アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
高速道路の橋の欠陥復旧工事------アメリカ的な、工事に係わる”風景”
ハイウェイ網(高速道路網)の発達したアメリカ。人々は便利な車社会を享受しています。

こちらルイビル周辺も変わりはありません。ルイビルはミシシッピ川支流のオハイオ川を挟んだ川の街ですが、I-65(インターステイト65号線の意味です)、I-64それからI-71の三本のハイウェイとその格下の州の道が縦横に走り、川を交差しています。その交差を助ける橋は合計3本あり、それぞれ毎日数万台の車両の通過があるそうです。

早くから車社会に突入したアメリカ。1960年代にはすでに殆どの高速網が完成しており、各道路や橋はメンテナンスの時期に突入しています。老朽化も進み、数年前にウィスコンシンの方で突然橋げたが崩壊したニュースも記憶に新しいところです。

そんな中、地元の橋の一つに欠陥が見つかり突然通行止めとなりました。これにより、残り二つの橋で今までの三本分の交通量をまかなうようになり、人々の毎日の通勤や移動に大影響を与えています。早く復旧が望まれるところですが、半年くらいかかるとか。それに係わる”風景”もアメリカらしい一面を見せています。

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(橋の復旧工事方法を紹介した新聞)



復旧工事業者への早期完了インセンティブ

写真は、復旧工事の内容を示した図面です。この橋の欠陥は、メインビームに大きなクラックがあったとか。そのクラック部の補強で、サポートの鉄板をボルトで止めていこうというものです。

この工事内容が発表される前は、橋を架け替えしなければならないという意見もあり、その場合は数年かかるということで、人々を心配させました。しかしながら、この写真の案でいけるようになり、約半年(作業日で120日)、金額にして20Mill$(15億円余)で完了することになり、地元の人々をほっとさせています。この工事の入札も終わり、業者選定も終わったようで、これからの工事に期待がかかるところです。

この工事でアメリカらしいのは、半年の予定の工事が早く終わればそれに伴い、業者に一定の工事代金の他にボーナスが支払われるという事です。報道によると、一日早く工事完了するごとに10万$、合計5Mill$(50日分)位ボーナスを支給するようです。

この明らかなニンジン作戦によるインセンティブ。お堅い役所仕事の某国でもあるでしょうか?早期復興が人々の痛切な願いとはいえ、思い切ったアメリカらしい合理的なやり方ですね。

朝型アメリカ人の超朝型生活

こちらの人は概ね朝型生活で、各企業体も朝7時始まりのところが多くなっています。こちらの朝7時は、まだ夜も明けていません。当方の会社も例外ではなく7時始業。これに対応するためには、6時過ぎに家を出発、これに遡ること5時前に起床していました。

ところが今回の事態で、毎日通過する橋の部分で渋滞に遭遇。これを避けるために約30分朝の生活を早めています。よって起床は毎朝4時半前。誠に健全な朝起き(?)をしています。当然夜は早く眠くなり、10時前就寝という早寝早起き生活をしています。

これも良いもんですよ、負け惜しみではなく。



この橋の工事。原因究明から、復旧方法、業者入札、工事そのものと手順を踏んでいき、緊急時としてはややもどかしい動きですが、安全のためには仕方の無いことなのでしょう。これもアメリカらしいといえばアメリカらしいですね。あっという間に橋やマンションが出来て、しかもいろいろ問題が起こっている、躍進中国よりは良いのかもしれませんね。





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