アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
「チャレンジ」と”Challenge”------和製英語と現地英語の乖離----その実例
以前本ブログで、【「チャレンジ」と”Challenge”------和製英語と現地英語の乖離】というコラムを書いた事があります。

和製英語が、本家の英語の意味と違って変化してくるというのはよくありますが、このチャレンジとChallengeもその類で、「難問への取り組み」の難問度合いが、日本語と英語では少し違い英語の方が数段高い、ということを紹介しました。

最近それを裏付けるような事例に出会いました。



“That project is a challenge.”で、プロジェクト準備を見合わせる

当方の会社のお客さんに、金属プレスの会社A社があります。そこでは最近最終客先X社から、プレスだけではなく機械加工(切削加工)の入った製品を取り入れようと方針転換をしています。当方の会社は、そのA社の二次加工をやっていますので、その機械加工の引き合いが沢山来ます。

そのA社はやはり従来プレス専門で来た為か、この新規製品取り組みはかなりの方向転換を必要とし、なかなか最終客先X社から良い返事を貰えません。

そんな中で、同類の新しい引き合いがA社から来て、それを当方の会社内部に報告しました。そうしたらメインテナンス(工務)の方から報告があり、以下やり取りがありました。

(メインテナンス)----“Should I finish machine repairs on that machine as the first priority?”「現在その引き合いに該当する機械加工の設備を修理中途上(中断中)であるが、それを緊急でやってしまわなければならないか?」

(当方)------------“That project is a challenge for A company.”

(メインテナンス)----“Understood. I will continue current other jobs.”「分かりました。他社の仕事を継続します」

と、矛を収めてしまいました。勿論当該機械の修理は終わらせなければなりませんが、多くの仕事の中から優先順位を付けなければなりません。この“That project is a challenge.”で、Challengeがかなりの難問であり、すぐには取り組みが始まらないと判断して、現在やっている他の仕事を優先させようというわけです。

このように英語(圏)では、Challengeの実行可能性が20~30%くらいの感じです。日本の様に「今期売り上げ10%増にチャレンジしよう」や「不良率半減にチャレンジ」という謳い文句にある、高い実行可能性とは数段違うようです。



えっ、貴方の部署では部門目標チャレンジに到達した事がないから、英語のChallengeと同じですって?それは本テーマの問題ではなく、部門目標管理マネジメントの問題ですよ。







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テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

コメント
この記事へのコメント
音楽家の惠藤憲二と申します
日記いいですね
2012/12/11(火) 19:27:24 | URL | 音楽家 惠藤憲二 #TY.N/4k.[ 編集]
Re: タイトルなし
惠藤憲二様

> 日記いいですね

コメントありがとうございます。異文化社会にいると、よく日本(的なもの)が見えてくるようですね。

2012/12/13(木) 13:49:26 | URL | indianaky #-[ 編集]
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