アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
アメリカの度量衡とその他の数字について――――実例写真の紹介
少し旧聞に属しますがアメリカの度量衡のエントリーで数字の少数の書き方が日本と違い、最初の“ゼロ”を抜いて行われる旨紹介しました。又日向さんのブログのコメントでも、本件の情報提供しました。その時にはいずれも、実例なしで紹介してしまいましたので、本日はこれを実物(写真)で紹介したいと思います。

いずれも重要な技術仕様や図面、又は会計上の基礎となる数字で見事に“ゼロ”抜きになっています。アメリカと数字にかかわる方はご注意願います。


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(最初のゼロにご注意:会社の旅費規程、一部。やや古いですが)

小数点の最初のゼロはありません

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(鉄鋼材料の仕様書、一部)

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(図面、一部)

小数点表示のドル表示

度量衡とは少し離れますが、アメリカの金額の数字の処理の特徴として、ドル表示では小数点2位まで必ず表示する事があります。即ちセント単位まで表示する事です。

これは結構大きな単位の数字まで、この小数点2位表示を行っています。といいますか、当方の会社の事業規模くらいであれば(数百万ドル)必ず小数点2位までついています。国家予算並みになるとどうなんでしょうか?

日本ではその昔(70年代)まだインフレが進む前は、物の価値があったからか物品の単価表示等は銭単位の表示、即ち円表示に小数点がついていたような記憶があります。アメリカではインフレが進もうと、セントの単位は現存していますのでなかなかなくならないのでしょう。

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(会社の会計書類、一部)

クウォーター好き症候群

それから小数点から離れて、数字のクウォーターのお話しです。アメリカ人のクウォーター好きは徹底しているようで。時間制のスポーツの多くがクウォーター(四分割)です。その昔子供のサッカーで、試合時間を10分*4回でやっているのを見ましたが、これにはびっくりしました。

又、度量衡の長さのインチ以下の表示はクウォーター(1インチを4分割、8分割、16分割...72分割までして表示)です。それから通貨(25セント硬貨)も影響を受けています。

当方の会社で、このクオーター好きの特徴がよく出ている金額のまるめ方に遭遇しました。会社の永年勤続の表彰規定ですが、以下のように金額だけはどういうわけか、わざわざ端数になってでもクウォーターにしています。

3年勤続――――250$
5年勤続――――500$
7年勤続――――750$
10年勤続―――1,000$
15年勤続---1,250$
20年勤続---1,500$
25年勤続---2,000$


002_20091114093527.jpg

(永年勤続の表彰規定)




先日の事です。当方の会社の現場で、当方がアメリカ人に、ある加工機械の操作訓練を行いました。機械の加工量の調整(オフセット)の部分で少数が出てきます。ここでも、当方は日本的に”zero point zero zero four inches.”と言い、相手のアメリカ人はアメリカ的に”point zero zero four inches.”と、最初のゼロ抜きで言います。ここは一桁違うと重大な事になります。この呼び方の違いで、なんとなくハラハラした一日でした。





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