アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
英語高周波説に対する草の根検証----かん高い声に子音の破裂音それに言葉数の日本語と英語の対比
日本人が英語を聞き取れない要因の一つに、それぞれの言語の周波数の違いがあるのだそうです。即ち、日本語のパスバンドと呼ばれる周波数は、125~1,500Hz、英語(米語)のそれは1,000~4,000Hzで、日本人にはこの高い音が聞き取れないのだそうです。

この学説、周波数測定内容等わかりませんが、英語圏現地で生活するものにとっては、当たり外れ半々といった感じです。

かん高い声

周波数が高いという事が、いわゆる高音だという事をさすとすると、この学説では英語はかん高い声の人が多いということになります。しかし、一般的に架体の大きなアメリカ人は、女性や子供でも日本人に比べれば低い声となっています。男性でもでも黒人を中心に、大きな体からのだみ声の人が多くなっています。

これに反し、相対的に体の小さい日本の男性や女性子供の方が、格段にかん高い声になっています。こちらの英語圏の声に慣れてしまうと、時々見る日本のテレビの声、特にアニメの声がやたら甲高い声に聞こえます。

周波数が低くても聞き取れない英語。これからすると、この英語高周波説は、現地生活者にとっては、少し違和感のあるものになってきます。

子音の破裂音

但し、個別の言葉の要素については、さもありなんと思うことがあります。英語は日本語に比べ子音の破裂音の多い言語。この破裂の時の音、即ち高い周波数は日本人にはなかなか厄介です。

当方がアメリカに来て一番最初に苦労した英語は(今でもそうですが)、Twelveでした。当方の息子が当時12歳。アメリカ人に説明するのに、”He is twelve years old.”という時の”Twelve”が何回言っても通じませんでした。

これは日本的に発音すると、母音でつながる〔Tu-we-ru-vu〕という発音になります。ところが英語では、発音記号も〔Twelv〕と子音で終わる音の連続です。これを無理を承知でカタカナでふると、〔トゥッウェヴゥ〕とでもなりましょうか。唾を撒き散らしながらの子音の破裂音が多くなります。

この子音の破裂音が多くなる分、周波数が高くなるのは明白だという事には気がつきます。当方が、この高い周波数の音が出せなかったために、相手が聞き取れなかったということはありそうです。

一定時間内の音の波動=言葉の数

この周波数をマクロ的に見て、一定時間内の音の波動=言葉の数ということで定義をすると、言葉数の多さ少なさになってきます。

これは断然英語の方が言葉数は多くなってきます。即ちマクロの周波数は高くなります。静かな言語日本語に比べ、とにかく言い換え言い回しの多い英語。言外の理の日本語に対応する、ディベートの道具の英語。とにかく英語の単位時間内で喋る量は、半端なものではありません。

多量な簡単な単語の数々を、関係代名詞等で繋いで組み立てられている英語への戸惑いは大きいわけですが、この現象を周波数と見立てるならば、この学説も納得できます。


ラジオで物真似され揶揄されるNo1の大統領経験者はクリントンですが、彼の物まねは特有の低音のしわがれ声です。又ブッシュ大統領の声もそう甲高い声ではありません。

それに引き換え小泉元首相の「自民党をぶっ壊す」や、安部前首相の「美しい日本」発言の時の方が、その時の高揚感があるにしても、かん高い周波数の高い音に聞こえるのは当方だけでしょうか?

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コメント
この記事へのコメント
どうも、良く分かりません。
こんにちは

どうも地声の高さ、低さというのはTの音でも変わらないと思いますから、そのTなどの破裂音の前の発音の際にイントネーションが上がるということを指しているのでしょうか?

イントネーションでいうなら、おそらく日本語にくらべて、英語のほうが
その幅があるように思えます。イギリス英語はアメリカ英語よりまた
一段とイントネーションがはっきり
していますよね。これは音の抑揚の振幅の大きさですが、周波数には関係がないようにも思います。

どうも、物分りが悪くて申し訳ありません。もしできれば、さらなる
ご説明を!
2007/10/19(金) 12:43:27 | URL | calperch #-[ 編集]
Calperchさん
「日本語に比べて英語の方が周波数が高いので、聞き取れない」という定説を目にします。その説もそれ以上あまり事例を挙げていませんので、当方ら一般人には何のことかわかりません。

この解明を試みたのですが、どうもこの定説通りではないようです(と、当方は思う)。

リエゾンや短縮形の他の要素も、勿論聞き取れなさには影響していると思いますが...

コメントありがとうございました。返信送れて申し訳ありません。
2007/10/21(日) 01:01:43 | URL | いちろう #AtOU8eDY[ 編集]
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