は、地元のおばさんたちの合唱グループが招待されて国歌斉唱をしていました。このように時々地元の音楽愛好家を招いて、国家斉唱、演奏をしてもらいます。地元との強い絆を築いているわけです。

又、選手の横には地元のちびっ子選手達が招かれ一緒に国家斉唱に加わっています。この中には車椅子のちびっ子も招かれていました。

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(国歌斉唱の準備にかかる地元の“おばさん“合唱団)

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(国家斉唱。この合唱はなかなか優れものでした!)

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(ちびっ子選手達も一緒に)

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(車椅子のちびっ子も招かれています)

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(芝生のきれいな球場です。これだけでも楽しい気分になります)



建物、グラウンド、内部のユーティリティ、試合前試合中のイベント。すべて観客を楽しませる事を目的に構成されています。

大学でもスポーツマネジメント学科があり多くの学生が学んでいます。友人の息子さんもこの学科を卒業し、3Aのある球団で働いているようです。

アメリカのこの分野はなかなか奥が深いようです。当方も十分堪能してきました。








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コメント
この記事へのコメント
選手とファンの距離
3Aではこの距離がMBLよりずっと近いそうですね。子供たちと話をしたりする選手がおおいのでは?

私も以前にOakland A’sの試合に招待されて、昼食付きのゲームに行った事があります。いまYankeesのJasonGionbiがまだA’sにいた頃で、ポスターにサインをもらい握手などをしてきました。

日本のお祭りとちょっと気分的に
似たところが、こちらの野球の試合ありますね。

いまでも、A’sでは期間中の水曜日の試合は、子供は入場料が2ドルです。ホットドッグもこの日は2ドル、将来の観客の育成に余念がありません。企業は3ヵ月ごとの営業報告に汲々としていますが、野球チームは10年先にそなえているというのは、すごい事ですね。
2007/06/12(火) 11:17:19 | URL | calperch #-[ 編集]
いちろうさん、昔少し住んだことがあるサンアントニオにもミッションズというマイナーリーグのチームがあり、時々試合を見に行きました。写真を見る限り、ルイビルほどいい球場はありませんでしたが・・
でも、結構観客が入っていたし、球場側も楽しませるアトラクションを色々と工夫していました。日本のプロ野球よりも「ファンサービス」が良かったように思います。
でも、マリナーズが来る時には、はるばるヒューストンまでイチローを見に行きました。
2007/06/12(火) 23:59:47 | URL | 英さん #-[ 編集]
観客と選手の距離が近いって言うのは良いですね。好きな選手、チームを益々応援したくなる。日本のプロ野球も不健康なドームの中で、太鼓とラッパで騒ぎ立てるのではなく、太陽の下で健康的な観戦が出来るようになって欲しいと思いますね。子供たちのためにも。。。
2007/06/13(水) 00:54:51 | URL | 岳人 #-[ 編集]
Calperchさん
選手も気軽にサインをしますが、監督やコーチもファンサービスをしますね。

この”おばさん”合唱団の写真に写っている奥の監督審判団はメンバー表の交換をしています。この監督が自ベンチへ帰るときに観客席の子供とハイタッチ。それからしばらく話し込んでいました。

試合前の忙しい時ですが時間を見つけてファンサービスをしているのには敬服しました。

またこちらは球場がファンと選手が交流できるようにフェンス金網が無いですよね。

入場料はこの球場で、一番安いところで6$、高い所で11$でした(年間指定席は除く)。当方はいつも一番安い場所を買い、後は雰囲気を楽しむために球場内をぶらぶらしています(笑)。

2007/06/13(水) 13:22:04 | URL | いちろう #AtOU8eDY[ 編集]
英さん
ファンサービスの面では、以前この球場で試合前選手がグランドに並び一般客を順番に入れてサイン会をやっていました。

お客さんは後から後から行列で続いていましたが、選手はいやな顔もせずニコニコとサインをしていました。

又、アトラクションのキャラクター人形が、審判にちょっかいを入れたら審判も踊りだしていました。厳正な審判までファンサービス精神にあふれていますね。
2007/06/13(水) 13:30:13 | URL | いちろう #AtOU8eDY[ 編集]
岳人さん
今年からジャパンテレビという日本の番組を配信するプログラムを入れて見ています。久しぶりに日本の野球の実況を見ましたが、鐘や太鼓でうるさいのにはびっくりしました。

10数年ぶりの日本の野球中継(観戦)でしたが、これって昔よりエスカレートしていませんかね。とにかくうるさかったです。

こちらも一人一人の歓声は大きくてにぎやかですが、これもナイスプレーやその他ポイントになる時で、のべつではないですね。

それと集団で鐘や太鼓であわせて応援するというのも無いですね。これがあるのは集団主義がある日本のみなのでしょうか?
2007/06/13(水) 13:41:49 | URL | いちろう #AtOU8eDY[ 編集]
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