アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
草の根評論家アメリカ中西部大平原を行く
先日、草の根評論家は仕事でChicago(Illinois)まで行ってきました。当方の会社、居住地区がIndiana南端部でKentuckyとの境ですから、Indianaを縦断してChicagoまで約片道370Miles(片道600km弱。6時間)をドライブしてきました。

20060310113621.jpg


(中西部大平原ーー1)
ここら中西部(Indiana, Illinois, Ohioあたり一帯)は見渡す限りの平原が続いています。これは氷河期に氷河がここらIndianaとKentuckyの境位まで南下して来て、地表面が削り取られ平原となったとの事です。加えてアメリカもこちらの方は西海岸と違って火山活動が全く無く地殻変動の無い所ですので、地殻隆起陥没現象も無く氷河期後の地形がそのまま保たれているようです。

20060310113656.jpg


(中西部大平原ーー2)

20060310113801.jpg


(中西部大平原ーー3)

何せ地震が皆無に近い所で、7~8年前に一回少し揺れたのが、80年振りの地震だったそうです。これも日本人からすると地震には入らない位の揺れでしたが、こちらではテレビラジオのニュースで取り上げられ大騒ぎでした。

この地震のあるなしは「神様も不公平な事をした」という思いが建物あたりを見るとひしひしと伝わります。こちらは地方の中都市でも高層ビルがかなりあります。 しかも昔の建物はレンガ積み。それが築100年クラスの高い建物がゴロゴロしています。耐震偽装など起こりようの無い所です。

工事現場を見るとブロックなども鉄筋無しでコンクリート目張りをしながら積んでいます。又工場の倉庫も日本人の感覚からするとびっくりするくらい高く積み上げています。当方も最初は米人監督者に注意をしていましたが、先方はきょとんとしているだけでした。

今回の旅行のルートはまさにその大平原の真っ只中。上記の370Miles、時間にすると6時間の道程も、小さな丘や川によるうねりはあるものの殆んど平らな地形でした。地形も平坦なので当然道もまっすぐ。延々と直線道路が続いています。

このChicagoから北部にもまだまだ平原がつづいており、何時間同じ景色が続くのか分かりません。当方がこちらからColoradoの方へ車で行った時には一日車で走っていても同じ景色だった事も有ります。「今は山中、今は浜。今は鉄橋渡るぞと...」と唄われた日本の景色とは大違いです。

広大な大平原にはアメリカに来た当初は感激の連続でしたが根が箱庭的地形の日本、その又山間部出身の当方にとっては段々落ち着かなくなりました。しばらくしてアメリカの山間部(こちらの人は丘=Hillとよんでいますが)に行った時には遺伝子がそうさせるのか、なんだかすっきり落ち着きました。

こちらの大平原に何世代か住んでいるアメリカ人もあまりに平らな地形は刺激が無いのか、手のひらを水平にしてゆっくり横に動かしながら、

“ I am bored with this flat land(この土地は退屈だね)”

と言っていたのが印象的でした。狩猟民族のヨーロッパ人を起源とする彼らは元々平原草原が命綱で、平らなところが本能的に好きなようですが、あまりに広大平らすぎて刺激が無いのでしょう。

スポンサーサイト

テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック