アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
英語をサッカーに例えると------日本の英語事情を俯瞰する
前回の、「英語を野球に例えると------日本の英語事情を俯瞰する」は、すごい反響を呼んだわけでもなくいつも通りの静かなブログでした。

そこで(どこで?)これの続編として、英語をサッカーに例えてみました。

(抜粋して紹介すると)

TOEIC
サッカーの基本は走る事とばかりに、100m走(スプリント)や1500m走(持久力)を行いタイムを競うテスト。走力イコールサッカー力と思い込む人が多く、且つ結果が定量化できるので近年人気を博し、各チーム(各企業)での年棒査定の条件にするところ続出。アマチュアサッカーにおいても、100m10秒台の人(TOEIC900点台)を連れて来ても、あまり戦力にならない事多し。
(人から見た例え)

英語早期教育反対派
ボールを蹴ったり止めたりの、サッカーの出来る体になっていないからと、幼年サッカーに反対する事。幼年期は、ボールが蹴れなくても、ボール遊びをしたりで、ボールに親しむ有用性がある事を知らない、若しくは無視する一派。

ネイティブ信奉派
サッカーは、ヨーロッパや南米の本家スタイルでないとダメだと思い込んでいる人々。アジアやアフリカそれから北アメリカ等伸張が激しく、競技人口でいうと本家をはるかに凌駕している事を知らない一派。

(組織体や方法から見た例え)

TOEIC
サッカーの基本は走る事とばかりに、100m走(スプリント)や1500m走(持久力)を行いタイムを競うテスト。走力イコールサッカー力と思い込む人が多く、且つ結果が定量化できるので近年人気を博し、各チーム(各企業)での年棒査定の条件にするところ続出。アマチュアサッカーにおいても、100m11秒台の人(TOEIC900点台)を連れて来ても、あまり戦力にならない事多し。

“英語がペラペラ”の定義
プロが2~3割の力でプレーすると、アマチュアでも参加できるレベルの練習試合となる。アマチュアは一方的に押し込まれるが、これでもサッカー経験の無い人が見ると、この時のアマチュアのプレーは、プロと対峙して羨望の的となる。

「4週間で英語がペラペラになる方法」
上記のようなワンサイドゲームでも、とにかくグランドに立ってサッカーの練習試合が出来るように、最小限のボールの返し方や回し方を覚える方法。決してネイティブ並にはならない。

発音記号テスト
ボールの蹴り方のフォーム図と、ボールの飛ぶ軌跡図を当てはめるテスト。実際にボールを蹴らせてみると、ボールはうまく飛んでいかない事多し。

日本での英語発音に関する議論
サッカーボールの蹴り方を、野球のボールを使って図示説明する事。ボールへの回転の与え方等、図示説明するも、ボールの基本性能が違う為説明がかみ合わず。又、ネイティブも理論通りにボールを蹴っているわけではないので、これは全く徒労の説明。

ガラパゴス英語
世界の有名選手の名プレー集のプレーや、サッカー理論書に載っている理想的なプレーばかりを習得しようとして、膨大な時間とエネルギーをつぎ込むも、サッカーを幅広く覚えられず、脱落者を出す事。試合では、かえってシンプルなプレーを短時間に覚えこんだ諸外国のチームに負ける。

スモールトーク
ボール回し練習で、気楽に楽しみながら相手を追い込んだり、避けてバスを出したりする練習。キックも基本通りではなく、トーキックやヒールキック等やや基本から外れた技を多用。これに対して基本技ばかりで接しようとして、仲間に加われないと悩む人もいる。


文部科学省「英語が使える日本人」構想
某国サッカー協会「2050年ワールドカップ優勝」構想で、具体的指針に欠ける構想。しかも、サッカー未経験者の協会職員が構想作成しているので、ピント外れになっている。



その昔、山梨県のサッカー社会人4部リーグでプレーしていた時の事です。会社の同好会で楽しみでやっていましたが、会社に国体の100mに出たという会社員がいましたので、サッカー同好会に勧誘。その彼は、わがチームの試合に出るようになりました。100mが10秒台でしたが、試合では相手のサッカー経験者から、いいようにあしらわれて、なかなか期待したような戦力にはなりませんでした。走力がサッカー力にならない例で、英語界にも通じると思います。





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コメント
この記事へのコメント
今回もウププと笑いを堪えながらの読み進みとなりました(^^)

どうも、翻訳・通訳・言語学者を育てるようなものか、ペラペラ・ペラペラ(前者のペラペラは薄い・後者は饒舌)かの両極端に分かれてしまっているようですよね。

それにしても学校でやった英語の、すべて母国語に翻訳して理解する、というのは実はかなりの高度なワザでした…。(その分、肝心な文化の違いを理解する時間が取れないのは残念)

-秋冬は雨雪だらけのワ州でも傘をほとんど使わないうろこより
2010/10/03(日) 18:45:31 | URL | うろこ #-[ 編集]
Re: タイトルなし
うろこさん、毎々コメントありがとうございます。


> どうも、翻訳・通訳・言語学者を育てるようなものか、ペラペラ・ペラペラ(前者のペラペラは薄い・後者は饒舌)かの両極端に分かれてしまっているようですよね。
>
> それにしても学校でやった英語の、すべて母国語に翻訳して理解する、というのは実はかなりの高度なワザでした…。(その分、肝心な文化の違いを理解する時間が取れないのは残念)


英語社会に来てみて苦労してみると、どうも英語プレーヤーとしての訓練が日本の教育ではなかったのではなかろうか、と感じますね。相手のネイティブも学者ではなくて、プレーヤーなのに...

英語圏で格闘している方々には、ピンと来るたとえではないかと思いますが...
2010/10/04(月) 10:27:38 | URL | いちろう #-[ 編集]
はじめまして
はじめてコメントさせていただきます。
いちろうさんのブログ少しずつですが読ませて頂いております。僕は海外生活の経験がないので、いちろうさんの現地での英語の背景、文化、またいちろうさんご自身の英語に対する姿勢などすごく為になると感心させられています。
ありがとうございます。
うろ覚えですが、僕がいちろうさんを知ったきっかけは先にコメント書かれてらっしゃるうろこさんだったような気がします。英語勉強法などで何度か相談させていただきました。
話がそれましたが・・・。
英語は未だ手探りですが頑張ります。
失礼いたします。
2010/10/10(日) 20:37:39 | URL | Takashi #bSqPPLG2[ 編集]
Re: はじめまして
Takashiさん、ご訪問、コメントありがとうございます。

> いちろうさんのブログ少しずつですが読ませて頂いております。僕は海外生活の経験がないので、いちろうさんの現地での英語の背景、文化、またいちろうさんご自身の英語に対する姿勢などすごく為になると感心させられています。

私は、英語を話せない時期が長く、それから英語を勉強し始めましたので、話せる人の気持ちも、話せない人の気持ちも両方良く分かります。お役に立っているのは、そういう観点が入っているからだろうと思います。

言語は臆せずにどんどん突進した者勝ちです。時間との関数です。遠慮しないでどんどん進んでください。
2010/10/11(月) 02:54:07 | URL | いちろう #-[ 編集]
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2010/10/03(日) 14:39:43 | 生活レスキュー