アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
真の国際人------Yさんのその後
以前のエントリーで、真の国際人Yさんのことを取り上げました。そのYさんが3年振りに來米して、3週間の滞在で業務をこなしていきました。英語が喋れないが、国際人振りは超一級だったYさん。

3年後の今回は多少の英語を交えながら、更に国際人振りを発揮していました。3年振りに見た、その後のYさんの国際人振りをレポートします。
”Yes, No.”をはっきり言うYさん

アメリカ人を魅了しているYさん。今回は片言の英語を駆使し、久しぶりの対面でアメリカ人と和気合い合いです。

巨漢のPlant Manager Rickとの久しぶりの対面で、Rickの突き出たお腹をさすりながら、”No, Dame, dame(ダメ、ダメ)”と大きな声で指摘。回りも大爆笑です。

今回の仕事は現場での技術指導。身振り手振りである程度の意思伝達が出来ます。その現場からYさんの、”OK, OK.”や”No, Dame(ダメ)”大きな声が聞こえてきます。

”OK”は日本語になっており問題ありませんが、”No.”はYさんも最初は苦労。苦肉の策で”Dame(ダメ)で通した所、この”Dame(ダメ)”がアメリカ人の間でも流行。これが現場で定着していました。

英語圏では、顔が見えない日本人、意思表示がはっきりしない日本人といわれています。英語へのコンプレックスからか国民性からか、なかなかはっきり意思表示が出来ません。かなり英語の出来る人でも、このしがらみから抜けれないようです。

しかし、英語は赤ん坊だがコミュニケーションの達人のYさん。英語の不出来にはかまわず、自分の造語”Dame”を使ってでも、はっきりと自分の意思を表現します。

”Please, Excuse me, Thank you”の重要性を理解しているYさん

今回のYさんは英語は少しは上達していましたが、基本的には相変わらず通訳が必要な状態でした。それでもその新しく覚えた英語も、コミュニケーションの天才のYさん。理にかなったものでした。

どこで覚えてきたのか今回は、”Please, Excuse me,Thank you”を連発していました。

仕事を頼む時には、通訳を介して依頼しても”Please.”。依頼した仕事が出来上がったり、何かをもらった時には”Thank you.”ひとに話しかける時や、通路ですれ違った時には”Excuse me.”。

今回も細かい仕事の内容では通訳が必要なYさんでしたが、これらの言葉を連発してアメリカ人をすっかり魅了してしまいました。

英語圏を旅行するのに、”Please, Excuse me,Thank you”があれば、まず円滑に過ごせる、ということを聞いたことがあります。特に表意の国アメリカ。謝意やお詫びの気持ちを、口に出してはっきり言うのはこちらでは大事なことです。

とかくこれが欠けがちな我々日本人。英語は赤ちゃん状態ですが、コミュニケーションの達人のYさんにとっては、当然の如く口に出てきます。ここらが真の国際人の面目躍如といったところです。



言葉は、コミュニケーションの道具のある一部分で、それ以上に”Yes,No.”や感謝の気持ちやお詫びの気持ちの表意が重要です。いくら滑らかに英語を喋れても、そういうコミュニケーションの意思が無ければ、コミュニケーションは成立しません。これの達人のYさんは真の国際人と言えるでしょう。



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テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

コメント
この記事へのコメント
声が小さく、眼を見ないで話をするようでは
日本人同士でも、『あれっ?』て思いますよね。話をしたいのか?したくないのか?
一体何を喋ろうとしてるんだろう?・・・・

こんな状態では、日本人同士でもダメですね。言葉の違う国では、尚更でしょうね。

大きな声で、いいですねぇ。私は好きです。
2007/10/30(火) 01:21:53 | URL | 岳人 #-[ 編集]
文化を超える人としての魅力
いちろうさん、こんにちは

いやあ、嬉しいですね、こういう話は。Yさんは、その人柄で、言葉、文化に関係なく人を魅了してしまうのでしょうね。

明治維新のころ、西郷隆盛がイギリス人の通訳に大好きになられたという話もあるようですが、これも人間的な魅力というものが前面に出てきた例でしょうね。

英語がぺらぺらで人間もぺらぺら
よりも、英語朴訥、人間魅力ありのほうが、それは人気がでるでしょうね。一緒に大声で笑えなければ、やはりダメですね。

良い話を聞きました。

2007/10/30(火) 11:37:51 | URL | calperch #-[ 編集]
岳人さん
こちらアメリカで、英語が通じないと思い込んでいる日本人の会話の大部分が、実は声が小さくて相手(アメリカ人)が聞き取れていなかったというのは良くあります。

今回レストランで、よく食事も一緒にしました。その時もYさん流では、「(大きな声で、ビールの空グラスを掲げながら日本語で)もう一杯、プリーズ」と呼んだら、ウェイトレスはすぐ次のビールを持ってきました。

これも、正しい英語ですがぼそぼそした声で”Another glass of beer, please."というよりははるかに伝わるのでしょうね。

2007/10/30(火) 13:38:14 | URL | いちろう #AtOU8eDY[ 編集]
Calperchさん
よく自分だけの会話のペースで、日本流を押し付ける国粋主義的な日本人がアメリカにもいます(来ます)ね。えてして英語を喋れない人達が陥りやすいパターンです。

それとYさんが決定的に違うのは真心(感謝やお詫びの気持ち)やユーモアを常に持っているからだと思います。これがあるかないか、100%表出するかどうか、アメリカ人(他国人)は言葉が通じなくても良く見ているものですね。
2007/10/30(火) 13:46:45 | URL | いちろう #AtOU8eDY[ 編集]
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