アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
英語の冠詞を英語社会での“実際のプレー”から見る----定冠詞と不定冠詞
我々英語圏生活者は、スポーツでいえばプレーヤーみたいなもので、監督コーチ等と違い、そう理論立てて、英語を把握しているわけではありません。よって、英語の用法や文法等はすべからく“実際のプレー“から、体が身につけたもので、把握していっています。

日本語には馴染みが無く、日本人の理解を越える冠詞も特にそうです。以前冠詞の考え方をエントリーしましたが、今回は、最近の“実戦”から把握したポイントをエントリーしてみます。

基本的な考え方

可算名詞、不可算名詞、単数、複数の概念が分かるようになった後でも、可算名詞(単数)の不定冠詞、定冠詞のつけ方には、ずいぶん悩まされます。

しかし、以下のように理解すると、80%位は把握出来ます。

1.「いくつかあるうちの、一つの物」-----不定冠詞(a/an)
2.「一個しかない(認識共有も含め)、その物」-----定冠詞(the)

不定冠詞とは、文法書をみると「ある一つの物」と出ており、漠然とした物というイメージがあります。これが理解を難しくしているようです。こちら、英語圏の“実際のプレー”では、不定冠詞は「非常にはっきりしたもの。但しいくつかあるうちの」というものです。

以前当方が名付けましたが、実体は“限定冠詞”ともいうべきものです。

文章や会話で、「いくつか思い浮かべた(双方が認識したら)内の一つの物をさす場合」不定冠詞のaをつけてみて下さい。高い確率でコミュニケーションがスムーズになります。

例えば、こちらで「車を買った」という時には、概ね“I bought a car.”と言います。買った車と言う実体がはっきりしているので、”I bought the car.”といっても良さそうですが、最初の“I bought a car.”をよく使います。

これは、会話者相手にとって「初見」なので、aの不定冠詞をつけると説明されています。それは、そうですがこの場合当方は、「いくつかあるうちの、一台の車」という意味合いに取ります。

これが、一台しかない車を買えば「初見」でも、”I bought the car.”となります。例えば、街に一台しかないスポーツカーを買った場合等です。こうした事例が、実際の“プレー”ではよく出てきます。

又、序数にはtheがつくと教えられてきましたが、以下のような文に接した事があります。

“Please use a second tub on the line, first.”

これは、「(一基しかない)ライン上の、いくつかの列で並んでいる箱の、ある二番目の箱から使ってくれ」という意味です。こういうケースが“実際のプレー”では多く出てきます。

又、これはあるネイティブの人の受け売りですが、定冠詞の常套項目である天体関連名詞も、例えば” the sun”や”the earth”となりますが、これは我々太陽系でいうと、唯一のものですので定冠詞ですが、銀河系まで広げると太陽や地球のような惑星はいくつかはあるので、”a sun”や”an earth”となるのだそうです。

先日も新聞を見ていたら、”John is the CEO (Chief Executive Officer) and a COO (Chief Operating officer) of XXX company.”という内容が、記事の冒頭(初見)のところで出てきました。

これは、今回のエントリーの様に、CEOは最高執行責任者なので、その会社には一人だけしかいない、よって定冠詞、 COOはその部下で何人かいるその内の一人分の兼務なので、不定冠詞をつけられていると理解すると、無理なく把握出来ます。否、それ以外に説明がつかないシチュエーションの記事でした。



一介のプレーヤーである当方は、なかなか全ての冠詞の理論は覚え切れませんが、こうした“実際のプレー”から把握したポイントで、英語生活を乗り切っています。一回、これで英語の冠詞の文法書を見て下さい。かなりの項目が腑に落ちるはずです。






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テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

コメント
この記事へのコメント
今晩はワ州でもNorthern lights …ってオーロラ?が見られるかもしれないというのでワクワク中のうろこです(^^)
実際に生活の場面で出会ってからの文法書というのは、すごく「あぁ、そのことを言っていたのか!」の経験が多いものですね!

ちなみにここらは grouse が多いのですが一羽だけものすごく攻撃的なのがいて、名前がついています… Romeo...
みなさん、この凶暴ライチョウを話題にするときは "Romeo the grouse" と呼んでますが、これも唯一の凶暴なヤツと特定した感じですね(^^)
実はこの Romeo が、ただいま我が家の庭を陣取っておりまして、私はオタオタしております…(ヒナと奥さん連れなので、よけい凶暴に)奥さんはやっぱり Juliet なんでしょうかしらん。それとも凶暴なのが実は奥さんだったりして…
2010/08/05(木) 16:08:22 | URL | うろこ #-[ 編集]
Re: タイトルなし
うろこさん、コメントありがとうございます。


> ちなみにここらは grouse が多いのですが一羽だけものすごく攻撃的なのがいて、名前がついています… Romeo...
> みなさん、この凶暴ライチョウを話題にするときは "Romeo the grouse" と呼んでますが、これも唯一の凶暴なヤツと特定した感じですね(^^)

家にもかわいいCardinalが来ますが、判別はつきませんが、2~3匹はいるようです。これは、”A cardinal"になるのでしょうね。

ところで、こちら英語圏では、動物も”She"若しくは”He"で呼びますね。これも戸惑うところですね。鳥は、すべて”She"でしたっけ?

2010/08/06(金) 12:44:51 | URL | indianaky #-[ 編集]
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