アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
”Two cups of juice, please!"とオーダーして、そのまま許してくれるほどアメリカ社会は甘いものじゃありません。--お任せ日本人が見た非委託国民
いちろうの日本の友人がこちらに来て、当会社の秘書のMaryにジュースを注文しました(先日記事)。チョイスの世界のアメリカではこれですんなりジュースが出てくると思うと大間違い。

個人主義の国アメリカでは、おまかせという集団主義の便利なツールはありません。レストランでの食事で好みを"追求されて”四苦八苦する日本人の話は喧伝されています。ここでは草の根評論家が一般アメリカ社会で見聞した非委託国民性の数々をレポートします。

ジュースといっても果物系から野菜系のジュースまで色々有ります。

Mary------"What kind of juice would you like?"

友人ーーー「(何でもとりあえず冷たいものでいいんだけどなァ)おまかせするよ」

いちろうーーAny type of juice is OK.

Mary------"Is it OK just orange juice?"

いちろうーーOK,OK.

とかなりしつこく好みを聞きおまかせと言う事は有りません。


ビジネスの世界でも当然この国民性は顔を出します。いちろうは会社のRichardに現場改善のプロジェクトの指示をしました。

いちろうーーー「(諄々と背景、内容説明。その後)それで色々な手法を使って、現場の改善をお願いしたい訳です。わかりましたかね?」

Richard--------"So, what do you want me to do?(何を私にしてもらいたいのですか?)”

仕事の世界も全体の意を汲んで色々自分で問題点を見つけ業務を遂行していくと言う事が少なく、上記のようにずばり「何をしてもらいたいか」聞いてきます。いわゆる”おまかせ”と言う事が少ない社会です(勿論これが出来る米人もいますが統計的に見ての話です)。会話その後、

いちろうーーー「うーむ。そうだね。まず物の流れを見て無駄を見つけ出しそれのムダ取りをやって、それから.....」

Richard----”Ok. You want me to do material flow analysis, right? (物の流れの分析をあなたは私にやって貰いたいのですね?)”

いちろうーーー「(ううう。やってもらいたい云々ではなく、共通課題として自主的に取り組んで貰いたいのだが...)Yes, yes.」

仕事の指示をした後、必ずこの「...を私にやって貰いたいのですね」と云う確認が帰ってきます。これも上記の様に日本人を複雑な心境にします。


夫婦間でもこのおまかせと云うことは日本に比べると少ない様です。GaryとRatchelは職場結婚の夫婦。当然アメリカですので共稼ぎで同じ会社にいます。

あるときGaryが出張に行きその旅費清算をしました。その小切手を渡そうとした時に、たまたまGaryは休みでした。それでRatchelに「これ旦那さんの分だからあなたに渡しておくよ」と言ったら、「とんでもないこれは彼のよ!私たちの会計は別個よ」とのご宣託。


毎月の給料も定年後のやり繰りも、全部女房におまかせの草の根評論家はアメリカ人にどう写るのでしょうねェ?



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