アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
結論が先に来る構文の美しい調べーー”Three more after these two."
英語の構文は結論が先に来ると言う、日本語との大きな違いが有ります。英語にどっぷりつかっていると、時に美しい調べとなって聞こえてくる事があります。
先日いちろうは会社で現場の手伝い。会社は今、大増産で忙しい時を迎えています。スタッフ部門も現場へ応援です。手伝いは組立てライン。製品を組み立てて箱に詰めます。箱詰めはラインの最後で二箇所に別れて行われます。

大増産のため夕方遅くまでかかりました。皆疲れ気味ですが、いよいよ最後の大詰め。そこにライン責任者から声がかかりました。ライン責任者も皆を鼓舞するため、すこし抑揚をつけて唄うように言いました。

ライン責任者ーー”Three more after these two."

「この2箱(終了)のあと3箱だよ」皆一斉に安堵と激励の言葉がかかりました。

英語では、日本語と違い結論が先に来る構文になります。この英語構文も日本語に直訳すると「あと3箱だよ、この2箱のあとは」で全く逆です。


先日、電話で取引先に注文をしようと思い、受付の人に先方の担当者を呼んでもらいましたが不在。そこで当方、

いちろうーーー「では、あとで電話をします」

と言うのを

いちろうーーー”OK. Later, Iwill call back again."

と言ったら、

先方ーーーーー”Hah? Pardon?"

と、怪訝な返事が帰ってきました。これは当方の声が小さかったのかもしれませんが、構文の”Later"が先に来る形が不自然だったので先方が戸惑ったのでしょう。通常は、

いちろうーーー”I will call back later"

と、「電話します」が先に来る構文となります。勿論、英語は生き物ですから”Later"を強調したりする場合は頭につけたりしますが、この場合はそんな状況ではありません。よって、先方が”Hah?"となったのだと思います。


数年前、日本の本社から当方の友人がこちらの会社に出張に来ました。応接室で雑談していると秘書のMaryが「なにか飲み物はいかがですか?」と聞きにきました。

(アメリカは、きょうび女性に物を頼むとハラスメントで問題になると意識過剰になる向きもあるかもしれませんが、それを業務内容に謳っていると忠実に実行します。)

そこでくだんの友人、

友人ーーーー”Juice, two!"

英語で挑戦したのは良いですが語順が逆でした。日本語のまま「ジュース2つ」と言ってしまいました。正確に言うと、

友人ーーーー”Two cups of juice, please."

でしょうか。飲み物は数えられないので、CupとかBottleとかに入った状態で言いますね。

更にこちらの習慣を付け加えると、Juice類はまず一般の事務所には置いてなく、コーラ類(Coke)のみです。又、コップで物を飲むと言うデリカシーは余りありません。缶もしくはビンのままぐい飲みです。

よって、友人の努力もむなしく秘書のMaryから”Hah?"と言われてしまいました。

さあ、この記事ももう少しです。辛抱して下さい。「この行のあと、もう1行ですよ」

”Hang on! One more line after this line!"


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