アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
“Your kids are alike you! (子供さん達あなた似だね!)”と言って気まずくなるアメリカ社会ーーーアメリカの家族事情
先日B市で会ったSteveは、奥さんと子供二人でレストランに食事に来ていました。平日でSteveもその奥さんも仕事ですが昼休みは一緒に集まり食事を楽しみます。子供はベビーシッターの人から一時解放されて親と合流と云うわけです。

アメリカの小さな町では良くこういう光景を見かけます。お昼を食べながら家族の絆を確認しあっているのでしょうか? アメリカは家族の繋がりを第一に考えて生活が組み立てられています。昼休みのみならず夕方も大部分のアメリカ人はうちへ一直線です。アフターファイブは圧倒的に日本人の方が機会は多いようです。

さてそのSteve、子供達を連れていました。Steveが当方に話しかけた時にこちらも何か言わなければなりません。こんな時に便利なフレーズは、

いちろうーーーーー“Hi! Steve. Your kids? Good boys and good family! (良い子達だね!)”

と言うと、大抵のアメリカ人はにっこり。これは日本人でも同じでしょうか、家族に対する誇りをくすぐられた様です。

逆にタブーなのがこれです。

いちろうーーーーー“Your kids are alike you! (子供さん達あなた似だね!)”
Steve-------------“Well, Hmmmm.”

これは日本では良く使われるフレーズで、親もうれしいところです。しかし離婚率が格段に高いアメリカでは禁句。日本人から見ると紅毛碧眼(なんとアナクロニズム的な表現)の大人子供は皆同じ親子に見えますが、再婚相手の連れ子というケースが良く有ります。それに対し似ていると言うのはちょっと気まずくなります。

アメリカの場合、よしんば実の親子でも“自分は自分”、“人間の違う所に価値観を見出す”と云う社会では似ている事が誉め言葉にはなりません。

無難なのが、小さい子供(赤ん坊から幼児)は“Cute!(かわいいね!)”。小学生から20歳位までは“Good Boy(girl)!”でしょうか。又少し話せる関係であれば”What sport do you like(なんのスポーツが好き)?“とスポーツに話を振るのもよいかも知れません。スポーツ大国アメリカは誰でもスポーツに関心があり、子供らは実際にプレイしています。

ある日、一郎は会社のMartha(女性)と近くの公園でばったり。Marthaは小さい子供達を連れていました。

いちろうーーーーー“Hi! Martha. You have good kids! (マーサさん今日は。可愛い子供たちですね)”
Marta-------------“ Hi Ichiro! They are my grandchildren!(私の孫たちよ!)“

当方はてっきりMarthaの子供たちかと思ったのですがお孫さん達でした。Marthaはまだ若く見えます。再婚による家族の合流、シングルマザー等による若年出産等々によりこんな現象にお目にかかったのでしょうか?アメリカの複雑な家族状況の一端を見た気がしました。

(日本でも家族像の価値観は色々あると思います。上記の記事は価値観の良否を言ってるのでは決してありません。アメリカの状況報告のみです。)

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