アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
英語を、なぜ話せないか-------英語モードは四角四面である
アメリカ生活が長くなってくると、日本語で話したすぐ後に、英語で話すという事がよくあります。家族や、日本人赴任者とアメリカ人とが混在した会話の輪での事です。

そんな時に、よくよく自分の事を観察すると、どうやら日本語モードと英語モード---といっても、最初の話の組み立ては両者日本語ですが---というものがあり、それを使い分けているようです。

アメリカに来た当初は、この両者の切り替えがなかなか大変でした。土日を家族で過ごした後の月曜日は、英語がなかなか出てこなかった、という事もよくありました。

これが、曲がりなりにも出来だしたのは、いわゆる英語力というよりも、それ以前のちょっとしたコツがあったようです。

そのコツは、英語モードはどこか四角四面である、という事を理解する事です。そのお話を二人の方に語っていただきましょう。日本語モードが抜けきっていない いちろう氏と、両者を使い分けているIchiroです。

いちろうのつぶやき

『そうそう、そうなんですよね。よくありましたよ。月曜日になると英語が出てきにくかった事が。やっぱり、土日で家族と一緒に居ると戻っちゃうんでしょうね、日本語モードに。“三つ子の魂百“なんでしょうなぁ。

なんだか、日本語と英語では、ちょっと違うんでしょうね、構造というか、そんなものが。文法の語順が違うのは、勿論理解できるのですが、それ以前の考える思考方法というものが、英語の方が、なんだか四角四面なんですよね。

こうやって、まとめてみても日本語モードの時には、日本語は“丸い”ですよね。主語もとんじゃってるし。英語の時には、勿論、直接英語で考えるというのじゃなくて、日本語がまず浮かんでくるんですが、それでもその日本語が四角四面になっちゃいますよね。』

Ichiro murmurs.

『私も、アメリカに来た時によくあったものでした。私は、土曜日、日曜日を家族と過ごし、月曜日に会社に出勤すると、英語を話すのが大変な時がありました。

これは、私は、英語モードと日本語モードの時の、文章構造が違う事から来ているのだと思います。文法的な語順が違うのは勿論ですが、影響の大きいのは、英語の方が理論的、四角四面なのでは、と私は思います。

私は、勿論、英語モードでもまず最初に日本語で話の内容を組み立てます。しかし、その文章は日本語でも、英語モードの時は論理的です、主語をまず考えたりと。』

四角四面の中身

どうでしょうか。英語モード---の日本語---を使い分けているIchiroの日本語の方が、英語に変換するにしても、やりやすいですよね。これは分析すると以下のようになるようです。

1. 主語を常に頭に浮かべる。
2. それも、受動態は避ける。能動態---しかも『私』の形---の方が楽。
3. 訳し難い、故事ことわざや四文字熟語は避ける。
4. 『そうそう』や『なんだか』というような、日本語独特の表現は避ける。




その昔、会社で英会話を始めた頃に、一緒に始めた同僚がいました。その彼は、非常にさばけた人間で、優秀で日本語の弁も立ちました。故事ことわざや熟語を駆使し、且つべらんめえ調で、人をそらさぬ話名人でした。しかし、どういう訳か英語の上達は、遅々として進みませんでした。きっと、さばけすぎて四角四面になれず、ここにあるような英語モードにするのが不得意だったのでしょう。







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テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

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