アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
アメリカの高失業率の中の人手不足----求人側と求職側のミスマッチ
アメリカは失業率が9%から10%で高止まりしており、なかなか失業問題が解決しません。政府もこれの対策を政策の最優先課題にしており、各種法案(減税等、主として仕事を呼び込む諸施策)を議論して景気浮揚を図ろうとしています。

それでも産業界では、業種によっては少し繁忙感の出てきたところもあります。そういうところでは、ダウンサイジングから、アップサイジング(?)に転じて対応したいところです。しかし、こんな高失業率でも、足下はなかなか人が集まらないというお話を。




零細自動車部品会社の例

当方の会社では、日系自動会社の東北大震災後の回復増産にあわせ繁忙状態(タイの水害の影響はこれから出てくるようです。取り敢えず現在は繁忙)になってきました。それに伴い増員の対応という事で人員の募集をかけましたが、なかなか人が集まらずに苦労しています。

募集対象は特に難しい職種ではなく、現場の単純ワーカーですがこれがなかなか集まりません。多くない応募者から、事前審査主としてDrug test(こちらでは採用の時にこの検査をします)を行うと、これに引っかかる人が多く、なかなか採用までに至りません。

当方の会社は零細企業で、就業条件もあまり良いものは出せませんが、それにしても失業率を考えるともう少し”脈“があっても良いと思うのですが...

ルイビル周辺の会社の例

これは、当社みたいな零細企業のみの事例かと思っていましたが、周辺の会社でも同じようです。当社の人事担当者が、この地域の工業団地の担当者会議に出席して得た情報では、他社も似たり寄ったりの状況だそうです。この中には、米系の優良会社や日系で親会社が日本で一部上場している優良会社もあります。

そういうところは、当社よりは就業条件はかなり良くなっているはずですが、求人をしてもとにかく応募が少ないんだそうです。

全米では

メディアの報道では、全米の52%の企業が求人を満たすことが出来ていないそうです。前回エントリーしたように、超優良企業(GEの例)の求人では10倍以上の応募があるようですが、普通の企業ではなかなか人が集まらない状態が続いています。

たまに新聞等の特集では、1年以上職が無くて苦労している人を取り上げていますが、どうもこの特集のニュースと当方の周りの現象がミスマッチを起こしているようです。




先日当方の家のドライブウェイ(家のガレージに通じる道)の路面の修理を、ある業者に頼みました。その時に来た業者の作業者4~5人は、皆ヒスパニック系(メキシコ系)の人達で、いわゆるアメリカ人はいませんでした。こんなところにも、アメリカの高失業率の中の人手不足、即ちいうところのミスマッチが表れているのではないかと思います。














スポンサーサイト

テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック