アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
大統領閣下の英語―――“Don’t let me be misunderstand(?)”で笑い飛ばされたブッシュ大統領
アメリカのブッシュ大統領は、時々英語の文法を間違えて演説するそうです。それに類する本も出版されています。ラジオの番組では面白コーナーがありよく揶揄されています。揶揄される大統領ではクリントン前大統領と双璧です。

これくらい有名(?)になると、物まねそっくりさんが何人もいてラジオやテレビでバラエティコーナーが花盛りです。そのブッシュ大統領の英語の間違いを、ある日のラジオでそっくりさんから揶揄されていました。

“Don’t let me be misunderstand.(?)”

‘60年代に流行った歌で「悲しき願い」という歌があります。日本では尾藤イサオが歌っていました。マイナーの曲調に乗せて「誰のせいでもありゃしない.....」と歌われた曲です。

アメリカのアニマルズというグループの“Don’t let me be misunderstood”というのが原曲でこれは勿論メガヒットになり、いまでもオールディーズの番組でしょっちゅうかかっています。

この日のラジオのコーナーは、この曲に乗せてブッシュそっくりさんが含み笑い(Giggleというようです)等の特徴を織り込みながら語りをいれながら、面白おかしく喋っていくパフォーマンスです。

さびのところでは歌っていきますが、そのときに出たのがこの“Don’t let me be misunderstand.”でした。正確には“Don’t let me be misunderstood”なのは日本人でも理解できます。

しかし、これは時々アメリカ人でも間違うのでしょうか?使役動詞に受動態がついて、やや複雑ではあります。アメリカ人の英文法の間違いはこれでエントリーがいくつも出来る永遠の課題ですが、国のトップからして間違っているという所に英語のおおらかさを感じます。

これは、ブッシュ大統領の英文法間違い集(?)の中の実例かどうかは分かりませんが、ブッシュなら間違いそうだ、さもありなんということで揶揄の対象にされたのでしょう。

このブッシュ大統領(のそっくりさん)。揶揄されても番組内ではくすくす笑っていました。上記のGiggleといって、ブッシュの物まねの時には欠かせないパフォーマンスです。本物さんのGiggleは聞いた事はありませんが、これが出ると本当のブッシュ大統領のような感じがするから不思議です。

国家元首を笑い飛ばしてしまう、なんとも不思議なアメリカ文化です。





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コメント
この記事へのコメント
Bushには知性を感じない
と言うアメリカ人が大半であるという
社会的な理解がこの揶揄の土台になっているような気がします。
親の七光りでYaleに入学というのは
周知のことで、自分でもBStudent
でしたと認めてますからね。
人としては、きっと一緒にバーべキューでもすれば、楽しそうですが
、その程度の人と思われているようです。
Goreに対してはBushと反対に
評価が高くなっているようですね。
皮肉なものです。


2007/06/30(土) 01:29:02 | URL | calperch #-[ 編集]
アメリカ大統領
ブッシュ大統領が間違った英語で演説をするとは知りませんでした。驚きました。英語学習者としては、彼の演説の英語を鵜呑みにしないように気をつけたいと思いました。
あるいは、いつかアメリカ人の英語の間違いがピンとくるようになりたいものです・・・。
2007/07/01(日) 06:43:09 | URL | mayupon #-[ 編集]
Calperchさん
その後ネットで調べたら”Bushism"といって、”Bush英語エラー集”があるそうですね。

その中に、”They misunderestimated."と実際に使ったことがあるそうです(misunderstoodとunderestimateの合成語)。このラジオ番組ではこれを揶揄されたもののようですね。

少し前にテネシーのナッシュビルに行った時に、ゴアの居住区を見て回りました。それはそれは豪邸が並んだ地区で、ゴアの家もこの中のどれかだ、と説明を受けました。

おそらく我々の数倍は電気代水道代ガス代がかかりそうな豪邸でした。「そんな人がグローバルウォーミングを説くのか?」とけちな義憤に駆られていました。アメリカ人でも同じ考えの人もいるようで、新聞の投書欄をにぎわしていました。

ところがアメリカのメディアの懐の深い所は、「ゴアもダンボールにくるまって生活するわけにはいかないだろう」というゴア擁護派の意見も載せていることでした。

大統領(候補)関連雑感でした。コメントありがとうございました。
2007/07/02(月) 06:48:34 | URL | いちろう #AtOU8eDY[ 編集]
Mayuponさん
ウィキペディアのなかにもこの”Bush英語エラー集”があります。

http://en.wikipedia.org/wiki/Bushism

当方もアメリカ人の英語を聞いて即座に間違いが分かる、などというのは永遠に来ないかもしれませんが、それでも何回も聞いていると、妙な英語にぶつかります。

今一番聞くのは"I don't do nothing."という否定が二度出てくるフレーズです。これはこちらの小説にも出てきますので、かなり広い層で話されているようです。

こうなると、文法例外用例で一つの法則(文法)になり、間違いだとはいえないのかもしれませんが...

コメントありがとうございました。
2007/07/02(月) 06:58:31 | URL | いちろう #AtOU8eDY[ 編集]
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