アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
アメリカのHappy retirement-----日本の”退職後人生の経営“との比較
先日、職場の同僚のHappy retirement party に参加してきました。会場では、“Congratulations!”や ”I envy ~”の声が飛び交っていました。こちらでは日本の様な「定年後の悲哀」や「定年後の生き方」という話題は皆無です。



アメリカのretirement

アメリカの一般事業体では、日本の様ないわゆる一律の定年退職というものはありません。

年齢性別人種等で差別が禁じられているアメリカでは、日本のような60歳定年やXX歳給与減額というような制度はありません。その人の働いている職種(ポスト)が存在する限り、又、その人の能力が低下して来て雇用に耐えられなくならない限り、退職を促す事は出来ません。この、年齢による退職を行うと、即刻裁判沙汰になり企業体は相当な賠償を払わざるを得なくなります。

これにより、こちらの中高年の退職状況は各人マチマチです。先日の同僚は62歳でしたし、その前の同僚は65歳で退職しました。いろいろな会社を見ましたが、70歳くらいでまだまだ元気にやっている人達もいました。各人の生活設計により、各人が退職時期を決めています。

退職時期を決める手がかりとしては、国の年金制度があります。こちらの年金制度(Social security retirement benefit)は、62歳から段階的に(本人のチョイスで、受給年齢が上がってくるほど受給額が多くなる)受給できるようになっており、日本のように一律ではありません。これを睨みながら、自分の生活設計をして退職時期を決めているようです。ここにも退職時期がマチマチな理由があるようです。

アメリカのretirement後人生観

人生の生き甲斐を会社や仕事に置く日本と違い、“個”の社会アメリカではその生き甲斐は、主として家族や自分に向けられます。会社人間、仕事人間などという言葉の無いこちらの世界では、退職後も何か仕事をしていないと、退屈だ、社会とのかかわり感喪失に陥るなどということはありません。

又、余暇自体の考え方が違うのか、こちらの人は休暇も何かをせずにはいられない、という人は少なく、休暇というのはぼんやりしているのが休暇である、という事があるようです。よって、何もしないという事が退屈であるという考え方は、日本より少ないようです。

そういう人生観が底流にあるからか、retirement後に”Are you bored your life?”と聞いても, 殆どの人が”No, I’m not. It’s very exciting.”と答えます。

“退職後人生の経営”

家人と上記のような事を話していたら、いみじくも“退職後人生の経営”という言葉が出てきました。社会制度や人生観の違いで「定年後の悲哀」や「定年後の生き方」という事が切実な問題になっている日本(人)としては、正に“経営“的観点で処し方を考えていかないとダメだと、先日の”Happy retirement!”の歓声の嵐の中のパーティで考えました。






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