アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
日本人は立派に英語を喋れます!----英語を喋る時の姿勢
当方の、以前のアメリカ人の同僚の事です。彼は日系会社にいるからか、日本語に少し興味がありました。ある日の朝、廊下で会った所、

“I can speak Japanese. オハヨー オゲンキデスカ?”

と言いました。次の日も同じ場所で会いました。

“I can speak Japanese. オハヨー オゲンキデスカ?”

日本語が喋れると言うからには、次の会話が出てくるのかなと思いきや、その次の朝も、

“オハヨー オゲンキデスカ?”

これで、堂々と日本語が喋れると規定しているアメリカ人。これから見ると多くの日本人は、“Hello! How are you.”以上のことは言えるわけですから、胸を張って「私は英語が喋れます」と言っても良さそうです、が...

異言語を喋る姿勢

日本人の異言語、特に英語を喋る姿勢は、

1. 文法に従って(間違えないように慎重に)、
2. 正しい発音、イントネーションで(間違えないように慎重に)、
3. 習った単語を使って(間違えないように慎重に)、
4. 周りの空気を読みながら(間違えないように慎重に)、
5. 相手に礼を失しないように、言葉を選びながら(間違えないように慎重に)、

喋るという事のようです。

学校英語(での評価方法)からの呪縛、現在の日本社会に蔓延するKY(空気を読む)文化からの呪縛で、非常に慎重な大仰な姿勢になっています。

アメリカでも、日本語は希少としても、スペイン語は隣国メキシコを控えている事もあり、且つ高校、大学時代の履修科目でもあり、結構多くの人がチャレンジしています。その時の状況を観察すると、アメリカ人の異言語(この場合スペイン語)を喋る姿勢は、

1. 単語を並べて(通じる様にするために)
2. 繰り返し言って(通じる様にするために)
3. ボディラングエッジを交えながら(通じる様にするために)

喋るという事のようです。

これで、結構ヒスパニックの人達とこちらアメリカの人達は、丁々発止やりあっています。誰も、文法や発音を気にしながら、間違えないように慎重に喋っている人はいません。

異言語としての習得完成度は、日本人の英語の方が、アメリカ人のスペイン語よりもはるかに高いのは明白です。しかし、日本人が英語に対し、もう一歩(数歩か?)自信をもてないのは、この異言語を喋る時の姿勢に起因しているのではないかと思います。

学校英語や社会人になってからの英語学習で、英語の基礎はある程度出来ている日本人。後は英語を喋る時の姿勢だけでしょう。このアメリカ人が異言語を喋る時の姿勢をそのまま借用して、どんどん喋れば(勿論間違いもたくさん出ましょう)、日本人も英語に対してもっと自信を持てるのではないでしょうか?


冒頭のアメリカ人の、日本語の実力は少し論外ですが、それでも臆することなく“I can speak Japanese. オハヨー オゲンキデスカ?”と言っていました。この彼の姿勢を学べば、「日本人も立派に英語を喋れます!」と自信を持って言えるのではないでしょうか。








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