アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
英語のモジュール、オヤジ編-----「あれは....、あれだ、うん。」の”Something”
当方の世代は年をとったのか、日本語でも言葉がなかなか出てこなくなります。

「あれは....、あれだ、うん。」
「昨日君の言ったことは、あれか?」
「するってーと、なにかい?」

これは、以下の様なことを言いたかったのでしょう。

「あれは、君に移動してもらおうという件だ。」
「昨日君の言ったことは、認可しろということか?」
「と、いう事は、こちらに来れないということか?」

これらは、日本語がとっさに出てこないと言う事もありますが、表現を多少オブラートに包みたいと言う気持ちも働いているのでしょうか。

この世界のオヤジが、理論的な英語(と、一般的には思われています)をマスターするとなると大変です。両者は違う世界です(と、一般的には思われています)。これは、①日本語でも上記下段の様に言葉が出てこない、②英語がすぐに思い浮かばない、のがあいまって、しどろもどろになります。

そんな時に、便利な言葉があります。”Something”です。
間を持たせ、オブラートに包む、”Something”

先日ラジオを聞いていたら、以下のような英語が流れてきました。

”Is it something I'm not right?(それはあれでしょうか、私が良くなかったんでしょうか?)”

これは、視聴者参加の討論番組で、すこしシリアスな問題を討論していた時に出てきた言葉です。それぞれが自分の主張をして、間違いがあれば認めていくというスタイルです。この発言者。すこし言い過ぎたのか反省モードです。そこで、「自分は良くなかったかな」と言う時に出てきました。

すこし、反省モードではありますが、これを、

”I'm not right?”

と言うのは、すこし直接過ぎてギスギスしますし、又、そこまで引き下がりたくない物です。それで、”...something...”で間を持たせ、且つ、オブラートに包んでいます。

これは、我々の日常に良く出てくる表現方法です(上記日本語を訳してみると)。

”That is uhh...something what I want you to be transferred.”
“What you told me yesterday was something uh.. you want me to approve ?”
“Is that what you mean is something you don't come?”

年々厳しさの増すビジネス社会。瞬時瞬時の判断と業務遂行が求められます。そんな時に、すこし間を持たせて、表現を和らげる効用があります。

英語学習の観点で見ても、英語をせっせと勉強して、文法も語彙も身につけたけどなかなかとっさに話せないというのはよくあるものです。それは、ひとつはこうした日本独特の、間を持たせたり、オブラートに包んだりのオヤジ表現を、ガチガチの理論英語に導こうとしているからではないでしょうか。そんな時に、この”Something”は有用です。



このエントリーも書き言葉だと上記の様に整然と(どこが、と突っ込まないように)なりますが、話し言葉だと以下の様になりますよね。

「本エントリーの”Something”というのはあれですよ、ええ。その。直接英語の勉強のためになるとは言いにくいけど、あれじゃないかなぁ。少しは役に立つのじゃないかなぁ。」



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