アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
南北戦争(The Civil War)が投げかける影-----新聞の記事から
先日の新聞に、南北戦争に関する記事が二題出ていました。題して、”Civil War goes high-tech”と”Civil War buffs envision raid on Charlestown”という二つです。

前者は、近くにある南北戦争の展示館がハイテク化されて見やすくなったという事、それから後者はこの地域で、南北戦争の実演ショーがあったという事です。

この南北戦争。われわれ日本人が想像する以上に、こちらのアメリカの人々の上に影を投げかけています。

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(地元新聞の南北戦争関連記事)




「南北戦争」が投げかける影


こちらのインディアナやケンタッキーでも、一部ですが南北戦争の戦闘が行われました。1862年から約4年続いた南軍と北軍の戦闘。戦死者数は全米で60万人にも及びました。

当時のアメリカの人口が約3千万人。これを現在の人口3億人に置き換えると、600万人の死者が出る割合になります。南部の連邦からの離脱を阻止するだけの目的の内戦で、こんなに高い割合の戦死者が出た訳ですから、150年近く前の出来事ですが、人々の上に影を投げかけています。

いまでも、書店に行くと歴史のコーナーに南北戦争のカテゴリーの棚があり、たくさんの単行本が揃っています。また、定期刊行雑誌も南北戦争のカテゴリーの雑誌があり、毎回違う特集記事で読者をひきつけています。

日常の新聞でも、こうして関連記事が掲載され紙上をにぎ合わせています。時々、正式記事ではない、「今日は何の日?」のコーナーでも、南北戦争のイベントの日付をクイズで出したりもしています。

日本の同じ頃の、明治維新の戦闘や西南戦争が同じ意味合いを持つと思われます。日本でもドラマになったり、小説になったりしていますが、一般に露出する頻度は、はるかにこちらでの南北戦争の方が高くなっています。「今日は何の日?蛤御門の変の日」などという記事は、日本の新聞には出てこないですよね。

歴史観の時間軸の長さ(日本は忘れやすい民族)の違いもさることながら、戦死者の数が膨大であったというその影響の大きさで、人々の心の中によぎる何者かがあるのでしょうか。



今後の新聞の記事や本の出版が楽しみです。

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