アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
英語プレイヤーとしての英語-----アマチュア選手は、難単語の剛速球をどう打ち返すか?
前回、アメリカ在住の当方の英語力は、スポーツで例えるとアマチュア選手だと規定しました。プロの様な高度なプレーは出来ませんが、来たボールは何とか打ち返せるし、投げる事も出来ます。

今回は、難しい単語、Contradiction〔矛盾〕を例に挙げ、この剛速球にどう喰らいついていくか、冷笑じゃなかった、例証してみましょう。各種テスト高得点だけど英語が使えていない人のヒントになると思います。

Contradiction〔矛盾

この単語。新聞や小説を読むと、時々お目にかかります。やや難しい単語で、英語圏でも、実生活では---ビジネス含め---そうそうお目にかかる単語ではありません。日本の単語力判定基準で言うと、英検一級の8,000単語~10,000単語のレベルでしょうか(因みに、当方は4,000語レベルと自己規定しています)。

日本でも単語力のある方々は、これ位はさっと回答が出て来て、しかも以下の単語も、関連単語という事で覚えておられるでしょう。

Irrationality, absurdness〔不合理、不条理〕

アマチュア選手の対処法

それでは、アマチュア選手の当方は、プロに混じった中でどういう風に、この剛速球に対処しているのでしょうか。

1.聞く時

聞く時に、このContradiction〔矛盾〕という単語が咄嗟に分からなければ、当然の事ながらアマチュア選手の当方としては聞き返します。会話というのは、双方の意思の発露の場。分からなければ聞き返すのは当然で、恥でもありませんし、非難されるべきものでもありません。

これは、ネイティブでも良くやる手です。ネイティブの場合は、単純に知らない単語ということではないでしょうが、会話の中における当該単語の意味合いを聞く、という事でしょう。

余談ですが、日本人英語“実力者”が良く陥る事例ですが、ある難しい単語をネイティブの人の前で言ったら、”What do you mean?”と聞き返され、易しい単語で言い換える英語力が無かったので、返答に窮したという事があります。これは単語の意味というよりも、その背景や意味合いを問うているのでしょう。ネイティブも禅問答的な単語というよりも、詳しく背景説明した易しい単語の集合を好むものです。

又、相手の言っている事の意味掴みですが、これも単語にこだわらず、大掴みで意味を捉えます。即ち、英文和訳は止める事です。プロ選手であれば、完全英文和訳は可能でしょうが、アマチュア選手は、大掴みで意味を捉えるのをもってよし、とします。即ち、当方の場合は、このContradiction〔矛盾〕が混じったケース。なにやら難しい単語はあるが、どうやら「何かがマッチしない」事を言っているのだな、と掴みます。

なまじ、これを「Contradictionは〔矛盾〕、だったかな?〔不合理〕だったかな?」と、一言一句間違えないように再生和訳しようとすると、スムースにボールを打ち返せなくなります。

2.話す時

これは、和文英訳の範疇になりますが、この時の日本語をアマチュア選手らしく大くくりに表現します。

ある事象を話す時に、その事象を「矛盾しているな」と捕らえると、その硬い単語の「矛盾」という英単語を探し出さなければなりません。こうなると、さあ大変。単語カード的には覚えていても、実際の場になるとなかなか記憶がよみがえりません。そこで頭の中が真っ白になり、会話が続かなくなります。

そこで、アマチュアプレーヤーのやっている事は、これを出来るだけ平易な表現、即ち「何かがマッチしない」と表すことです。そうすると、Contradictionという硬い、10,000語レベルの難しい単語を覚えていなくても、not matching something やdifferent fromの簡単な単語で置き換えが出来、会話もスムースに行きます。

ここで問題になるのは、「日本語で考えず英語で直接考えよ」という説です。しかし、当方のようなアマチュアプレーヤーは、この境地に達していません。当方の経験では、“日本語で考えるものと、英語で反射的に出てくるものの二種類である”という事です。よって、日本語で話す内容を組み立てる事は避けられません。その段階の人は、この簡単な単語で置き換えをする方法が、有用かと思います。

「矛盾」に関する事象を即興で英語にしてみました。以下の例を見てみましょう。

「生産量が増えたのに、生産性が上がらないのは矛盾している」---not goodとnot matchingを組み合わせて。
“It’s not good that the productivity is not matching to the production quantity.”

「英語学習時間が増えているのに、英語を使えないのは矛盾する」---funny とdespiteを使い。
“It’s funny many people do not have capability to use English despite they learn English much time.”

「会社の技術力と儲けが比例しないのは不合理である」---problemと differentで。
“It’s a problem not matching between company technical ability and amount of profit.”

「英語の単語力と、英語を使える力は比例しないのは、世の不条理を表している」---not goodと different。
“It’s not good that person’s ability how many words he/she knows is different from the ability how to use English.”

若干、「矛盾」の意味合いからずれているのもあるかと思いますが、広義の意味では同じ事だと思います。

又、ここで言っている事は、英英辞書の有用性に通じる事ですね。

使える英語力を高めるという事は、Contradictionが〔矛盾〕で、Irrationality, absurdnessが〔不合理、不条理〕と、横に覚えていくのではなく、簡単な単語を使い、日常の事象をいくつも英語で作る練習をすることだと思います。




こうやれば、アマチュア選手でも、剛速球を打ち返せるのではないでしょうか。さて、今回のエントリー。皆さんの理論に矛盾しなかったでしょうか?”Is the issue of this article against your opinion?”






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テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

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