アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
この程度のアメリカ人の英語---新聞に見る平易な英語の発言集(フリーマーケットの店員さんたちのコメント集)
前回、新聞の記事からネイティブの被取材者の発言をとりあげて、如何にネイティブが平易な英語を駆使してコミュニケートしているかをエントリーしました。

これらは、なにやら日本での英語の“勉強”に出てくるものとは違う次元の(易しい!)英語のようです。これらを駆使して、こちらのネイティブは十分にコミュニケートをしている事を考えると、これをもう少し研究する事により使える英語を身につけられそうです。

日本の英語学習者の多くは、英会話の簡単なやり取りは何とかこなせるようになったが、自分の事を少しまとまって紹介するとなると英語が出てこない状態や、文法や単語はある程度知っているが、ある状況を説明するとなると、どう話してよいかわからない状態だと思います。

これは、もっと文法や単語、イディオム等を勉強すればよいものでもなく、又、難解な文章を読み込めばわかるものでもない、ある種の話すパターンがあり、それをどう使っているかを知る事でマスターできるようになるものです。

今回はこれを、新聞の記事の中のフリーマーケットの店員さんたちのコメント 集から取り上げてみたいと思います。

問わず語りの文化

最近、ケンタッキーのルイビルのダウンタウンで、フリーマーケットが開かれ、現在の経済不況にもかかわらず、多くの店(Booth)が出店し、たくさんの人が詰めかけました。その様子の特集の中から、出店した店の店員を取材したものを発言集として抜粋しました。

まず、ヘッドラインです。

Bargain hunters swarm Kentucky. Flea market.(ケンタッキーフリーマーケットに集うバーゲンハンター達)

まず、最初の店の店員さんのコメントです。日本語で「さあ、買った買った!」と呼び込みたい気持ちがコメントに現れています。

“You have to stop and look at all the booths, because you don't know you need it until you see it.(お店に寄って見て!見ないと何が欲しいか分からないよ!)”

簡単な単語の連続です。それと、 because以下が日本人の会話の感覚からするとくどいような感じがします。しかし、多弁言語の英語。言わずもがなの事でも問わず語りで、くどいくらいに言います。これは、文章のリズムにもなっているようです。

多くの日本人英語初心者は、“You have to stop and look at all the booths.”で終了します。そうすると多くのアメリカ人は、そのリズムの違いで”????”となり、それを見て日本人はパニックになるケースが多いようです。

それから論理的な言語(理屈っぽい言語)の側面もある英語。 becauseのあるフレーズは良く使われますし、それが入る事で一つのリズムになっているようです。

次に続くコメントも多くは二つのセンテンスから成り立っています。特に多少抽象的に述べた後にはそのフォローというか細く説明が入ります。抽象的な事を述べて、後は言外の理解を求める日本語的な感覚はありません。

ここらに、日本語からの直訳や対訳だけでは、なかなか英語が通じない原因があるようです。

“People become budget-minded. They're looking for bargains and to spend their money wisely.(皆さん節約志向になりましたね。バーゲン品を見つけて賢く消費しています)”

“It was kind of the old days—just a mess of people. You couldn't hardly move.(昔みたいに多くの人だかりです。動くのが大変です)”

“As far as the economy, it's amazing.. If they have a little bit to spend, they're spending.(皆さん、欲しい物があると少しは買ってくれ、経済情勢から考えると驚きです)”

As far asは接続詞である、と文法の本にはあります。このAs far asとAs long asは実際の英語ではいやというほど出てきますので、マスターしておいた方が良いでしょう。

“Most of my people are return customers. People got to take care of their feet.(殆どの人はリピーターで、足を運んでくれます)”

リピーター(Repeater)が英語で通じるかどうかは分かりませんが、言い換えが必要としたらこの return customersが有効でしょう。どちらにしてもマーケティング用語ですから、今まで述べたように補足説明をつけながらくどく説明するのが良いのかもしれませんね。




繰り返しますが(これも英語的なくどい言い回しですが)、どれを見ても平易な単語や文法で構成されています。又、ひねったようなイディオムも使われていません。しかしセンテンスをつなげて、くどいくらいに補足説明をする、又、それがひとつの会話のリズムになっているようです。これらを習得すれば、自分の事のまとまった紹介や、ある状況を説明する事が可能になるのではないかと思います。




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