アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
英語を楽しんでいます?-------習うだけの英語から創る英語へ
近年スポーツの世界では、「試合を楽しんできます」という選手からのコメントが多くなっています。「お国のため」、「チームのため」という発言の多かった、東京オリンピック世代からは考えもつかない事です。

これは主として、①「楽しむ」事で、心理面や肉体面の重圧感を開放して実力を発揮できるようにする、②「楽しむ」事で、戦術技術面を創造的にして試合を優位に進める、等の目的があるのだと思います。

さて、皆さんは英語(学習)を、楽しんでいるでしょうか?

英語の頂点は途方も無く高いものです。それに向かって行くには、一生苦行の連続かもしれません。しかし、それでは棺桶に足を突っ込んでも、まだ満たされるものではありません。

ここで提案。その頂点に向かうだけの英語から、自分の創った英語を使ってみたらどうでしょう。きっと、楽しい英語(学習)となりますよ。

砂を噛むような英語学習

世の英語学習サイトや英語関連サイトに伺うと、皆さんの苦心が伺えます。英語の新しい用法や語法を紹介して、これを覚えなきゃという意気込みにあふれています。中には、英語現場からみると、到底使わないような、まれな且つ難解な用法語法まで紹介しています。

先日、あるサイトを見ていたら以下の用法がありました。

No rest the wicked.(貧乏暇なし)

これは、聖書から来ている用法なんだそうです。日本の英語学習者はこれを、「貧乏暇なし」の時には、No rest the wicked. .....No rest the wicked......と、念じて覚えようとします。

日本にはいろいろなテストがありこれを目指すには、こういった事は仕方の無い事柄かもしれません。

しかし、砂を噛むようなこの努力も、“英語を使う“という観点から見ると不十分です。本当に英語を使えるようになるには、以下の様なプロセスが必要です。

1. 英語の用法語法を目にする。
2. それを覚える。
3. それを思い出し使ってみる。
4. 他の用例等で反復して使ってみる。
5. 本当に習得。

しん吟難苦で覚えた難しい用法語法も、例えばこのNo rest the wicked.も、大抵上記の“3.それを思い出し使ってみる。”のところで、思い出せません。大抵“砂を噛む”様な努力は、楽しい思い出などあろうはずは無く、記憶にも残らないものです。

又、ここが重要ですが、ここで思い出し言えたにしても、相手がこれを知っているとは限りません。ネイティブでもしゃれた言い回しというのは、知らない若しくは思い出すのに暇がかかるものです。そこで、相手から、

“I beg your pardon?”
“Huh? What did you say?”

と、いうような問い返しが返ってきます。むしろ、英語世界ではこういうやり取りを楽しむ風情がありますので、知っていても質問してくると考えた方が良いでしょう。日本の様なKYはありません。

そこで困るのが、これを言い換える方法です。No rest the wicked.(貧乏暇なし)とは、苦労して覚えたものの、他の方法でなんと言えばよいのか皆目見当もつきません、最初の頃は。ここで、

“Uuuhh ……………..”

と、英語の会話では忌み嫌われる沈黙になります。

英語の創作

これを避けるには、英語の用法語法というのは、自分で創作していくに限ります。しゃれていようがいまいが、多少無骨でも、今もっている英語力で、いろいろ自分で作成して楽しみます。この「貧乏暇なし」も、「貧乏な人は暇が無い」ですので、簡単に、

“A poor person has no time.”
“No money, no time to do anything.”

位でしょうか。No rest the wicked.よりも、これを知っていれば、以下に問い返されてもすぐ説明が出来ます。上記の、“4.他の用例等で反復して使ってみる。5.本当に習得。”のプロセスも簡単に出来、本当の習得に一直線です。“砂を噛むような”よりも、自分で創作したもののなせる業です。

更に、楽しむ

さらに、自分で創作していけるようになったら、これに楽しさを加えます。すこし、英語の語呂合わせ等を加味します。

“A poor person has no time to tour.”
“No penny, no time to do any.”---pennyはお金の単位。

この語呂合わせというのは、音韻言語である英語では普通に使われます。こうすると、自分で創作したものでもあり、語呂合わせもあり、楽しさは倍加します。

ここまで来ると、スポーツ選手の「試合を楽しむ」と同じ境地で、「英語を楽しむ」になってくると思います。



さてさて、英語を楽しんでいる当方も、皆さんのために創作英語に励みます。本日のエントリーをキーワードに以下をお楽しみください。

Pleasing English is no freezing conversation.
Inventing English is to invite you to joyful English world.



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