アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
アメリカの歴史の評価軸の長さ----インディアナ中南部の小さな町の従軍栄誉モニュメント
以前のエントリー、【アメリカの軍隊への志願状況-----経済的な側面だけではないその状況】の中で、アメリカの歴史の評価軸の長さを取り上げました。

先日、こちらのインディアナ中南部のある小さな町(Greensburg市)を訪問した時に、まさにそれを証明するものに出くわしました。

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(アメリカの小さな町のCourt house)







町のCourt house(役所)のモニュメント

写真はこのGreensburg市のCourt houseです。こちらではCourt houseと呼んでいますが、実態は裁判所ではなく、市役所や町役場の役割をする場所です。
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(Court house前のモニュメント)

その手前にモニュメントがあります。よく見ると、この町や郡(County)から、かっての戦争に出向いた人々の栄誉をたたえる内容です。

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最初は、”In honor of the Civil War soldiers of Decatur County”とあります。前回も話に出た南北戦争の従軍者のモニュメントです。南北戦争は1860年代の事ですから、日本の明治維新の戦闘従軍者を祭っているモニュメントの感じでしょうか。

このモニュメントの建立が1922年とあります。南北戦争も半世紀が過ぎて、町の総意で建立されたのでしょう。それが、今でもピカピカに手入れされて住民に受け継がれています。



その横に立っているのは、”1898-1902 Cuba Spanish * War * Veterans Philippine Islands Port-Rico”とあります。アメリカが中南米やアジアに進出し始めた頃の戦争のモニュメントでしょうか。

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これは日本では、日進日露戦争と同時代でしょうか。これも、現在に営々と伝道されています。上記のモニュメント同様、よく手入れされて人々の目を楽しませているようです。




その昔、日本の故郷の神社等に、日清日露戦争の碑が立っているのを子供心に珍しがって眺めた記憶があります。しかし、日本のそれはずいぶん朽ち果てていました。これは、太平洋戦争の前後で歴史の評価が180度変わってしまった事もありますが、この評価軸の長さの違いもあるのでしょうね。




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