アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
英語のモジュール、オヤジ編------「君ィ、いいかね?」「はいはい。大丈夫です」の”OK.”
当方の周り(アメリカ)では、“OK”(”Okay")という言葉ほど実際の会話に使われる言葉は無いでしょう。念押しの時の「いいですか?」の”OK?”や、返事の時の「はい、そうですね」の”OK.”です。

“You have the list for inventory, OK?(あなたは在庫リストを持っていますね、いいですか?)”
“OK, I do.(はい)”
“So, you have to rewrite the number on the block, OK?(でその欄に数量を書き込みます。いい?)”
“OK. I will do.(はい)”
“Then, you go to the entry screen, OK?(それから、データ入力画面にいきます。いいですか)”
“OK.(はい)”
(Continued)

と、延々と続いていきます。

20060123103528.jpg
(寒い季節がやってきました。ね?)

念押しの”OK?”

念押しの”の時には、付加疑問文(Tag question)で念押しする、というのは英語学習で取り上げられました。                 

“You have the list for inventory, don't you?”

の、例のものです。しかしこの付加疑問文は、本文がBe動詞、三単元、肯定否定で形が変わってきて、当方程度の英語力の者には少々厄介な物です。

“........, isn't it?”
“........, doesn't she?”
“......., do you?”

等です。

”OK?”は、これを一つの表現で済ませられると言う便利さがあります。便利なだけに、特にくどい言語である英語では、これが盛んに使われます。

日本語でも、くどいオヤジ世代になると「~だよね?いい?」とか、「~だろ?わかるね?」を連発します。これと同じですよね?

余談ですが、あるブログで見ましたが、英語の初歩の人でこの日本語の「~ね」の癖が抜けきらずに、見事な合成英語を話している人がいたとか。

”Yesterday”、ね?”I went", ね?”post office”、ね?

まず第一段階で、ここまで言えるというコミュニケーション意欲には拍手喝さいです。しかしこれも簡単に英語っぽくなる方法があります。この「ね?」の所に”OK?”を入れてみて下さい。

“Yesterday, OK? I went, OK? Post office, OK?”

これだと、こちらで見聞きするアメリカ人の英語と感じが似てくるから不思議な物です。アメリカ人でも(勿論当方も)、英語に詰まったら”OK?”を入れて会話に”一息入れて”います。

返事の”OK.”

返事の”OK”も、日本人が陥りやすい”Yes, yes.”の弊害を防止してくれる効用があります。肯定を表す”Yes.”を返事の時に多用するのは、話されている内容によっては誤解が生じます。

“Did you finish making the inventory report you are supposed to do?(在庫レポート完了しましたか?)”

の問いに対し、「はい。その事についてですが...」の冒頭の「はい」のつもりで

“Yes, yes. But .....”

と応えると、レポート完了したと受け取られて、後で問題になります。これを、

“OK. But .....”

と答えておくと、「今回のあなたの問い合わせの内容については了解。しかしながら...」となり、混乱はかなり少なくなります(しかし、これも多言語の英語。その”But”の後の理由をあれこれ喋る必要はありますが)。

”Yes, no.”のはっきりしている論理的な言語の英語だけに、この”OK.”は混乱を避ける便利な単語です。


時あたかも、日本の親会社からも、オヤジに問い合わせがあっています。
「君ィ。在庫レポートはどうだね?いいかね?」
「はいはい。大丈夫です」
さて、この「はいはい」は、どちら(完了?未完?)の「はいはい」でしょうか?


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コメント
この記事へのコメント
¿verdad?
スペイン語では、「isn't it?」のかわりに「¿verdad?」をつかいます。つまり、「本当?」です。

また、「¿no?(違う?)」も「¿verdad?」のかわりに(?)によく使います。
2008/11/30(日) 14:38:48 | URL | ADELANTE #NLJharc2[ 編集]
ADELANTEさん
こちらでも、(特に話し言葉では)"...., right?"を良く使いますね。"...., wrong?"や"...., incorrect?"も使っています。同源なのでしょうね。
コメントありがとうございました。
2008/12/01(月) 02:00:48 | URL | いちろう #AtOU8eDY[ 編集]
このテの話し方の人 日本には結構いますよ
いちろうさま
こんにちは。
わたし これ ‘ね’はさみEnglish と呼んでおります。
わたしはいろいろ言葉をつくるのが好きなのです。と 申しますか 教えている時覚えてもらい易いように You Know English だとか 耳からEnglish だとかって言葉を作り出してレッスンしておりました。
この ね を挟む人って 結構おりますよ。
この ね が入るがために 相手が慣れていない場合全く意味不明になります。
すごい人になると その上に 接続詞を 日本語で入れます。
I ね wrote ね it ね yesterday でもね I ね haven't ね sent ね it ね yet なのね。みたいな感じです。
ね を取って でもね を but に変えれば完璧に喋れているのですけれど・・・hahaha・・・・・・
あの時のアメリカ人の顔 今でも忘れられません。 
ドイツ語でもしている人がおりました。ある程度話したあと ね を入れるのです。あれで通じていたのでしょうか。わたしはドイツ語はからきしなのでわかりませんが。
ところで わたしは考えてみますれば OK はあまり使わないですね。通訳に行った時にはそれでは済ませられませんし 教えている時もしょっちゅうは使わなかったですね。単体では。Is it OK if I sit here? とかでは使いますけれど。
知り合いのアメリカ人もあまり使いませんねぇ。わたしに向かっては。それってそちらの職場言葉かも・・・と思いますが。Got it? は使いますが。それとも流行っているのかしら。非英語圏人が増えているから 分かり易いように。
2008/12/01(月) 20:39:46 | URL | fountainhead #6NxBSyw.[ 編集]
Fountainheadさん
’ね’はさみEnglishは、日本語的なリズムを出したいために、つい出てくるのでしょうか。”語尾上げ”日本語にも通じるところがあるのでしょうかね。

「ね を取って でもね を but に変えれば完璧に喋れているのですけれど・」といわれる様に、英語としてもう少しの所には来ているのですけどね。

この”OK"をはさむ英語は、こちら(アメリカ中西部)では結構聞きます。’You know' Englishとは違う層で使われる(’You know'はスポーツ界を中心に使われています)間投詞的なものです。

これはアメリカ人同士でも良く使っています。問わず語りで、KYの無い、行間を汲み取る事の無い、これらの文化がそうさせる簿でしょうか?

コメントありがとうございました。
2008/12/02(火) 14:20:07 | URL | いちろう #AtOU8eDY[ 編集]
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