アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
魚の丸かじり、踊り食い、ニワトリのつぶし、の無い世界---悩ましい英語の可算名詞、不可算名詞
先日、近くのホテルのロビーで、ルイビル地区の観光パンフレットを目にしました。その中に、レストランの紹介があり、おいしそうな料理の写真とともに説明がなされていました。

この説明文の英語をよく見ると、我々日本人の永遠の悩みの種の、”数えられる名詞、数えられない名詞”のオンパレードです。

”We use only the highest quality seafood purchased from all over the world. North Atlantic Cod, Western Australia Lobster tails, Canadian Sea Scallops and Shrimp from the warm waters of the Gulf of Mexico.
And don't forget our delicious steaks, chicken, pastas, and salads.”


IMG_6959_1_1.jpg
(あるレストランの、おいしそうな料理の紹介のパンフレットです)



Cod, Shrimp, Chickenが, Cods, Shrimps, Chickensになったら大変!

Cod-------------《C:魚のたら、U:たらの身(CはCountable, UはUncountable)》、と辞書にはあります。レストランに、魚のたらがどんと丸ごと出てきたら大変な事です。たらの魚の丸かじり料理になります。アメリカではここ数年、健康志向でSeafoodが広まっているとはいえ、日本から見るとまだまだ一般的ではありません。その中で、魚が一尾丸のままテーブルに出てくると、アメリカ人はぎょっとします。よってここは、物質名詞の無冠詞単数になります。

Lobster tails---これはLobsterですが、丸ごとではなく尻尾部分(というより、頭を除いた所)なので、数えられる名詞。’Lobsters’となると、Lobsterの一尾まま出てくるのでしょうか?

Scallops--------《C:ホタテガイ。通例複数形でホタテガイの貝柱》。

Shrimp---------《C:小エビ、U:小エビの身》これが写真等見ても悩ましい所です。エビが何匹も乗っている、Shrimp Cocktailの説明も、’Shrimp'と単数になっていました以前のエントリー)。良く見ると、エビの頭を取っており加工されてエビの身になっていました。料理の紹介で’Shrimps'となると、エビの踊り食いになるのでしょうか。

Steaks、Chicken、Pastas、Salads----”Chicken'以外はなんとなくわかりますね。’Chicken'が要注意。ある本にも出ていましたが、これが複数になるとChickenの身からニワトリそのものに転じる様です。ネイティブの人にとっては、”I ate chickens.”とすると、「ニワトリを数羽つぶしてそれを食べた」となるようです。「Chicken(のから揚げ)を三つ食べた」場合は”I ate three pieces of chicken.”となるようです。


食文化は「ところ変われば品変わる」で、魚の丸かじり、踊り食い等日本では珍しくありませんが、英語の間違いによる不要な混乱は避けたい所ですね。可算名詞、不可算名詞は、日本語に無い概念のでなかなか難しいですが。



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