アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
“Back 2 school(Back to school)”-------表音文字の国アメリカの当て字文化事情
こちらアメリカ中西部では、学校の新学期が順次始っています。多様性がキーワードのアメリカでは、学校が始まる時期もさまざまです。新聞を見ると”Back to school”と子供や父兄達に呼びかけをしています。おっとこんな表現もあります。

“Back 2 school(Back to school)”

こちら英語圏でも当て字で変化を楽しむ事はあるようです。
“4 sale(For sale)”, “EZ(Easy)”などなど

当て字とは、「字の本来の用法を無視して、当座の用のために異なる語の表記に転用して文字を広く指す」とWikipediaにはあります。

日本でもよく使われているようで、プロ野球の”虚(巨)人”、”害(外)人”、”あぁ、惨(三)安打”、地名の”倒壊(東海)地方”、”おぉ痛(大分)県”、等揶揄の対象から、文学にも出てくる”沢山(たくさん)”、浪漫(ロマン)”までそれこそたくさんあるようです。文学に出てくるものはもう正式の日本語になっています。

表意文字ではないアルファベットを基にする英語ですが、音が同じであればこの当て字で変化を楽しんでいるようです。表題の“Back 2 school”の他に日常以下のものが目に付きます。

“4 sale(For sale)”
“2(To) you”
“EZ(Easy)”
“Nite(Night)”
“Rite(Right)”
“Awright(All right)”
“Biz(Business)”
“Beatles(Beetles)”
“Stealers(Steelers)”
"Xtra(Extra)"(注1)


アメリカ人にとっては、LとRは全く別音

音が似ている、という面ではわれわれ日本人はLとRの区別がつきにくくよく間違えます。

Read とLead
Red とLead(鉛)
Right とLight
Ray とlay

等です。よく間違えアメリカ人から怪訝がられます。

しかし本場アメリカ人は、これは完全に別な音として認識しているのか、これを取り込んだ当て字というのは見たこと聞いたことはありません。

よくこちらの漫画などに、幼児語や酔っ払った時の言葉を模した言葉が書かれています。その時にはLとRがごちゃ混ぜの時があります。しかし当て字でメディア等に載せて楽しむ時にはLとRの混用は皆無なようです。それくらいアメリカ人にとってはLとRは別な音という認識なのでしょう。

ThinkとSink

ThとSも日本人には悩ましい差ですが、アメリカ人にとっては完全に別な音のようです。しかし、これはIBMの有名なキャッチフレーズ”Think”を揶揄した”Sink”があります。しかし、これより他には日常は目に付きません。アメリカ人にとっては、THとSも音が違いすぎて当て字で楽しむという思考が無いのかもしれません。




さて、当方の会社では今週日本から出張者が来ます。日本のその出張者の同僚からMailが入っていました。

「.....彼が、入獄(入国)審査で引っかかった時には、アメリカサイドの助力を願います。」

これには思わず笑いました。前回そこの部門の同僚が來米した時に、入国審査で引っかかり、しばらくその審査場の別室で尋問を受けたとか。それを揶揄しての一文です。表意文字の国日本の方が、この当て字文化は進んでいるようです。


PS
   (注1)追加。8-20-’07




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コメント
この記事へのコメント
RとLの違いが大事な時
日常はこの辺りはいい加減でも、通用する英語でまあまあという具合でしょうが。

Rice と Liceの違いだけは良く
練習された方がよいかもしれません。

We eat rice every day.の
riceがliceと聞き取られると、しらみとなってしまいますね。
2007/08/21(火) 15:27:18 | URL | calperch #-[ 編集]
Calperchさん
RとLの違いはアメリカ人からは怪訝がられるものの、通常は会話を進める中でそう大きな取り違えはありませんね。

しかし、中にはご指摘のようなことというのはあります。当方の事例はエントリー中にも書いた、”Lead(鉛)”と”Red"でした。

アメリカ人の同僚が"Can I borrow a Lead pencil?"と聞くのを、"No I don't have any red pencils.と答えてしまいました。

その彼は鉛筆のことを文字とおり”Lead pencil"と呼んでいました。

この時はポケットに手をやって鉛筆を探したりで、会話としてはやり取りしたのですが、それもままならず大間違い。こんなこともあるんですねえ。

2007/08/22(水) 13:27:38 | URL | いちろう #AtOU8eDY[ 編集]
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