アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
「君ィ。服装がルーズだね。」、“?????”――――発音が通じるだけに厄介な和製英語(その2)
いちろうはその昔の学生時代にサッカーをやっていました。ある英会話のクラスの時にこの話題を切り出しました。英会話の話題は自分の興味のある分野の話題で押し通せ、という草の根流英語学習法の実践でした。

話しの成行きは覚えていませんがその話題の中で英会話の先生に聞きました。

いちろうーーー--サッカーの守備でルーマークと使いますがこれは正しい使い方ですか?」

先生―――――---”???????. Lose marking? Isn’t that loose marking?「????ルーマークの事じゃない?」“

サッカーの専門用語を知らない人のために解説を。サッカーの守備で相手の攻撃者について離れずに、ボールを奪ったりプレイの邪魔をしたりして攻撃を防ぐ事をマーク(“Marking”)といいます。これの、密着してマークする場合タイトマークといいます。

これだと一瞬で相手から振り切られて、ゴールに殺到されるので、すこし間を空けて密着せずにマークする事があります。これを日本ではルーマーク(緩いマーク)と言います。標記の服装がルーズ等と同じ使い方で広辞苑にもありますね(正しくはルースと注意書きは有りますが)。

ところが英語で「ルー」は“Lose(失う、負ける)”です。これに該当する英語は“Loose(放たれた、自由な、しまりの無い=ルー)”となります。どこがどう違ったのか、日本では違う発音となっています。広辞苑、英語辞書でそれぞれ調べると、

ルーーーーーー[広辞苑](正しくはルース)ゆるい事。しまりの無い事。
Loose(ルー)――[英和辞書]放たれた、自由な。
Lose(ルー)――[英和辞書]失う、なくす。負ける。

くだんの英会話教室のサッカーの話題も「ルーマーク」でないといけなかったですね。しかし「ルーマーク」だと何か守備にも力が入りませんが。


同じく日本でよく使われる言葉で「クール」があります。これは「涼しい」と言う基本の意味ですが、「醒めたさま」、「冷静なさま」でよく使われます。「あの人はクールな人だ」等です。

アメリカでも涼しさを表す以外にも“Cool”という言葉をよく耳にしますが少し趣が違います。これは「すてき、いかす」と言う意味でよく使われているようです。語源が同じなのでアメリカでも広辞苑的な使い方があるのかもしれませんが、まず日常では聞きません。

アメリカでもはやり言葉すたれ言葉があるのか、最近よくラジオでもテレビのドラマでもよく耳にします。

いちろうーーー「最近プロジェクターを買いHD(High definition)の番組を見れるようにしたよ!」
Mike----------“That’s cool!!(それはいいね!)“

と言うような具合です。「冷静な人」は主として“You are the calm person” や”You are the quiet person” と使います。

アメリカは感情をためずにすぐに反応し喋りまくる文化の地なので、この”Calm person”や””Quiet person”はあまり該当者も無く使う機会はありませんね。
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コメント
この記事へのコメント
どちらでも間違いではないようです
学校英語ではlooseの発音は「ルース」ということで落ち着いているようですが、実際は「ルーズ」でも間違いではないようです。
こちらをご覧ください。〔発音〕lu':s、〔カナ〕ルース、ルーズ になっています。
参考:ttp://eow.alc.co.jp/loose/EUC-JP/?ref=es
2009/03/17(火) 15:22:41 | URL | ゴメリー #-[ 編集]
Re: どちらでも間違いではないようです
ゴメリーさん、コメントありがとうございます。

> 学校英語ではlooseの発音は「ルース」ということで落ち着いているようですが、実際は「ルーズ」でも間違いではないようです。
> こちらをご覧ください。〔発音〕lu':s、〔カナ〕ルース、ルーズ になっています。
> 参考:ttp://eow.alc.co.jp/loose/EUC-JP/?ref=es

発音はなかなか正解が無くて難しいものですね。調査のうえのご指摘ありがとうございます。
2009/03/18(水) 12:46:58 | URL | いちろう #-[ 編集]
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