アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
日本の対極にあるアメリカのスポーツ観-----スポーツ大国の実情
こちらはやっと冬らしくなってきました。それでも、雪がうっすら積もっている位なもので、日本やヨーロッパの寒波並みにはいきません。

気温が下がる冬は、走るのに絶好な季節で私も(屋内トレッドミル中心ですが)週に50~60km走り込んでいます。4月末に地元のマラソン大会がありますので、それに向けての練習です。

こちらアメリカのスポーツは、マラソン大会を見ても、アメリカ人は最初から歩く人が多くわいわい陽気なものです。日本人のほうが一心不乱というところでしょうか。勿論それぞれ例外は多いですが、アメリカ人の方が”正規分布”の幅が広い感じです(これは何の日米比較をしても言えるようです)。




アメリカのスポーツ観

一般的にアメリカのスポーツ観は、このように日本と対極にある感じです。学校スポーツでも、ある競技者は一年中同じ競技をするのではなく、春先は野球や陸上、夏の終わりからフットボール、冬はバスケットと移っていきます。これは本人のオプションではなく、競技によって練習を含めた時期が決められており、これに違反すると罰則が科せられます。これは、花形の大学スポーツでも同じ様です。

勿論、幅が広いといえ”正規分布”ですので、日本と同じ様な事が起こります。数年前に、地元の高校でフットボールの練習中に、生徒が死亡しました。夏のまだ暑い最中の練習で、脱水症状になっての事のようです。日本と同じ様な”頑張る”という精神的なものは、こちらでも若干起こっているようです。

そうはいっても、日本のような体格体質が均質な集団ではなく、さまざまな体格体質それから人種が集まったチームになりますので、チームのコーチも日本ほど均質な”頑張り要求”はしない様ですが、”武の国”アメリカですのでそういう要素も多少はあるようです。プロのフットボールチームでも、夏場の練習で選手が亡くなっています。

アメリカの“社会人スポーツ”

スポーツ大国アメリカですが、日本と違うのはアマチュアの社会人スポーツというものが殆ど見られない事です。主要スポーツはすべからく競技のリーグがあり選手がプロとして登録されているようです。フットボールやバスケット、野球が最たるものですが、そのアマチュア版全国リーグ、地方リーグは殆ど見聞きしません。

企業もアメリカの価値観、即ち、①集めたお金のリターンを早く(速く)して投資家に還元する、②終身雇用でもない個の社会アメリカの会社員集団に、一体感の醸成はそぐわない、というポリシーからするとスポーツチーム保持という事は、話題にも上らない事の様です。

草の根レベルにいくと、同好者が集まって試合をやったりしています。アメリカの社会人になってのスポーツとは、近くの公園に好きな人同士が集まってスポーツをする、という図式のようです。グランドやコートはそれこそ至る所にあり、無料で空いていればいつでもプレイできる環境です。

そんな中で、プロやオリンピック等国際大会への選手供給は、もっぱら大学スポーツ界や、ごく一部プロアスリート養成スポーツクラブの様です。サッカーや他のマイナー競技ではそういう形をとっているようです。そういう代表チームは、代表”選抜”という形態ではなく、選手と代表チーム”契約”という表現を使っているのが、アメリカらしいです。




アメリカのマラソン大会の記録当たりを見ると、70歳代でも私の記録よりはるかに良い記録で走る人が沢山います。そういう人達を目標に..いえいえ、あまり無理をしてもいけないので、一般的なアメリカスポーツ観を横目に見ながら練習していきたいと思います。


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