アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
Did you know all about Presidential election?----「ねえねえ知っている?」と言いたくなるアメリカの大統領選のしくみ
アメリカの大統領選挙は大詰めです。最後のウィークエンドを迎えてヒートアップしています。本日の新聞にも、”Voter guide”なる増刷版が入っていました。各有権者の皆さん、これを見て投票をもれなく混乱せずに行ってください、というガイドです。

これを見ると、「へえー!」というような情報がありました。読者の皆さん、Did you know about this?

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(表紙はオバマ、マケインの対峙を表しています)


大統領候補者は5人

こちら地元にいても、連日のニュースで報道されるのは、オバマ、マケインの二人の候補者の動静だけです。しかしこのガイドでは、合計5人の候補者がいる事を知らせています。

名前(政党/属性)
John McCain(Republican)
Barack Obama(Democrat)
Bob Barr(Libertarian)
Charles O.Baldwin(Constitution Party)
Raloh Nader(Independent)

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(増刷版の中は、5人の候補者が並んでいます)

ラルフネーダーは昔から、市民運動家として有名ですね。今回も早い時期に立候補するのはニュースで流れていましたが、マケイン、オバマの選挙戦で影が薄くなっていました。

当方もすっかり忘れていました。Did you know?

候補者資格、業務分掌、報奨、選挙のプロセス

これらが、この候補者の写真の下の方に掲載されていました。

1.候補者資格(Qualification)

いわゆる被選挙権です。

“Must be at least 35 years old, a native-born U.S. Citizen and a resident of the United State for 14 years”

これは、カリフォルニアのシュワルツネッガー知事が異議を唱えている、”アメリカで出生した人のみ”の項があります。

2.業務分掌(Duties)

ここらがアメリカ的。大統領の職務内容を明記しています。

“Enforce the Laws; serve as commander-in-chief of the military; conduct foreign policy; nominate executive branch officials, judges and ambassadors; sign or veto legislation.”

日本の総理大臣の職務内容はどうなんでしょう?.

現下の金融危機の対応は、最後の”sign or veto legislation.”の項のみですね。政経分離がはっきりしているアメリカらしい表現です(さすがのアメリカも、今回は70Billion$の国税投入に踏み切りましたが)。

3.報奨(Salary)

アメリカらしい最たるもの。きちんとSalaryの額を明記しています。

“$400,000

日本の総理大臣の年収はいくらなんでしょうか?

4.選挙のプロセス(Election process)

(その後任用期間〔Term〕, 職場の住所〔Office=ホワイトハウス〕の後に)選出までのプロセスが明記されています。例の選挙代理人制度のところです。

“Major party nominees, chosen in a primary process, and independent and third party candidates run in the Nov. 4 general election. In most cases, candidates who win a state's popular vote win that state's Electoral College votes(based on the number of senators and House members that state has). The candidate who receives at least 270 electoral votes out of a possible 538 is elected president.”

最後の選挙代理人の選出のプロセスで、”In most cases, candidates.....”とあります。じゃあ、例外もあるということなんでしょうか?

随所にアメリカらしさが出ていますね。Did you know?

「清き一票を」の日本と、”You 're out of luck.”のアメリカ----投票の勧め

個の国アメリカでは、投票の勧めもどこか日本と違います。日本では、投票率上昇を目差しいろいろな働きかけを行います。

アメリカでは、あまり個の働きかけは見られません。あくまで”個人の権利です。遂行するかどうかはあなたのチョイスです”という感じです。

ご存知の様に、アメリカではまず選挙人登録をしなければなりません。この”Voter guide”の最後にQ&Aのコーナーがあります。そこで、選挙人登録を逃した人の質問が載っています。それに対する質疑を挙げます。

Q : What if I'm not registered(もし、登録を逃したら)?

A: Sorry. You are out of luck. The registration deadline was early October for this year's general election(ごめんなさいね。あなたは運が悪かったね。この登録の締め切りは10月初めでしたよ).

日本なら不謹慎だというような、軽いノリの答えですね。Did you know?


Did you know?というのは、「ねえねえ、知っている?」というくらいの意味合いで使われます。過去形にするのが丁寧な表意になるのだそうです。こう使いたくなる様な、彼我の違いが盛り沢山のアメリカ大統領選です。


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