アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
英語のスピーキング(英会話)力関数の係数について----英会話力で、凡人が東大出の人に勝つには
先日、“英語のスピーキング(英会話)力はスピーキング時間との関数である”という、エントリーをたてたら、「係数があるのでは?」というコメントをいただきました。

確かに、闇雲に時間だけかければよいというものではなく、いろいろな会話力向上のファクターがありそうです。今回は単純化してそのファクターとして、①いわゆる英語力、②間違いを恐れない力の“間違い耐力”、を取り上げて、それが時間にどう影響を与えるか見てみましょう。

結論を言うと、(いわゆる)英語力がすべてではなく、間違いを恐れない力の“間違い耐力”の係数が大きなウエイトを占めているようです。

英会話力の公式

当方は、こちらで多くの日本人(アメリカ永住者、赴任者、短期旅行者)に出会いました。その人達の英会話力を、英語力やプロファイル等を観察して、出た法則を公式化すると以下の通りとなります。

英会話力=(1+0.1×英語力)×間違い耐力×英会話練習時間

英語力(0~1.0までの係数)
優秀---------------1.0
普通---------------0.5
自信が無い---------0.1
全くダメ-------------0

間違い耐力(0~1.0までの係数)
間違いは気にしない--1.0
少し気になる--------0.5
激しく気になる-------0.1
全くダメ-------------0

英会話練習時間(時間数)
時間数

英語力、間違い耐力をそれぞれ、1.0を最高、0を最低としてそのランクで上記のように係数化します。それを、英会話練習時間(実時間数)と同時に算入してやると、あなたの英会話力(単位無しのいわゆる指数)が出てきます。この比較で、あなたの、ある英会話練習時間の時の英会話能力指数が分かります。

英会話力算出例

それでは、この英会話力を算出してみましょう。分かりやすくする為に、サンプルとして、カクさん、ゆきおちゃん、タニくんのご三方に登場してもらいましょう。それぞれのプロファイルと、英語力と間違い耐力を表示しています。それの係数を指定し、英会話練習時間数と英会話力の公式に算入し、英会話力を算出します。

1. カクさん(田中角栄)

“学はないけど(尋常高等小学校出)、ある事、無い事、口八丁手八丁で皆を丸め込む。”

英語力(0~1.0までの係数)
全くダメ-------------0

間違い耐力(0~1.0までの係数)
間違いは気にしない--1.0(ブルドーザーと呼ばれていました)

英会話練習時間(時間数)
時間数 :100時間

英会話力=(1+0.1×英語力)×間違い耐力×英会話練習時間=(1+0.1×0)×1.0×100=100
英会話力=100(指数)

2. ゆきおちゃん(鳩山由紀夫)

“学はあるんだけど(東大出)、言う事がまちまちで...本人は全く気にしていない。”

英語力(0~1.0までの係数)
優秀---------------1.0

間違い耐力(0~1.0までの係数)
間違いは気にしない--1.0(言葉が軽いと言われています)

英会話練習時間(時間数)
時間数 :100時間

英会話力=(1+0.1×英語力)×間違い耐力×英会話練習時間=(1+0.1×1.0)×1.0×100=110
英会話力=110(指数)

3. タニくん(谷垣禎一)

“学はあるんだけど(東大出)、おとなしくて...もう少しハッタリでも言うくらいになるとよい。”

英語力(0~1.0までの係数)
優秀---------------1.0

間違い耐力(0~1.0までの係数)
激しく気になる-------0.1(地味ん党と言われています)

英会話練習時間(時間数)
時間数:100時間

英会話力=(1+0.1×英語力)×間違い耐力×英会話練習時間=(1+0.1×1.0)×0.1×100=11
英会話力=11(指数)

なんと、尋常高等小学校出で英語力の無いカクさんは、最高学府を出ている ゆきおちゃんと、同じ時間英会話練習すれば、指数で100と110で10しか違いません。又、同じく最高学府を出ているタニくんは、その慎重な性格が英語では災いしているのか、なんとカクさんには、同じ時間練習しても、英会話力は大きく劣ります(指数はタニさん11とカクさんの100)。

英会話力の源泉

どうやら、英会話力というのは、(いわゆる)英語力のみではなさそうですね。間違いが気になる“間違い耐力”が大きなウエイトを占めているようです。

尚、公式にご注意。間違い耐力(0~1.0までの係数)の“全くダメ-----0”の人は、ゼロを参入すると、会話力もゼロとなってしまいます。学校は出たけれど、且つ、英語の勉強にいそしんでいるのだけれども、英語が全く話せない人は、ここら当たりに原因がありそうですね。

(参考)英語のスピーキング(英会話)力はスピーキング時間との関数である

今回は、この係数の話が主題でしたが、前回の主張の、“英語のスピーキング(英会話)力はスピーキング時間との関数である”事も、勿論本公式で説明できます。

例えば、ゆきおちゃんに負けているカクさん。これも時間をふやせば、学のあるゆきおちゃんに負ける事はありません。例えば120時間英会話練習時間を確保すると、

英語力(0~1.0までの係数)
全くダメ-------------0

間違い耐力(0~1.0までの係数)
間違いは気にしない--1.0(ブルドーザーと呼ばれていました)

英会話練習時間(時間数)
時間数 :120時間

英会話力=(1+0.1×英語力)×間違い耐力×英会話練習時間=(1+0.1×0)×1.0×120=120

英会話力=120(指数)

となり、学はあり、間違いも恐れないゆきおちゃんの英会話力110を容易に上回れます。やはり時間が一番ということです。




さて、あなたのか英会話力はどれくらいでしょうか?英会話力を上げるには、英会話練習時間とその個別係数にも目配りしなければならないようですね。

PS----当方は、今回英語力算定の、サンプルご三方の実際の英語力は知りません。プロファイル、学歴から典型的なご三方を選び借用しました。






スポンサーサイト

テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

コメント
この記事へのコメント
典型的なご三方の例えの素晴らしさと、数式に、ひたすら感動してしまいました!

日本人の基礎英語力はすごく高いので、何をいまさら、という感じになりましょうが、そこを敢えて練習のち、ちょっとした勇気が出せれば、日常のやりとりの壁は低いんですよね。

思いっきり西の人たちとやりとりしていて一人時差ぼけのうろこより
2010/06/04(金) 20:03:09 | URL | うろこ #-[ 編集]
Re: Re: Re: タイトルなし
うろこさん、コメントありがとうございます。

> 典型的なご三方の例えの素晴らしさと、数式に、ひたすら感動してしまいました!

せっかくRole Modelに取り上げた、ゆきおちゃんには(総理大臣を)辞められて、本エントリーの作者としては、茫然の思いです。

というのは冗談にして、こういう御仁いますよね。せっかくの英語力が生かされていない人達が。実際の英語は、そんなに難しい事は無いんだけどなぁ。もう少し勇気を出してくれれば...

そんな思いをエントリーにしました。
2010/06/05(土) 13:51:30 | URL | いちろう #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック