アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
「”W- check?(ダブルチェック?)”その表記方法は無理があらへんか?それはないで。」――――通じそうで通じない和製英語
いちろうがアメリカの工場で生産現場の管理監督をしている時でした。現場では毎日大量の製品が流れて行きお客さんの所に出荷されます。時々お客さんから数量不足の苦情が来ます。そこでいちろうは現場にもっと厳しくチェックするよう指示を出しました。

“Please set up W-check system at the end of lines.「ラインの終わりでダブルチェックをしてください」“

その昔、漫才のWけんじというコンビがいました。又最近のネット新聞で「阪神投手陣Wアクシデント」という記事もありました。“W”は「ダブル」と疑いもしませんでしたが、アメリカ人は“?????”。くだんの“W”は“Double”で表さないとこちらではさっぱり分からないようです。

こちらでは“W”は(ダブリュー)と発音し、“Double”(ダブル)とはまったく違った聞こえ方をするようで、日本のこの単語に関するすばらしい発明も、こちらでは残念ながら不採用です。

アメリカ人が英語の表記に対して厳格かというとそうでもなく結構この簡易表記を使っています。町でも看板等に良く見かけますが“E-Z”。これは発音通り“Easy”です。さすがに正式なビジネスレターあたりでは見かけませんが、看板や広告で見かけます。

表音文字の英語では発音が同じならばこういう簡易表記をするようです。しかし“W”と“Double”では完全に発音も違うためアメリカ人も採用していません。


同じく生産現場での話です。くだんのダブルチェックの時に、お客さんから製品の箱に何か印をつけろという要求がありました。これは日系のお客さんがよく要求する方法で、日本では「マジックチェック」と呼んでいます。ところがこの「マジックチェック」はアメリカでは通じません。

「マジックチェック」は“マジックインクで印を付けながらチェックする“という意味ですが、この”マジックインク“は日本のある会社の商標です。アメリカではあまり流通していません。よって、チェック方法のコンセプトが無いという事と併せて、アメリカ人には分からなかったのだろうと思います。

こちらでは日系企業も増えて段々このチェック方法が広まって来ています。現在は“Marker Check”として定着しています。“Marker”であれば普通の名詞ですから無理なく定着したのだと思います。

世界に冠たる日本(日系会社)の工業製品も、W-checkや Magic check 、もといDouble checkやMarker checkのような泥臭い方法で成り立っている所もあるようでして...
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