アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
「若者の背中を押してあげる」活動----日本からのホームステイの若者達の感じ取ってくれた事
現在当方の家(アメリカ)に、若者が二人日本から来てホームステイをしています。当方の母校(大分高専)の同窓会活動の一環で、ボランティアで学生を受け入れたものです。

以前も、当方の家に若者が日本から来て、ホームステイをした事がありました。本活動の雛形となった活動です。以下の文は、二年前の当方のブログで、当時のその活動に関する状況をまとめたものです。

当方のブログを丹念に読んでいる奇特な読者はいないと思いますので(オイオイ、なんて事を!)、再掲となりますが、ここにこれを皆さんに紹介をしたいと思います。


*******************************


当方の家(アメリカ)に過去数人の若者が日本から遊びに来ました。いわゆるホームステイです。皆、大学生や高専生で親戚や知人友人の子供さん達です。

当方からの勧めで親がその気になり子供さん達に話し、子供さん達もなんとなくその気になり単身アメリカ渡航を決断したというものです。

彼らは当初英語は殆どダメで、マニュアルに従っての”Yes, No.”だけの返事で入国審査を受けての入国でした。又、滞在中も当方や当方家族と同一行動といういわゆるアメリカを垣間見るというホームステイでしたが、彼らにはそれなりに感じ取る所があったようです。
アメリカを垣間見る事

滞在中は一緒にファーストフードレストランに行き、こちらのメニューを注文するのを見て、その後自分で注文してみて英語が通じ無かったのがわかったり、買い物でも同じ経験をしてしょげ返ったりしていました。

又、当方もずっと会社を休み相手をしてあげられない、ということで当方の会社に一緒に行きました。そこで当方の会社の簡単な作業を経験させたりする中でアメリカ人との接触を経験し、アメリカ人は話には聞いていたがそれ以上にフレンドリーで気さくに接してくれた、等の感想を述べていました。

英語も一日、二日とアメリカ人の職場の同僚とすごす中で、ボディーラングエッジ等で少しずつ通じ始め、自信を持っていったようでした。

一番基本の日常の挨拶も、相手の目を見て握手し大きな声で言葉を交わすアメリカの風習にびっくりしながらも、だんだん慣れて板についてきました。

又、毎日の行動の中で「これがやりたいのかどうか?」「Yes?、No?」をはっきりさせるというアメリカ流の意思決定の仕方に、あいまいさが残った日本の若者らしい戸惑いを持ちながらも、最後にはこの考えが少しずつわかり始めて行きました。

このように、日本人家庭でのホームステイということでアメリカ社会を垣間見るだけの滞在でしたが、いろいろ経験し感じる所も彼らなりにあったようです。

感じ取ってくれた事

これらは、本当に見たいことを自分で想定し、計画を立て英語の準備もして自力でアメリカにやってきて過ごす、という心意気のある若者達の経験とは違っていました。心意気のある若者達はどんどん自分で行動するという能動の精神にあふれています。

これらはむしろ、当方ら大人達が若者達の背中を押してあげて行動させた、という若者達にとっては受動の行動だったと思います。

しかしこの受動の経験も、後の本人達や家族からの便りや話しでは、彼らもアメリカ滞在でいろいろ感じ取ってくれたようです。

大学生や高専生とはいえ、まだ大人になりきっていない彼ら。それが遠く日本を離れ知らない家で過ごすことにより、日本の家族への見方態度がなんとなく変わって大人びて来た事。

今まで無気力気味で当世風若者だった者が、なにか吹っ切れたように学校の活動を始めた事。

アメリカの超朝方生活を経験したせいか、生活習慣も不規則な生活から多少は規則正しい生活を送るようになった事。

英語も、学校のプログラムに積極的に応募して東南アジアの英語研修に勇んで出かけた子もいました。

世の大部分の若者達は、残念ながら心意気のあるものばかりではありません。迷い躊躇しながら過ごしている若者達が大部分でしょう。その若者達の背中を少し押して「さあ、進みなさい」と元気付けて、他の世界を垣間見させる活動もどこかで必要だと思います。

そうすれば、これらの若者のように何かを感じ取り、次の一歩を踏み出してくれる様になると思います。


これからも機会を見つけてそんな活動をしたいと思います。




PS----本文中で、当該若者達が心意気が無いかのような表現になりましたが、彼らは自分の領域では大いに心意気はありました。唯、外国への姿勢という意味で大分躊躇が感じられましたので、上記表現となりました。



スポンサーサイト

テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

コメント
この記事へのコメント
ご無沙汰しました、またしても南緯14度で「蒸しうろこ」と化しています。
いいなあ、いちろうさんのお宅にホームステイ!渡米時の英語力によっては、日本人宅で「垣間見る」スタイルの方が、しっかりと物を感じられることもある、と思う私です。とにかく「なにがなんだか!」状態になっているうちに旅程が終わってしまったりしますもんね。
自分で行動できる若者は放っておいても動いちゃうのでヨシとして…
選択肢や視野が広がるのは幸いなことですから、行動に躊躇しがちな若者に、大人のサポートがあるのは素敵なことだと思います!
自分でも気づかなかった自分…という部分は、他人に教えてもらったほうが見つけやすいものかもしれませんしね。
2009/08/21(金) 20:57:43 | URL | うろこ #-[ 編集]
Re: タイトルなし
うろこさん、Welcome back!
今年はあまり暑くならない中西部です。

> いいなあ、いちろうさんのお宅にホームステイ!渡米時の英語力によっては、日本人宅で「垣間見る」スタイルの方が、しっかりと物を感じられることもある、と思う私です。
> 選択肢や視野が広がるのは幸いなことですから、行動に躊躇しがちな若者に、大人のサポートがあるのは素敵なことだと思います!
> 自分でも気づかなかった自分…という部分は、他人に教えてもらったほうが見つけやすいものかもしれませんしね。

そうですね。当方自体が、英語に関してはオドオドして定見にない(泣)状態でしたので、躊躇する若者の気持ちは痛いほどわかります、特に英語圏に対しては。そのお手伝いが出来たら、と言う気持ちです。

しかし、こちらもそんな窮屈な気持ちだけではなく、若者と接すると楽しいという気持ちにもなっています。当方も若い人から力を貰っているのかも知れませんね。

コメントありがとうございました。


2009/08/22(土) 15:20:15 | URL | いちろう #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック