アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
英語学習の高すぎる目標-------神業的ヒヤリングやスピーキング能力よりも、“フォッチュー セー?”、と“ユーノアイムセーン?”を!
前回、話すスピードの速すぎる英会話の教材はお勧めできません、旨エントリーしました。しからば、どういう練習をするか?

英会話は、English conversation。 Con-は「共に」という意味の接頭語です。会話は一方的なものではなく、双方向のものです。相手の言っている事が分からなければ、当然聞き返しが出来ます。こちらの言った事が相手に伝わっていない様であれば、当然言い換えが出来ます。

この、聞き返し、言い換えの方法を身につける方が、神がかり的なヒヤリングやスピーキング能力を身につけるよりは、はるかに効果的なのは間違いありません。

“フォッチュー セー?”、と“ユーノアイムセーン?”

英語での会話は、日本語での会話と違い、相手の言った事を斟酌するだとか、会話の場の空気を読むという事があまりありません。

英語は、テクスト(Text)文化ですから、その言語以上でも以下でもありません。よって、言語と認識しなければ、即ち分からなければ、聞き返す事は恥ずかしい事でも何でもありません。言い換えるという事は、失礼でも何でもありません。

よって、聞き返し、言い換えのフレーズは沢山あり、ネイティブもこれを駆使しています。我々日本人から見ると、くどい位に話しています。

以下のフレーズをどんどん使っていただきたいと思います。

1. 相手の言っている事が分からない、掴めない時

“Could you please say one more time?”
“Could you please say slowly?”
“Could you please say in other words?”
“I couldn’t catch what you are saying.”

この4例は、英会話教本に載っている定番の聞き返しフレーズです。実際会話の運用上、英語学習者は長いフレーズを咄嗟に言うのは苦手なもの。そこで、下の便利な短いフレーズを紹介します。この短いフレーズであれば、あなたにも咄嗟に口に出来るでしょう。

“Excuse me?”
“I’m sorry.”
“What did you say?”

“Excuse me?”と“I’m sorry.”は、文字通り「スミマセン(今何て言いました?)」の意味です。これを言えば、相手は言い方が悪かったのかな、と思いもう一回言ってくれます。

“What did you say?”は、速く言うと、“フォッチュー セー?”と聞こえます。この言い方は、別に悪い言い方ではなく、擦り切れるくらいに使い込むとリエゾンでこういう言い方になるものです。

2. 相手の言っている意味が分からない時

言っている事は掴めたが、その意味が分からない時に、聞き返しや確認の為に使います。”I agree to disagree.”が価値観の機軸の国。その場の空気にあわせて、迎合するという事はありません。「分からないものは分からない」事から出発したフレーズです。

“What do you mean?”
“Did you say XXXXXXX?”
“You mean XXXXX?”

3. こちらの言っている事が伝わらない時

今度は、こちらから言っている事がうまく伝わらない時、伝わったか確認したい時に便利なフレーズです。

“I mean XXXXX.”
“What I’m saying is XXXXX”
“You know I’m saying?”
“ ……., again ……”

英語を話す時には、日本語で話すより1.5倍位の言葉の量になります。それくらい“くどい”言語です。その為に、上記の確認のフレーズを何回も入れます。

前回のエントリーの映像の中のエミリーが、日本語で説明している中で、なにやら英語を交えています。これは、“You know I’m saying?”で、 “ユーノアイムセーン?”と聞こえているかと思います。これは、英語で話す時の定番フレーズみたいなもので、多くの人が使います。エミリーはこの癖が抜けきれずに、日本語の中で使ってしまったというものです。

ネイティブでも

ネイティブの人たちも、実は100%聞き取れているのではないのだそうです。こちらアメリカだけをとってみても、世代間、地域間、人種間、出身地(出自)間で、英語がかなり違い、相互に聞き取りに苦労しているようです。それにより、上述したフレーズを使いこなしているわけです。ネイティブでもない日本人英語学習者が、聞き取れないのは当然です。

又、話す方も皆が皆、このサンプル映像のように神がかり的に喋っているわけではありません。むしろ、話に説得力を持たせる為に、ゆっくり---力強く----言ったりする事があります。又、皆いつも理路整然と話しているわけではありません。そんな時には、会話の方向修正で、上述した言い換えのフレーズを多用します。





普通の日本人英語学習者が、添付の映像サンプルの様な、神がかり的なヒヤリングやスピーキング能力をつける事は、出来なくはないでしょう。英語で得られる人生の愉しみを犠牲にして、練習に邁進すれば、棺桶に足を突っ込む頃には...

当方は、“フォッチュー セー?”、と“ユーノアイムセーン?”を駆使して時間を節約し、英語は人生の愉しみの方に使います。






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