アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
日本の人権人道大使の“Shut up!”---------英語社会からみた違和感
日本の人権人道大使が、国連の会議の場で聴衆に向かってShut upと言ったとかで、喧しくなっています。このニュースを最初に聞いた時には、日本の方もビックリしたでしょうが、アメリカにいる当方もビックリ。フランクなアメリカにいてもです。

こちらでなぜビックリしたかあげて見ます。




普通こんなことを言う人はいない

こちらでこのShut upを全く聞かないわけではありませんが、少なくとも仕事やコミュニティ等、我々の周りでは以下環境では聞かれません(この方の所属する外交官界の事は不明ですが)。 

背広を着て話をする間柄の場
スピーチやプレゼンの場
(フランクな関係でも)外部組織との人の会議

確かに同じ会社内で、顔見知りの人との会議等で冗談交じりで出てくることはたまにあるようですが、いわゆるフォーマルと呼ばれる場でこの言葉が出てくることはありません(この方の所属する外交官界の事は不明ですが)。

あまり上品でない言葉が飛び交う以下でも殆ど出てきません。

スポーツ選手のインタビュー
Cartoon(漫画)

映画等、汚い言葉の場面描写は別にして、メディアでもこの言葉は避けているようです。漫画等で使うのは、その部分で“%$#@&”と記号化して、直接表現は目にしないようにしています。

こういう場合普通は何というか

我々の周りではこういう場合、大抵以下の様に言います。 

Please be quiet.
Listen!(話の終わらない相手に向かって)

しかしこれとて、英語コミュニケーションの原則から言うとあまり成熟された方法ではないようです。成熟された方法は、相手の言い分に対して多くの事例を挙げ、手練手管を駆使して反論していく事です(これこそが外交官の仕事と思うのですが)。



日本社会でよくある、会議途中で立腹して怒鳴りつけるというのは、こちらではExplosionと呼ばれ忌み嫌われています。どんなに腹が立とうが言葉を尽くして相手を説得するというのが、こちらアメリカ社会での普通の構成員のあるべき姿になっているようです(この方の所属する外交官界の事は不明ですが)。



スポンサーサイト

テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

コメント
この記事へのコメント
ぬあぁあぁ
口が悪くて有名な船乗りでさえ、shut up はご法度レベルの暴言です(><)
こういう場面はジョークで交わし、大事な話題へスルリと持っていく、なんていう技が見たかったです。
2013/06/12(水) 17:17:47 | URL | うろこ #-[ 編集]
Re: タイトルなし
当方の仕事の相棒(アメリカ人)は、年中テンションが高く怒鳴りまくっている奴ですが、それでもこの言葉は聴いた事はありません。米人部下相手に(高圧的に見え)一方的にやり込めているようですが、それでも相手の言うことはよく聞いて反論していますね。
2013/06/12(水) 20:06:01 | URL | indianaky/いちろう #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック