アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
アメリカのスポーツに見る地域主義――――ハワイでの“No one is from Ohio”の解
先日の大学スポーツ紹介のコラムの時にコメントを頂きました、「ハワイに行ったときにOhioのT-shirtを着ていたら“No one is from Ohio”と言われた」のは以下の様な背景だと思います。

Ohio State Universityは全米に名だたるスポーツ名門校。Footballでは全米チャンピオンにもなった事もあります。またその時の監督が厳しい監督で言わば“Controversial(物議をかもす)”な監督として有名でした。選手に厳しく当たり全米チャンピオンになった当時は評価も高かったのですが、その後マスコミの追求で、後に評価が急降下して結局辞任した曰くつきの監督です。

ハワイも又Footballの盛んなところで、シーズン終盤のBowl対抗戦(ランキング決定戦シリーズ)も開催しています。よってハワイの人も有名なOhio(どの大学のT-shirtを着ていたかは不明ですが)と見ると、対抗心と茶目っ気が出て「ここはOhioの人のくるところじゃないよ!」と言う会話になったのだろうと思います。

日本よりはるかに国土が広く且つ価値観が多様なアメリカでは、当然人々は地域志向が強くなります。この大学スポーツもそれの現れで、日本で言うと高校野球の地元(出身地)応援のメンタリティと同じ感じになります。

日本はどういう訳か盛んな野球でも、大学に行くと地域主義が消えてしまいます。人々の関心は東京の6大学野球で、あれほど高校野球で地域主義が出ていた人々の関心もばったり消えます。

アメリカでは国が広いため、高校の各スポーツの大会は州の大会までで、いわいる全国大会はありません。その代わり大学になると全米単位で競い合います。これに上記の地域志向、ぉらが国のチーム応援意識に火がつきます。

プロスポーツも地域密着でフランチャイズをもって運営していますが、不思議な事にこの地域主義に関しては、大学スポーツには負けています。プロも各競技30数チームずつ持って日本よりはるかにチーム数は多いのですが、それでも全米50余州。全てはカバーできません。このKentuckyには各競技メジャー球団は有りません。

それに引き換え大学は、各州に大きな大学だけでも少なくとも2~3大学はあり全国をカバーしています。

当方会社にLeeという地元出身の人がいます。彼は地元から少し離れたUniversity of Kentucky (UK)の大ファンです。UKのチームカラーはBlue。先日報告のチームグッズ(T-shirt,マグカップ等)はBlueを基調にしています。スタジアムでの声援も“Go Blue!”となります。

彼はシーズンになると毎日試合結果に一喜一憂。勿論彼のジャンバー(こちらの人はジャージーと呼びますが)等は青色UKグッズ。会社の人々は、「Leeの身体を切るとBlueの血が出てくるぜ」と言って冷やかしています。

アメリカではT-shirt一つでも何を着ていくか楽しみがあります。

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ウェストサイズと股下丈の問い合わせにお返事いただきましてありがとうございました。超小柄な父に合うサイズを探してましたおかげでぴったりサイズを購入できてよかったです。・笑いの金メダル 最終回・USA放浪記 75 ニュージャージー州・TVチャンピオン  クリス
2007/07/25(水) 17:18:10 | ジャージーを極める