アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
「君ィ。アメリカ人は失礼だねぇ。最近太り気味で気にしている私に“Smart,Smart”と言ってるよ」――――発音が通じるだけに厄介な和製英語
和製英語も、①発音が比較的に容易でアメリカ人に通じやすい、②アメリカでもよく使われる言葉である、③しかし意味合いが大分違う、という条件が重なるものは当然戸惑いが大きいようです。

冒頭の“Smart「スマート」”という用語は日本では体がほっそりしている人に対して「スマート」と使いますね。広辞苑で引くと

「スマート」――1.からだつきや物の形が細くすらりとして格好が良い。
2.身なりが整って粋なさま。

とあります。最近はダイエットばやりですから皆スマートであるかどうか気にしていますよね。

この言葉はアメリカでもよく日常使われます。ところがアメリカでは大分違う意味で使われています。これは「頭が良い、頭が冴えている」という意味です。英語辞書を調べると、

“Smart”――1.(動作などの)活発な、きびきびした;すばやい2.頭の良い、賢明な、...3.(服装などの)スマートな、身なりのきちんとした。

とあります。会議等でよい提案とか、工場で良いアイデアを出した時など、”You are so smart!”と言われれば嬉しいものです。

これを、ある日本人がある細身のアメリカ人との初対面の紹介の時に“You are smart.”と使いアメリカ人はきょとんとしていた事があります。これに対応する英語は、”Slim”とか”Skinny”, “Good shape”というのが普通のようです。


同類で少し戸惑う単語に「エキサイト」”Excite”があります。辞書を引くと両方とも〈興奮する〉とありますが日本の場合は、スポーツ等で「エキサイトして怒った」「エキサイトして詰め寄った」等、怒りの感情表現の時に多く使われるようです。

こちらでは、喜びの表現の時に多く使われるようです。

“I am very excited I have passed the examination「試験に通ってうれしい!!」“

“ABC Company is very excited to be hosting our largest Supplier Conference ever in 9 years.「ABC社は9年間で最大規模のサプライヤー会議を開催出来非常に光栄です」“

こちらで怒りの表現の時にこの”Excited”使うかどうか、学術レベルの話は分かりませんが草の根レベルでは”Get angry”や ”Get mad”もありますが“Emotion”をよく耳にします。”Emotion”自体は喜怒哀楽にすべて使われますが、怒りのときにもよく使われます。

時々顔を真っ赤にして”…….emotional  %$#@#$%%......”と怒っているアメリカ人に出会ったことがありました。

先日のラジオで我が地元の大学のバスケットのチームの試合結果を報じていました。試合は二転三転したあと最後に負けたようです。ファンは喜んだりはらはらしたり。最後は奈落の底に突き落とされて怒り心頭という所でしょうか。これをアナウンサーは

“……….emotional roller coaster….”

と表現していました。文字通りRoller coaster(ジェットコースター)の様に感情的に上がったり下がったり(喜んだり怒ったり)したのでしょう。

標題のくだんの社長には以下の様なアドバイスが必要でしょうか。

“Don’t have such emotional feeling. That is a good comment. You should be excited.(社長っ。そんなに怒らないで下さい。むしろ喜ばないといけないですよ。)“
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