アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
哀しきバイリンガルの変な英語-----使える英語のヒント
当方は、アメリカで英語と日本語を使い分けている、いわばバイリンガルです。英語や日本語の達人でもない、普通のバイリンガルでは、頭の中が時々混乱して、妙な言葉になります。これは、他の在米日本人でも同じようです。

よく伝聞されるのが、英語の影響を受けた変な日本語です。このブログでも以前書きましたが、当方も時々、「お金を作る」や「コーヒーを食べる」とやらかします。これは、英語の”make money.”や”have coffee.”(”have lunch.”と混同)を直訳する事から来ています。

当然、英語がしっかり確立されていない当方は、英語にも日本語の影響が入る事があります。語順が日本語風になったり、日本語風な曖昧な表現----英語が未熟だといえばそれまでですが---になったりです。

しかし、この日本語風曖昧表現英語。これでもこちらで結構使えています。それを見てみましょう。





「最近何やっているの?」「マラソンです」----日本語風語順

日本語と英語の一番違う所は文型です。英語ではいずれの文型でも主語が先に来ます。いずれもS+Vで始まっており、主語+動詞でスタートします。

(John) “You look very skinny lately. What happen(最近やせたね。何しているの)?”
(Ichiro) “I run a marathon race(私はマラソンを走っています).”

これを普通の日本語会話で表すと、以下の様に語順なります。

(ジョン) 「最近やせたね。何しているの?」
(いちろう) 「マラソンです」

ところが、英語の達人では無い当方は、この答えの部分のように、主語のない日本語の語順の影響がそのまま英語に表れます。

(John) “You look very skinny lately. What happen?”
(Ichiro) “Marathon. I run a marathon race.”

さすがに“Marathon.”と言い放しではありません。その後に、”I run a marathon race.”とつけて補足はしていますが、英語としては主語のないおかしなものになっていますね。

「やりましょうか?」----省略形

次に省略形です。これは特に助動詞を使った疑問文に多くなっています。例えば、会社の同僚と車で外勤等する時に、「私が車を運転しましょうか?」と言いたいとします。その時に正式には、

“Shall I drive the company car?”

となります。しかし、大部分は、特に後段の部分が複雑な単語や分が来ると、以下の様に、

“Shall I …?”

と、言って済ませます。日本語で言う、

「やりましょうか?」

と言う、主語や述語の省略の形です。これは、当方は他にも、

“May I ….?
“Could you please ….?”

等を良く使っています。

「ルイビルマラソン走ります?」----疑問形

これは、以前のエントリーにも書きましたが、疑問文を、平叙文のままで尻あがりイントネーションで済ますものです。

“You run the Louisville marathon?”

とやり、助動詞等を省くやり方です。これも、正規の日本語では無いかもしれませんが多くの場面で使いますよね。それをそのまま英語として使ってしまう事です。

なぜか通じる

これらは、こちらで思わず出てきても、なぜかネイティブの人たちに通じてしまいます。

これは、良く観察すると、こちらの人もこれらのやり方で会話しています。何故ならば、実際の会話と言うのは、①強調する、②会話にリズムをつける、③ボディラングエッジを伴う、④スピードを要求されている、⑤硬さを嫌う、事が多々あります。このために、文型通りにならなかったり、いろいろ省略したり、が入ってくるわけです。

バイリンガルの、日本語の影響を受けたおかしな英語でも、結果的にはこちらの人達の生きた英語と同じになっているのですね。



当方は、英語が日本語の影響を受けた哀しきバイリンガルですが、よくよく観察すると、生きた英語そのままを実践しているのかもしれません。案外この辺りに、使える英語のヒントがあるのかもしれませんね。





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