アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
スポーツ大国の“アメリカ人”によるサッカー界への提言-----得点ルールの変革でスリリングな試合を
こちらアメリカでは秋も深まり、スポーツ界ではFootballが中盤の佳境を迎え、Basketball がシーズン開幕のカウントダウンが聞こえるようになりました。スタジアム観戦にしろ、テレビ観戦にしろこの二つのスポーツは多くのファンを集めています。

当方もアメリカ生活20年超。すっかりこの二大スポーツの魅力のとりこになっています。この二大スポーツの魅力は、なんと言っても終盤のどんでん返し。最後の数秒まで息をつけない試合が多い事です。これは、得点ルールが絶妙に作られておりこれが大いに寄与している事からきているようです。

翻ってみると、サッカーもドーハの悲劇等どんでん返しはありましたが、それは主としてリーグの勝ち抜きに関するもので、一つの試合の中でのそれは、FootballやBasketballの比ではないようです。

本日はアメリカ生活20年超で、これらのスポーツに魅了されている“アメリカ人”の当方が、サッカーとの比較をしながら、サッカー界への提言をしたいと思います。



各競技のの得点制度とスリリング度

ご存知の様に、これらの得点制度は以下の様になっています。

Football

タッチダウン       6点
エキストラポイント    1点
2点コンバージョン    2点
フィールドゴール     3点
セイフティ         2点

Basketball

フィールドゴール     2点
3点フィールドゴール   3点
フリースロー       1点

Soccer
ゴール           1点
PK             1点
自殺点           1点

これらの得点ルールにより、FootballやBasketballでは得点の加算のされ方が1点刻みではなく、2~8点刻みとなり終盤のどんでん返しに大いに寄与しています。

Footballでは、通常の得点がタッチダウンとその後のエキストラポイントで計7点ですので、6点差までは十分逆転圏内です。このタッチダウンをめぐって試合終了まで目が離せませんし、実際試合終了間際に逆転した例がたくさんあります(タッチダウン+2点コンバージョンの計8点は、リスクがあるので同点狙い以外はあまり実施しません。しかしこれまたこれの選択の時には手に汗を握ります)。

又、Basketballでは、3点のフィールドゴールがあり、実力均衡のチームの場合大抵1~2点差で終盤までもつれるので、これまた試合終了前に試合が逆転する例が山とあります。

サッカーでも試合終盤の1点に手を汗を握るケースがありますが、それはその単独の試合での逆転のケースはまれで、最後の1点で勝ち点や得失点差が動き、リーグ(ワールドカップではグループリーグ、国内リーグでは当該リーグ)での順位が逆転するケースが大部分です。

それはそれで興奮するものですが、試合毎の勝ち負けの興奮度ではFootballやBasketballにはかないません。

サッカー界への提言

サッカーを毎試合の興奮度をFootballやBasketballに近づける為に、その得点ルールを以下の様に変更する事を提言します。

ゴール(ペナルティエリア外から)         3点
ゴール(ペナルティエリア内から)         2点
PK                           1点
自殺点                        1点

前提として、現在守備側に甘いPKを辛くして、もう少しPKの点を多く与えても良いかと思います。これであれば、現在のBasketballと同じ様な、スリリングな終盤を楽しむ事ができると思います。

試合終盤の2点差でも、ペナルティエリア外側からのミドルシュート3点で逆転可能です。守備側も1点ならまだ勝利を握れますので、ペナルティエリア内であればPK献上で2点防いで1点に抑えるという作戦の妙も発揮できます(意図的に反則をして被害拡大を抑えるというのは、FootballやBasketballでは一つの作戦となっています)。

又、試合中盤でもペナルティエリア外側からのシュートが3点になりますので、どんどんシュートを打ち合う積極的な試合になりますし、それをさせじとバックが前のめりになったところに、ゴール前のバスがどんどん通り出して得点が多くなる、という効果も出てきます。

サッカー界もこれを導入する事により、多くの試合の様に引き分け狙いの退屈な試合というものは、激減するようになると思います。


サッカーのルールは、数十年大きな変更は無い様です。1950年代のペレの黄金時代の試合から、現在のメッシ試合まで同じ基準で評価比較できるのは素晴らしい事です。しかし、ルールの改訂を躊躇せずに(Basketballの3点フィールドゴール等)現在の人気を築いているFootballとBasketballを見習って、サッカー界も変革してもらいたいと思います。






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