アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
“That is all you need(Beatles : All you need is love)”が「ザティザオユニー」と聞こえるのは草の根評論家だけだろうか?―――英語の発音(Liaison),短縮形について
日本語の方も昔からLiaison(連音)や短縮形が使われて来て、我々日本人は無意識に使ってきました。我々が英語で四苦八苦しているのと同様、日本語学習の外国人にも戸惑いがあるのではないでしょうか?



例を挙げると(右の欄は変化前)、

三位一体(さんみいったい)―――――三位(さんい)一体
読書三昧(どくしょざんまい)――――読書三昧(さんまい)
四天王(してんのう)――――――――四天王(てんおう)
それを言っちゃーおしめーよ!――――それを言ってはおしまいよ!

特に最近は若者の間で短縮形の使用が激しいようで....

やるっす----------------------------やります
まじっすか?――――――――――――まじめ(に)ですか?


英語もこのLiaisonと短縮形の使用度が激しい言語のようです。表題はBeatlesのAll you need is loveという歌に出てくるフレーズです。特に終盤のRefrain(繰り返し)の所でJohnが繰り返しこのフレーズを歌いますが、草の根評論家には、“That is all you need”が「ザティザオユニー」と聞こえます。これも前後の音(子音と母音)がくっついてLiaison化する変化だろうと思います。

これを、「ザッツ イズ オール ユー ニーズ」とのみ覚えているとこの変化にはついていけないかもしれません。学校で教えていないだけに、英語の入り口の所で混乱する大きな要素だと思います。これは話している人がぞんざいだとか、言葉が乱れているとかではなく、かなり普通に使われています。

これの他の事例を以下に挙げます。最初に発音をカタカナで表示します。次に英語の短縮形、次に正式英語を挙げます。どれ位当たるかテストしてみてください。

アイゴナ------------I gonna--------------I am going to…
アーンチュゴナ------Aren’t you gonna.---Aren’t you going to?
アイウォナ----------I wanna--------------I want to
フォッチョーネーム?---------------------What is your name?
フォッジューミーン?---------------------What do you mean?
フォッジューセー-------------------------What did you say?
アイレッチューノー-----------------------I let you know.
アイトージュ―----------------------------I told you.
ジッジューノー---------------------------Did you know?
チュルナッチョビー----------------------“Children at your feet”(Beatles : Lady Madonnaより)

アメリカでは、かなり普通に多くの言葉がこういう変化をします。これらはやや訛りを強調している所もありますが、禁句でもなんでもない普通に使われる言葉です。「これらは正式な英語ではない」と避けて通ると、英語現場で頭の中が真っ白になり“沈没する”ということになると思います。時々はこの世界に訪れてこう云うのもあるという事を知るだけでも意味があるのではないでしょうか?


それにしても最近の日本の言葉の変化は激しいですね。特にコンピューター用語の変化にはびっくりしました。当方しばらく「コピペ」という事の意味が分かりませんでしたし、最近「メアド」という言葉がありびっくり。それでもオジサンは毎日ブログで頑張っている甲斐がありました。それぞれ「Copy & paste」, 「Mail address」 と分かりました。最後に晴れて一言、

ガッチャ----------I’ve got it---------分かりました。

(本編英語の発音の部分の説明をカタカナで示しているのはやや乱暴ですが、他に方法が無い事ご承知下さい)

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コメント
この記事へのコメント
ブログへの訪問ありがとうございました。
Liaisonはほんとーに英語学習者泣かせです~。(;_;)
日本語はひらがなどおりに読むのでLiaisonは無いかとおもいきや、例えば単語ですが、とうきょうは普通とーきょーといいますよね。こちらはしずおかですが、現地人(?)はしぞーかと発音してます。こういうことも英語を勉強していなかったら気づかなかったと思います。
とうきょうをとーきょーと発音することを許してしまう日本人としては、boatとboughtを使い分ける英語はやはりむずかしいです。
生の英語の中で生活されているいちろうさんのお話、楽しみにしています。
2006/02/25(土) 23:17:22 | URL | Miyuki S/Ohio1982oh #-[ 編集]
訪問ありがとうございました
この関連本コラム以外にまだまだ相当ありますが、聞き取れてないのがあるのだと思います。当方まだまだ”みるいずらよ”

当方静岡県人では有りませんが、本社が静岡県なのでしぞーか弁にも取り組み中です。これがむつかしい!
2006/02/26(日) 03:07:42 | URL | いちろう #-[ 編集]
では、とっておきのしぞーか弁(?)をお教えしましょう。(えらそうーに)
「~でしょ。」というのを「~だら。」といいます。「ずら」はもうお年寄りしか使わないと思うのですが、「だら」は子供も使います。が、
静岡シティではあまり使わないようなので、静岡シティの高校に進学する生徒には「アンタ、だらっていうとばかにされるからきをつけるだよ。」といって卒業を見送ります。あと、標準語で相当する言葉がないのが、「おぞい」です。さて、これは?
本社が静岡ですと、どこかですれ違ったりしているかも??しれませんね。
2006/02/26(日) 04:16:30 | URL | Miyuki S/Ohio1982oh #-[ 編集]
「おぞい」うむむ。それでは当方しぞーか弁取材ノートを。おっ、載ってる。しかし用法、意味を書いてない。しかも覚えていない。

これからは推測(これはなんの言語を習うにしても、同じ楽しみだと思います。当方、日本の方言を学ぶのも、英語を学ぶにも同じ要諦だと思います。これは又いずれ当ブログでコラムにしたいと思います)。

「おぞましい」という言葉があるのでこれと同じ言葉ではないですか?当方、お隣の愛知県に10年くらいいました。そこであったのが「おそがい」。恐ろしい、怖いという意味でした。当地区(アメリカ)で言う、”Awfully scared”。先生の採点をお待ちしてます。
2006/02/26(日) 13:37:02 | URL | いちろう #-[ 編集]
残念~、ちょっと違いマス。
「おぞい」はなんていうかなー、えーと、「品質が悪い」、「古くなってる」って感じかな。
でもきっと、「おぞましい」とか「おそがい」と語源が一緒ですね。人にも「あいつはおぞい人間だ。」のように使います。
あと、静岡では強調するのに言葉をのばすんですよ。標準語では「きれいーー」と語尾をのばすと思うのですが、静岡ではおっとどっこい、「きーー(ん)れい」とか「おーんもしろい」と最初の語を伸ばすんです。友人のご主人は名古屋出身ですが、これをおもしろがってまねしてたら、抜けなくなってしまったそうです。
2006/02/27(月) 01:34:02 | URL | Miyuki S/Ohio1982oh #-[ 編集]
あらあら、大事な事を忘れて静岡弁を講義していました。
リンクしていただいてありがとうございました。そして、同窓会のHPにもご紹介くださったとのこと、I'm honored. I'm flattered. です。よろしければ、そのHPおしえていただけますか。ぜひ拝見してみたいです。ブログ上またはメールでもけっこうですので、ご連絡ください。
2006/02/27(月) 01:39:17 | URL | Miyuki S/Ohio1982oh #-[ 編集]
当方母校のHPをリンクしました。リンクの可否について確認中ですが、「なーにょやっつるずらか」と言われたら削除しますが。
2006/02/27(月) 06:57:37 | URL | いちろう #-[ 編集]
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